- 30歳、1回経産の妊婦。月経は45-60 日型。初産は正常分娩で、児の出生体重は3,450gであった。最終月経は昨年の3月24日から5日間、つわりは昨年6月初めから約1力月あったが、今年1月14日に、まだ陣痛が発来しないため来院した。子宮底長32cm、腹囲99cm、児心音12-11-12。外子宮口は1cm開大しているが、頚管は固く2.5cm残存している。児頭は浮動し、BPDは85mm。尿中エストリオール25mg/day、血中hPL10ug/ml。
- 適切なのはどれか
- a. 帝王切開を行う
- b. プロスタグランジンE2の経口投与により陣痛誘発を行う
- c. オキシトシンの点滴静注により陣痛誘発を行う
- d. デヒドロエピアンドロステロンサルフェイトにより頚管の熟化を図る
- e. 経過を観察する
[正答]
E
- 月経周期が30日型から外れるときは最終月経による妊娠週数の推定はうまくいかない
- 子宮底長、つわり、などから妊娠週数を推定する