- 英
- cytoplasmic matrix
- 関
- サイトゾル
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/06/21 12:28:57」(JST)
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典型的な動物細胞の模式図: (1) 核小体(仁)、(2) 細胞核、(3) リボソーム、(4) 小胞、(5) 粗面小胞体、(6) ゴルジ体、(7) 微小管、(8) 滑面小胞体、(9) ミトコンドリア、(10) 液胞、(11)
細胞質基質、(12) リソソーム、(13) 中心体
細胞質基質(さいぼうしつきしつ)とは細胞内の部分の呼称で、細胞質から細胞内小器官を除いた部分のことである。細胞質ゾル、サイトゾル, シトソール (cytosol) あるいは細胞礎質とも呼ばれる。古くは透明質、可溶性部分などと呼ばれたこともあるが、その後の分析技術の向上により、これらの部分にもさまざまな構造や機能が認められたため、この呼称の利用には問題がある。
遠心分画法で上清画分に回収される流動性の成分からなり、可溶性のタンパク質やリソソーム等が含まれている。
基本的には水を溶媒とし、酵素蛋白質をおもな分散質とし(細胞質基質は20〜30%の蛋白質を含む)、アミノ酸、脂肪酸などの各種有機酸、糖、核酸塩基、各種タンパク質を溶質あるいは低分子分散質として含む、複雑なコロイドとなっている。
細胞内部の流体として、(主に細胞骨格の働きにより)原形質流動を起こし、細胞内の各種物質の移動、細胞内小器官の配置、細胞間で伝達される信号の細胞内での転送の場となっている。
原核細胞ではほとんどあらゆる生化学反応が細胞質基質中で行われるが、真核細胞では特定の機能に特化した細胞内小器官が大規模な反応の舞台となっているため、細胞質基質はどちらかと言えば細胞の基礎的な代謝機能の場となっている。
- 糖代謝(解糖系、ペントースリン酸経路)
- 糖新生
- 脂肪酸のβ酸化
- 脂肪酸合成
- アミノ酸の合成と代謝
- ヌクレオチド合成
- タンパク質合成
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- エチレン処理されたウンシュウミカン (Citrus unshiu Marc.) 果実の脱緑 : エチレン誘導可溶性クロロフィラーゼ
- 東 理恵,倉田 裕文,足立 勝,下川 敬之
- 園芸学会雑誌 68(3), 558-562, 1999-05-15
- … エチレンが可溶性クロロフィラーゼ酵素の合成を誘導することにより果皮の脱緑を促進することを示唆した.さらに, エチレン処理ウンシュウミカン果皮での可溶性クロロフィラーゼ活性の制御過程には, 細胞質基質でのde novoタンパク質合成とクロロプラスト依存のタンパク質合成が重要であることが示唆された.可溶性クロロフィラーゼは, エチレン処理したウンシュウミカン果皮のアセトンパウダーより, ハイドロフ …
- NAID 110001816250
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★リンクテーブル★
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- 英
- cytosol
- 同
- 細胞質ゾル、細胞質基質 cytoplasmic matrix、シトゾル
- 関
- 原形質
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- 英
- cytoplasm
- ラ
- cytoplasma
- 同
- 細胞形質
- 関
- 原形質
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- 英
- substrate(酵素学), stroma(組織学・病理学), ground substance
- ラ
- substantia fundamentalis
- 関
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- 英
- cell
- ラ
- cellula
- 関
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- 英
- quality
- 関
- 品質