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- hairy tongue
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-毛舌
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/10/01 15:54:42」(JST)
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黒毛舌 |
分類及び外部参照情報 |
黒毛舌の一例
|
ICD-10 |
K14.3 |
ICD-9 |
529.3 |
DiseasesDB |
31923 |
eMedicine |
derm/639 |
プロジェクト:病気/Portal:医学と医療 |
テンプレートを表示 |
毛舌(もうぜつ)とは、一般的に真菌感染を多く含み、細菌層の変化とそれによる色素沈着が伴って発症すると考えられる。
組織学的には、舌の糸状乳頭は強く角化し、その角化層に表面や内部に多くの細菌塊が見られる。基底細胞の増殖傾向はない。上皮下組織には、軽度炎症性細胞浸潤が見られる。沈着する色により 白毛舌 、黒毛舌と呼ばれる。黒毛舌は抗生物質の使用などによる菌交代減少の結果起こることが多い。
頻度[編集]
有病率は、Celisらの1966年の調査では14才~83才で5.4%、Mikkonenの1982年の調査では17才~35才で10.6%だった。日本人においては東北大学の1989年の調査で129例中の19.4%にみられ、そのすべてが白毛舌だった[1]。
脚注[編集]
- ^ 高橋紀子・島田義弘「定期歯科検診で検出された某高専校学生における舌疾患の有病状況」、『東北大学歯学雑誌』第8巻第1号、東北大学歯学会、宮城県仙台市、1989年6月、 19-27頁、 ISSN 0287-3915、2009年2月15日閲覧。
関連項目[編集]
- 舌/溝状舌/地図状舌/正中菱形舌炎/舌小帯短縮症
- 真菌
- 口腔病理学/病理学
- 口腔細菌学/細菌学/真菌学
- 口腔外科学/外科学
- 歯科医師/医師
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 口腔粘膜疾患治療用超音波チップの振動モード解析と試作
- 青柳 学,村上 有二
- 電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波 111(311), 5-9, 2011-11-17
- … 口腔カンジダ症や黒毛舌などの口腔粘膜疾患の治療には超音波チップによる偽膜,舌毛の除去が有効であることが臨床的に実証されている.使用した超音波治療器具は歯科治療用超音波スケーラチップの形状をスプーン状に加工したものである.しかし,このチップ形状が口内粘膜疾患治療に有効である理由や振動系に与える影響が不明であった.また,振動系の変化のため,超音波治療装置での励振レベルの低下が生じた.した …
- NAID 110009465576
- 口腔粘膜疾患治療用超音波チップの振動モード解析と試作
Related Links
- 黒毛舌 黒毛舌とは 舌の糸状乳頭が角質増生により著しく延長し、舌に毛が生えたように見える状態を毛舌といいます。 それらはしばしば着色を伴い、その多くは黒色で、このようなものを黒毛舌といいます。 原因と誘因
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舌の神経支配
舌体 |[有郭乳頭] 舌根
前2/3 | ▼[分界稜] 後1/3
| ▼
感覚神経(特殊) 顔面神経(CN VII)| 舌咽神経(CN IX )、最後方は迷走神経(CN X)
感覚神経(一般) 三叉神経(CN V )| 舌咽神経(CN IX )、最後方は迷走神経(CN X)
運動神経 舌下神経(CN XII)| 舌下神経(CN XII)
発生学的起源 第一鰓弓 第二・三・鰓弓+四鰓弓の一部
機能
臨床関連
- BAT. 279 IMD.74
参考
- http://www.linkclub.or.jp/~entkasai/zetu-1.html
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- hairy tongue
- 関
- 黒毛舌
- 抗生物質やステロイド剤の長期使用による口腔内菌の交代現象で舌の糸状乳頭が増えた状態