- 2歳の女児。繰り返す尿路感染の精査のため来院した。1歳5か月ころから時々高熱をきたし、近医で尿路感染症の診断で保存的治療を統けている。排尿時膀胱尿道造影写真を以下に示す。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 58歳の男性。動悸と息切れとを主訴に近医から紹介されて入院した。43歳時の定期健康診断で尿糖を指摘され、その後も度々専門医を受診するよう勧められていたが、自覚症状がなく放置していた。1週前の忘年会後から浮腫が増強し、呼吸も苦しくなってきた。身長167cm、体重76kg。脈拍92/分、整。血圧176/112mmHg。尿所見:蛋白3+、糖3+、ケトン体(-)、潜血(-)。Ht21%。血清生化学所見:血糖350mg/dl、HbA1c8.8%(基準4.3~5.8)、アルブミン2.3g/dl、尿素窒素98mg/dl、クレアチニン6.5mg/dl、Na136mEq/l、K7.0mEq/l、Cl106mEq/l。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.26、PaO2 80Torr、PaCO2 28Torr、HCO3- 12mEq/l。胸部エックス線写真で両側に胸水の貯留を認める。まず行うべき処置はどれか。
- a. 経口糖尿病薬の開始
- b. 重炭酸ナトリウムの静注
- c. 洗浄赤血球の輸血
- d. 血漿製剤の輸液
- e. 血液透析
[正答]
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[★]
- 22歳の女性。未婚、未経妊。3か月前から軽度の下腹部痛があり来院した。月経は28日型、整。左下腹部に軟らかい腫瘤を触れる。双合診で右付属語は鶏卵大、左付属器は手拳大に腫大している。CA125 33U/ml(基準35以下)、CA19-9 45U/ml(基準37以下)。骨盤部MRIのT1強調像、T2強調像および脂肪抑制T1強調像を以下に示す。
- a. GnRHアゴニスト投与
- b. 腫瘍穿刺
- c. 両側卵巣楔状切除術
- d. 両側卵巣嚢腫切除術
- e. 両側付属器摘出術
[正答]
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