- 英
- norethisterone acetate
- 関
- ノルエチステロン
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Japanese Journal
- アノブラール(酢酸ノルエチステロン,エチニルエストラジオール合剤)によると思われる巨細胞性肝炎の1例
- 外山 久太郎,新関 寛,為近 義夫,三井 久三,広門 一孝,柴田 久雄,岡部 治弥,矢島 太郎,奥平 雅彦
- 肝臓 15(6), 386-393, 1974
- 症例は33歳の女性で,経口避妊薬(Anovlar)を服用したところ,第2サイクルの終了間際に嘔気,全身倦怠感,〓痒感が出現してきたため当院を受診し,黄疸と肝障害を指摘されて入院した.第35病日の肝生検の結果得られた病理組織標本では,胆汁うっ滞像,spotty necrosisに加えて本例に特異的所見である多核巨細胞が多数みられた.巨細胞はしばしば乳児肝炎の特徴像としてみられ,成人ではまれとされてい …
- NAID 130000871884
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
メノエイドコンビパッチ
組成
成分・含量
エストラジオール 0.62mg
酢酸ノルエチステロン 2.70mg
====添加物
(エストラジオール,酢酸ノルエチステロンを含む粘着層中の添加物)====
- アクリル酸2-エチルヘキシル・アクリル酸2-ヒドロキシエチル・酢酸ビニル・メタクリル酸グリシジル共重合体,オレイン酸,ジプロピレングリコール,シリコン樹脂,ポビドン
禁忌
- エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば,乳癌,子宮内膜癌)及びその疑いのある患者
[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある.]
[子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合があるため.]
[乳癌が再発することがある.]
- 血栓性静脈炎や肺塞栓症のある患者又はその既往歴のある患者
[エストロゲンは凝固因子を増加させ,血栓形成傾向を促進するとの報告がある.]
- 動脈性の血栓塞栓疾患(例えば,冠動脈性心疾患,脳卒中)又はその既往歴のある患者(「その他の注意」の項参照)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳婦(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)
- 重篤な肝障害のある患者
[代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため,症状が増悪することがある.]
[出血が子宮内膜癌による場合は,癌の悪化あるいは顕性化を促すことがある.]
効能または効果
- 更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う血管運動神経系症状(Hot flush及び発汗)
- 通常,成人に対し,メノエイドコンビパッチ1枚を3〜4日ごとに1回(週2回)下腹部に貼付する.
慎重投与
[子宮筋腫の発育を促進するおそれがある.]
[症状が増悪するおそれがある.]
- 乳癌家族素因が強い患者,乳房結節のある患者,乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者
[症状が増悪するおそれがある.]
- 高血圧,心疾患,腎疾患のある患者又はその既往歴のある患者
[体液貯留をきたし,これらの疾患を悪化させるおそれがある.]
[耐糖能を低下させるおそれがあるので十分管理を行いながら使用すること.]
[症状が増悪するおそれがある.]
[症状が増悪するおそれがある.]
[血液凝固能が亢進され,心血管系の副作用の危険性が高くなることがある.]
[症状が増悪するおそれがある.]
重大な副作用
アナフィラキシー(頻度不明)
- アナフィラキシーがあらわれることがあるので,観察を十分に行い,呼吸困難,血圧低下等の異常が認められた場合には使用を中止し,適切な処置を行うこと.
静脈血栓塞栓症,血栓性静脈炎(頻度不明)
- 静脈血栓塞栓症,血栓性静脈炎があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には使用を中止し,適切な処置を行うこと.
薬効薬理
薬理作用
卵巣摘出サルにエストラジオール50μg/日相当を4週間経皮投与すると,子宮内膜は卵胞期(増殖期)に類似した組織像に変化したが,エストラジオール50μg/日相当及び酢酸ノルエチステロン140μg/日相当を4週間経皮あるいは皮下投与すると,子宮内膜は黄体ホルモン作用に基づく黄体期又は妊娠期に類似した組織像に変化した.
作用機序
- 卵巣機能の急激な低下に伴うエストロゲンの欠乏により,Hot flush,発汗等の血管運動神経系症状が引き起こされる.エストロゲンの補充によりこれらの症状は軽減するが,エストロゲンの子宮内膜に対する増殖刺激を抑制するために,黄体ホルモン剤の併用投与が行われている.
本剤は,エストラジオールと黄体ホルモンである酢酸ノルエチステロンを経皮的に直接全身循環へ供給し,エストラジオール及びノルエチステロンの血中濃度を持続的に維持させることによって,Hot flushや発汗の症状を軽減させるとともに,エストロゲンによる子宮内膜の増殖性変化を抑制させる.
有効成分に関する理化学的知見
分子量
融 点
旋光度
- [α]20D:−32〜−38゜(乾燥後,0.2g,1,4-ジオキサン,10mL,100mm)
性 状
- 白色〜微黄白色の結晶又は結晶性の粉末で,においはない.メタノール,アセトン,クロロホルム,1,4-ジオキサン又はテトラヒドロフランに溶けやすく,エタノール(95)又はジエチルエーテルにやや溶けやすく,水にほとんど溶けない.
★リンクテーブル★
[★]
エストラジオール、酢酸ノルエチステロン(ノルエチステロン)
[★]
- 英
- norethisterone、norethisterone acetate
- ラ
- norethisteronum
- 同
- ノルエチンドロン norethindrone
- 商
- オーソ777-21、オーソM-21、シンフェーズT28、ソフィアA配合、ソフィアC配合、ノアルテン、ビホープA、プリモルトN、メノエイドコンビ、ルナベル配合
- 関
[★]
- 英
- acetic acid acetate
- ラ
- acidum aceticum
- 関
- カルボン酸
[★]
- 英
- acid
- 関
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