- 生後47日の乳児。黄疸を主訴に来院した。日齢4から黄疸が出現し、1か月健康診査でも黄疸を指摘された。母乳栄養で、哺乳は良好である。灰白色便が見られる。血清生化学所見:総ビリルビン12.5mg/dl、直接ビリルビン6、7mg/dl、AST(GOT)244単位(基準40以下)、ALT(GPT)136単位(基準35以下)。
- この患児で欠乏するのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 48歳の男性。昨夕から持続する上腹部痛と意識混濁とのため救急車で搬入された。25歳から飲酒を開始し、最近は毎日焼酎を4合以上飲んでいた。傾眠状態。皮膚に黄疸がある。圧確のある硬い肝を右肋骨弓下に4cm触知する。血液所見:赤血球365万、Hb13.5g/dl、白血球12,000、血小板12万。血清生化学所見:総蛋白6.5g/dl、アルブミン3.1g/dl、総ビリルビン4.5mg/dl、AST(GOT)250単位(基準40以下)、ALT(GPT)110単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ570単位(基準260以下)、γ-GTP350単位(基準8~50)。診断確定のため肝生検を行った。この疾患の肝組織所見で特徴的なのはどれか。
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
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[★]
- 39歳の男性。朝食前に強いめまいがあり来院した。
- 6か月前から食事前になると動悸とめまいとを感じていた。最近、食欲は亢進気味で肥満の傾向がある。
- 身長165cm、体重70kg。眼瞼結膜に貧血を認めない。血液所見:赤血球445万、Hb14.5g/dl、Ht43%、白血球6,300、血小板21万。
- 血清生化学所見:空腹時血糖46mg/dl、総蛋白7.4g/dl、アルブミン4.5g/dl、AST(GOT)118単位(基準40以下)、ALT(GPT)35単位(基準35以下)。
- 免疫学所見:AFP11ng/ml(基準20以下)、CEA1.6ng/ml(基準5以下)、CA19-9 6U/ml (基準37以下)。腹腔動脈造影写真を以下に示す。
[正答]
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