- 42歳の女性。2日前から発熱と膿性痰とがあり来院した。10年前から咳嗽と喀痰とを認め、2年前から労作時の息切れが出現した。小児期から慢性副鼻腔炎がある。体温37.8℃。脈拍82/分、整。全肺野にfine crackles (捻髪音)を聴取する。白血球12,500(桿状核好中球8%、分葉核好中球66%、好酸球2%、単球2%、リンパ球22%)。CRP10.2mg/dl(基準0.3以下)。呼吸機能検査:%VC 88%、FEV1.0% 62%。胸部エックス線写真では全肺野にびまん性粒状影を認める。予想される起因菌はどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 35歳の女性。労作時呼吸困難を主訴に来院した。2年前から咳に気付き、最近息切れが増強している。
- 身長154cm、体重48kg。脈拍82/分、整。心雑音はない。下肺野にfine crackles(捻髪音)を聴取する。
- 血液所見:赤血球330万、Hb11.0g/dl、白血球6,300。
- 血清生化学所見:総蛋白6.4g/dl、アルブミン4.2g/dl、LDH440単位(基準176~353)。
- 免疫学所見:CRP0.2mg/dl(基準0.3以下)、リウマトイド因子陰性、抗核抗体陰性。
- 胸部エックス線写真、胸部CT及び開胸肺生検組織のH-E染色標本を以下に示す。
- この疾患で誤っているのはどれか。
- a. 女性に多い。
- b. 再発性気胸が多い。
- c. 乳び胸が多い。
- d. 閉塞性換気障害がある。
- e. 全肺気量が低下する。
[正答]
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[★]
- 39歳の女性。2週前から発熱、息切れ及び膿性痰があり、次第に増悪したため来院した。18歳ころから咳嗽と喀痰とがあった。時々血痰と発熱とがあり、その都度、近医で治療をうけていた。体温37.2℃。呼吸数20/分。血圧102/80mmHg。両側下肺野にcoarse crackles(水泡音)を聴取する。血液所見:赤血球410万、Hb 12.1g/dl、白血球14,800、血小板42万。CRP4.8mg/dl(基準0.3以下)。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH 7.39、PaO2 55Torr、PaCO2 46Torr。胸部エックス線写真と胸部単純CTとを以下に示す。考えられるのはどれか。
[正答]
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