- 26歳の初産婦。妊娠39週で陣痛が発来し入院した。定期的な妊婦健康診査で異常は指摘されていない。14時間経過後の内診所見で、児頭は屈曲しており、矢状縫合は骨盤の前後径に一致し、子宮口は全開大していた。胎児心拍数陣痛図に異常は認められない。この時点で適切なのはどれか。
- (1) 児頭の最大径で出ロ部を通過させる。
- (2) 第2回旋の終了を待つ。
- (3) 泉門の位置を確認する。
- (4) 児頭をゆっくり娩出させる。
- (5) 子宮底を圧迫する。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [095C027]←[国試_095]→[095C029]
★リンクテーブル★
[★]
- 24歳の初産婦。妊娠39週に自然陣痛が発来し入院した。妊娠経過中に異常は指摘されていない。入院後の臨床経過は順調で子宮ロ全開大後約1時間半で経膣分娩した。新生児出生時体重は2,980gで外見上異常はなかったが、1分後のApgarスコアは4点であった。
- その後、酸素投与のみで5分後のApgarスコアは9点となった。分娩直前の胎児心拍数陣痛図を以下に示す。
- 分娩直後、第1啼泣前に採られた臍帯動脈血の酸塩基平衡で最も考えられるのはどれか。
[正答]
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[★]
- 65歳の男性。朝起きたら左のまぶたが挙がらないと言って来院した。複視を訴える。意識は清明。左眼瞼下垂、左瞳孔散大および左眼の外転位を認める。顔面の感覚は正常。この患者で考えられるのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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