- 英
 
- [[]]
 
- 同
 
- ammonium sulfate
 
- 関
 
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- 同
 
- ammonium sulfate
 
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/08/25 01:10:05」(JST)
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| 硫酸アンモニウム | 
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| 識別情報 | 
| CAS登録番号 | 
7783-20-2  | 
| ChemSpider | 
22944  | 
| UNII | 
SU46BAM238  | 
| KEGG | 
D08853 | 
| 
 | 
- InChI=1S/2H3N.H2O4S/c;;1-5(2,3)4/h2*1H3;(H2,1,2,3,4) 
 
Key: BFNBIHQBYMNNAN-UHFFFAOYSA-N 
 
InChI=1/2H3N.H2O4S/c;;1-5(2,3)4/h2*1H3;(H2,1,2,3,4) 
 
Key: BFNBIHQBYMNNAN-UHFFFAOYAI 
 
 
 | 
| 特性 | 
| 化学式 | 
(NH4)2SO4 | 
| モル質量 | 
132.14 g/mol | 
| 外観 | 
白色の吸湿性の結晶または顆粒 | 
| 密度 | 
1.769 g/cm3 (20 °C) | 
| 融点 | 
 235-280 °C, 508-553 K, 455-536 °F (分解) 
 | 
| 水への溶解度 | 
70.6 g/100 mL (0 °C) 
74.4 g/100 mL (20 °C) 
 
103.8 g/100 mL (100 °C)[1] | 
| 溶解度 | 
アセトン、アルコール、エーテルに不溶 | 
| 臨界相対湿度 | 
79.2% (30 °C) | 
| 危険性 | 
| EU Index | 
記載なし | 
| 引火点 | 
不燃性 | 
| 半数致死量 LD50 | 
2840 mg/kg, 鼠 (経口) | 
| 関連する物質 | 
| その他の陰イオン | 
アンモニウムチオ硫酸 
亜硫酸アンモニウム 
硫酸水素アンモニウム 
 
過硫酸アンモニウム | 
| その他の陽イオン | 
硫酸ナトリウム 
硫酸カリウム | 
| 関連物質 | 
硫酸アンモニウム鉄(II) | 
| 特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。 | 
硫酸アンモニウム(りゅうさんアンモニウム、英: ammonium sulfate)は硫酸のアンモニウム塩で、化学式 (NH4)2SO4 で表される化合物。硫安とも呼ばれる。
無色の結晶で、水に易溶。空気中で熱すると 120 °Cで分解を始め 357 °C でアンモニアを放って融解する。
代表的な窒素肥料の1つ。即効性であるが、窒素分が吸収された後に硫酸イオンが遊離硫酸や硫酸カルシウムとして残り土壌は酸性化するため、現在では尿素の方が使用量が多い。硫酸は原料のアンモニア供給源の違いにより合成硫安、回収硫安、副生硫安に分けられる。合成硫安は合成アンモニアと硫酸との中和で得られるもので、最も一般的である。
硫安は、スキー場などでスノーセメントとしてシャーベット状の雪を固めるために使われることもある。
生化学では、タンパク質を沈殿させるために用いられる(硫安分画:塩析)
石膏や亜硫酸ガスを利用して合成されるものもある。回収硫安はナイロン原料のカプロラクタム製造の際の廃液などから回収されるものである。副生硫安は製鉄所などでの石炭乾留に際して副生するアンモニアを硫酸に吸収させて得られるもので、生産量は少ない。
硫酸アンモニウムの2008年度日本国内生産量は 1,412,414 t、消費量は 21,246 t である。副生硫安の2008年度日本国内生産量は 286,466 t である[2]。
参考文献[編集]
- ^ Handbook of Chemistry and Physics
 
- ^ 化学工業統計月報 - 経済産業省
 
 
関連項目[編集]
- 酸性肥料
 
- 石灰窒素
 
- 堆肥
 
- 窒素肥料
 
- 硝酸アンモニウム
 
| 
アンモニウムの化合物 | 
 
 | 
 
| 二元化合物 | 
 NH4Br · NH4Cl · NH4F · NH4I · NH4I3 · NH4N3 · (NH4)2S · (NH4)2Se 
 | 
 
 | 
 
| 三元化合物 | 
 (NH4)3AlF6 · (NH4)3AsO4 · NH4BF4 · NH4BrO3 · NH4BrO4 · NH4ClO3 · NH4ClO4 · NH4CN · (NH4)2CO3 · (NH4)2C2O4 · (NH4)2CrO4 · (NH4)2Cr2O7 · NH4HF2 · NH4HS · NH4IO3 · NH4IO4 · NH4MnO4 · (NH4)2MoO4 · NH4NO2 · NH4NO3 · NH4PF6 · (NH4)2[PtCl4] · (NH4)2[PtCl6] · (NH4)3PO4 · NH4ReO4 · (NH4)2RuO4 · (NH4)2SeO4 · (NH4)2SiF6 · (NH4)2SO3 · (NH4)2SO4 · (NH4)2S2O3 · (NH4)2S2O8 · NH4TcO4 · (NH4)2TeO4 · NH4VO3 · (NH4)2WO4 
 | 
 
 | 
 
| 四元・五元化合物 | 
 CH3COONH4 · HCOONH4 · NH4HCO3 · NH4H2PO4 · (NH4)2HPO4 · NH4HSeO4 · NH4HSO3 · NH4HSO4 · NH4OCN · NH4SCN · NH4SO3NH2 
 | 
 
 | 
 
| 窒素の化合物 - アンモニウムの化合物 | 
 
 
 | 
 
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Japanese Journal
- Estimation of contribution of nitrogen fixation in sugarcane (Saccharum officinarum L.) plants with 15N dilution method in relation to nitrogen supply period.
 
- Hiyama Takahiro,Momose Atsushi,Nishimura Keiko,Ishizaki Noriko,Ishikawa Shinji,Yamamoto Misaki,Hung Ngyuen Van Phi,Chamaiporn Anuwong,Ruamrungsri Soraya,Ohtake Norikuni,Sueyoshi Kuni,Ohyama Takuji,飛山 隆洋,百瀬 篤志,西村 圭子,石崎 記子,石川 伸二,山本 美祥,大竹 憲邦,末吉 邦,大山 卓爾
 
- 新潟大学農学部研究報告 66(1), 11-19, 2013-10
 
- … 1) N0区: 無窒素培養液のみ供与、 2) N100: 15N標識の硫酸アンモニウム水溶液(100mgN)を週1回ポットに添加、3) N100N0: 移植から移植後6週目まで、15N標識の硫酸アンモニウム水溶液(100mgN)を週1回ポットに添加し、その後無窒素栽培した。 …
 
- NAID 120005345541
 
- ニホンナシの樹体ジョイント仕立てにおける樹体間の窒素移行
 
- 井上 博道,梅宮 善章,弦間 洋 [他],関 達哉,柴田 健一郎
 
- 日本土壌肥料學雜誌 83(6), 658-663, 2012-12-05
 
- 樹と樹を接ぎ木によりつなげ直線状の主枝を形成するニホンナシのジョイント仕立てにおいて,樹体間の窒素の移行について検討した.1)接ぎ木した当年では接ぎ木部の活着は十分であっても,隣接樹との窒素のやりとりはほとんどなかった.2)主幹が切断される,あるいは樹の根から養水分が供給されなくなると,隣接樹から接ぎ木部を通して窒素の供給が行われた.3)接ぎ木から年数が経過すると,主幹部に接ぎ木した隣接樹先端へ施 …
 
- NAID 110009593776
 
- 1B1139 ブナ、スダジイ、カラマツおよびスギに対する硫酸アンモニウム粒子の影響に関する実験的研究(3影響-3植物,一般研究発表)
 
- 山口 真弘,大谷 葉子,竹田 健太,李 〓冉,長尾 宙,関 明人,半 智史,山根 健一,矢崎 健一,野口 享太郎,黒田 克史,佐野 雄三,LENGGORO Wuled,石田 厚,船田 良,伊豆田 猛
 
- 大気環境学会年会講演要旨集 (53), 193, 2012-08-29
 
- NAID 110009588987
 
Related Links
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ポピヨドンスクラブ7.5%
組成
- 本剤は1mL中にポビドンヨード75mg(有効ヨウ素として7.5mg)を含有する。
 
添加物としてポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル硫酸アンモニウム、ラウリン酸ジエタノールアミド、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ヨウ化カリウム、pH調整剤を含有する。
効能または効果
- 手指・皮膚の消毒、手術部位(手術野)の皮膚の消毒。
 
- 手指・皮膚の消毒
本剤の適量を用い、少量の水を加えて摩擦し、よく泡立たせた後、流水で洗う。 
- 手術部位(手術野)の皮膚の消毒
本剤を塗布するか、又は少量の水を加えて摩擦し、泡立たせた後、滅菌ガーゼで拭う。 
慎重投与
- 本剤又はヨウ素に対し過敏症の既往歴のある患者
 
- 甲状腺機能に異常のある患者
[血中ヨウ素の調節ができず甲状腺ホルモン関連物質に影響を与えるおそれがある。] 
重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹等)(0.1%未満)があらわれることがあるので、
 
観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに使用を中止し適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 本剤は無菌試験に適合した外用殺菌消毒剤である。
有効成分であるポビドンヨードはポリビニルピロリドンとヨウ素の錯化合物で、ヨウ素を遊離することにより殺菌作用を示し、その作用は持続的である。
 
抗菌スペクトルは広く、グラム陽性菌・陰性菌、真菌、結核菌及びHBV、HIVを含む一部のウィルスに有効である。また抗生物質耐性菌にも有効である。
生物学的同等性
- ポピヨドンスクラブ7.5%と標準製剤を任意に希釈し菌液と接触させたとき、両剤の生存菌数の経時的変化には相関がみられ、生物学的同等性が認められた。
 
★リンクテーブル★
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- 英
 
- acid
 
- 関
 
- 塩基
 
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
  [★]
- 英
 
- ammonium
 
- 関
 
- アンモニウムイオン NH4+
 
  [★]
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- sulfuric acid, sulfate
 
- 関