- 48歳の男性。昨夕から持続する上腹部痛と意識混濁とのため救急車で搬入された。25歳から飲酒を開始し、最近は毎日焼酎を4合以上飲んでいた。傾眠状態。皮膚に黄疸がある。圧確のある硬い肝を右肋骨弓下に4cm触知する。血液所見:赤血球365万、Hb13.5g/dl、白血球12,000、血小板12万。血清生化学所見:総蛋白6.5g/dl、アルブミン3.1g/dl、総ビリルビン4.5mg/dl、AST(GOT)250単位(基準40以下)、ALT(GPT)110単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ570単位(基準260以下)、γ-GTP350単位(基準8~50)。診断確定のため肝生検を行った。この疾患の肝組織所見で特徴的なのはどれか。
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
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[★]
- 26歳の女性。皮膚の黄染を主訴に来院した。3日前に37.6℃の発熱、全身倦怠感および食思不振が出現し、尿が褐色.になった。今朝、皮膚の黄染に気付いた。この6か月性的接触はない。飲酒暦はない。皮膚と眼球結膜とに黄染を認める。肝を右肋骨弓下に3cm触知する。血清生化学所見:総ビリルビン6.2mg/dl、直接ビリルビン4.8mg/dl、ASTくGOD720単位(基準40以下)、AIJくGP乃960単位(基準35以下)。免疫学所見:lgMそ1A抗体陽性、HBs抗原陰性、HCV抗体陰性。この疾患で正しいのはどれか。
- a. 垂直感染する。
- b. 主に血液を介して感染する。
- c. 慢性化しない。
- d. 劇症化しない。
- e. 肝癌が高頻度に発生する。
[正答]
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- 生後47日の乳児。黄疸を主訴に来院した。日齢4から黄疸が出現し、1か月健康診査でも黄疸を指摘された。母乳栄養で、哺乳は良好である。灰白色便が見られる。血清生化学所見:総ビリルビン12.5mg/dl、直接ビリルビン6、7mg/dl、AST(GOT)244単位(基準40以下)、ALT(GPT)136単位(基準35以下)。
- この患児で欠乏するのはどれか。
[正答]
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