- 5歳の男児。難治性の白血病に罹患し、骨髄移植の適応がある。患児の兄をドナーとして骨髄移植を行う予定である。骨髄移植のために必要でないのはどれか。
- a. GVHDの予防
- b. ドナーとの血液型の一致
- c. 残存白血病細胞の根絶
- d. 日和見感染の予防
- e. 無菌室での患者管理
[正答]
※国試ナビ4※ [096I039]←[国試_096]→[096I041]
★リンクテーブル★
[★]
- 30歳の女性。1か月前に無痛性の右頚部腫瘤に気付き、次第に増大するため来院した。3か月前から全身倦怠感と寝汗とがあり、体重が2kg減少した。身長148cm、体重45kg。右側頚部に約3cm大の腫瘤を触知する。心肺に異常所見はなく、腹部で肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球354万、Hb 10.3g/dl、白血球4,200(好中球66%、好酸球8%、単球6%、リンパ球20%)、血小板16万。血清生化学所見は正常。ガリウムシンチグラムで腹部と骨盤部とに異常集積を認めない。胸部エックス線写真、頭部と胸部との造影CT及び頚部リンパ節生検組織H-E染色標本を以下に示す。この患者の治療法で適切なのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [096I040]←[国試_096]→[096I042]
[★]
- 56歳の女性。左副腎腫瘍に対し、全身麻酔下に鏡視下摘出術が施行された。身長158cm、体重48kg。手術終了前から最高気道内圧が15cmH2Oから25cmH2Oに上昇したが、麻酔からの覚醒は十分で気管チューブを抜管した。回復室へ到着したとき、強い呼吸困難を訴えた。呼吸数26/分。脈拍92/分、整。血圧74/54mmHg。パルスオキシメータ表示85%。胸部聴診では右肺の呼吸音は清で、左肺の呼吸音は聴取されない。打診上左胸部に鼓音を認める。直ちに行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096I038]←[国試_096]→[096I040]