オキシコナゾール
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Japanese Journal
- 1% Oxiconazole Creamの表在性皮膚真菌症に対する臨床治療成績
- 小原 淳伸,水田 栄一,梅村 茂夫,野原 望
- 西日本皮膚科 47(1), 101-104, 1985
- 新しく開発されたイミダゾール系抗真菌外用剤, 硝酸オキシコナゾール1%クリームの有用性を表在性皮膚真菌症30例において検討した。極めて有用もしくは有用と判定されたのは, 手白癬4例中2例, 体部白癬8例中8例, 股部白癬7例中6例, 皮膚カンジダ症6例中5例, 癜風5例中5例で, 全体の有用率は86.7%であつた。副作用は発赤の増強と刺激感が各1例の合計2例(6.7%)にみられた。投与前後に臨床検 …
- NAID 130004473099
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
オキナゾール腟錠100mg
組成
有効成分(1錠中)
添加物
- 乳糖水和物,セルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,クエン酸,ステアリン酸マグネシウム
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
- 本剤及び他のオキシコナゾール硝酸塩製剤に過敏な患者
効能または効果
オキナゾール腟錠100mg
- 1日1回1錠を腟深部に挿入し,6日間継続使用する.
なお,真菌学的効果(一次効果)が得られない場合は,オキナゾール腟錠100mgを更に1日1回1錠6日間継続使用する.
オキナゾール腟錠600mg
- 1週1回1錠を腟深部に挿入する.
なお,真菌学的効果(一次効果)が得られない場合は,オキナゾール腟錠600mgを更に1回1錠使用する.
薬効薬理
抗真菌作用10)
- オキシコナゾール硝酸塩は酵母状真菌,二形性真菌(臨床分離株)等に対して広範囲な抗菌スペクトルを有し,そのMICは10μg/mL以下であった.
作用機序10,11)
- オキシコナゾール硝酸塩の抗真菌活性は,直接的細胞膜障害作用により発揮される.また,低濃度域での部分的発育阻止効果には,エルゴステロール合成阻害作用が関与している.
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- オキシコナゾール硝酸塩,Oxiconazole Nitrate(JAN)
化学名
- 2',4'-Dichloro-2-imidazol-1-ylacetophenone(Z)-〔O-(2,4-dichlorobenzyl)oxime〕mononitrate
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄白色の結晶又は結晶性の粉末で,わずかに特異なにおいがある.N,N-ジメチルホルムアミドに溶けやすく,メタノールにやや溶けやすく,エタノール(95),無水酢酸又は酢酸(100)にやや溶けにくく,水に極めて溶けにくく,ジエチルエーテルにほとんど溶けない.
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- oxiconazole
[★]
- 英
- oxiconazole
- 化
- 硝酸オキシコナゾール oxiconazole nitrate
- 商
- オキナゾール、オキコナール
[★]
- 英
- nitric acid, nitrate
- 関
- 硝酸塩、亜硝酸 nitrous acid、亜硝酸塩 nitrite
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
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