- 30歳の女性。0経妊。妊娠を希望し、相談のため来院した。飲酒の習慣はないが、1日に15~20本の喫煙を10年間続けている。家族歴と既往歴とに特記すべきことはない。この女性の妊娠で発生のリスクが高いのはどれか。
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 42歳の男性。職場の定期健康診断を受けに来た。身長165cm、体重67kg。血圧148/82 mmHg。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血清生化学所見:空腹時血糖108 mg/dl、総コレステロール260 mg/dl、トリグリセライド140mg/dl(基準50~130)、AST(GOT)40単位(基準40以下)、ALT(GPT)30単位(基準35以下)、γーGTP46単位(基準8~50)。胸部エックス線写真と心電図とには異常を認めない。この男性に、運動と食事とによる糖尿病児症予防の介入研究に同意を得て参加してもらうことになった。研究遂行上必要性が低いのはどれか。
- a. 家族歴の調査
- b. ブドウ糖負荷試験(OGTT)
- c. 筋力検査
- d. 身体活動度調査
- e. 食事摂取量調査
[正答]
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[★]
- 5歳の男児。走るのが遅く、転びやすいことを主訴に来院した。周産期に異常はなく、歩行開始は1歳7か月であった。両側腓腹筋の仮性肥大がみられる。血清生化学所見:LDH1,500単位(基準176~353)、CK2,500単位(基準10~40)、乳酸10mg/dl(基準5~20)。生検筋の免疫組織化学染色でジストロフィンが染色されなかった。次子が患児と同一疾患である確率はどれか。
- a. 1/8
- b. 1/4
- c. 1/3
- d. 1/2
- e. 1/1
[正答]
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