エプラジノン
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Japanese Journal
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- 塩酸エプラジノン(レスプレン)による日光性皮膚炎の1例
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
レスプレン錠5mg
組成
販売名
成分(1錠中):有効成分・含有量
成分(1錠中):添加物
- 乳糖水和物、結晶セルロース、トウモロコシデンプン、タルク、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、メタクリル酸コポリマーLD、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリソルベート80、マクロゴール6000、酸化チタン、グリセリン、白色セラック、カルナウバロウ、ステアリン酸
効能または効果
下記の呼吸器疾患時の鎮咳及び去痰
- 肺結核、肺炎、気管支拡張症、気管支喘息、急・慢性気管支炎、上気道炎、感冒
- 通常、成人1日量エプラジノン塩酸塩として60〜90mgを3回に分けて経口投与する。
30mg錠の場合
- 通常成人1回1錠(エプラジノン塩酸塩として30mg)を1日3回経口投与する。
年齢・症状により適宜増減する。
幼・小児においてはエプラジノン塩酸塩として下記量を1日量として3回に分けて経口投与する。
3歳以上 6歳未満
6歳以上 10歳未満
|
成人1日量 (分3) |
幼・小児1日量(分3): 3歳以上6歳未満 |
幼・小児1日量(分3): 6歳以上10歳未満 |
5mg錠 |
12〜18錠 |
4〜6錠 |
6〜9錠 |
20mg錠 |
3〜4錠 |
− |
− |
30mg錠 |
3錠 |
− |
− |
薬効薬理
去痰作用
酸性ムコ多糖類線維・DNA高含有線維溶解作用4)
- 慢性呼吸器疾患患者から採取した喀痰にエプラジノン塩酸塩を添加し、細胞学的に検討した結果、酸性ムコ多糖類線維・DNA高含有線維の性状を変化させ、膨化・離断する作用により強い粘液溶解作用を示した(in vitro)。
喀痰粘稠度低下作用5‐8)
- 慢性呼吸器疾患患者から採取した喀痰にin vitroでエプラジノン塩酸塩を添加し、回転粘度計法、Ostwald粘度計法、Hirsch変法、斜面法で検討した結果、明らかに粘稠度低下作用を示した。
気道内分泌液増加作用9)
- マウスを用いて気道分泌液に対するエプラジノン塩酸塩の作用を検討した結果、明らかな気道分泌液増加作用が投与3時間後まで認められ、気道内に障害を惹起させた場合でも分泌液を増加させた。
鎮咳作用10‐12)
- モルモット、ネコ、イヌ等を用いた電気的刺激、機械的刺激、化学的刺激実験においてコデインリン酸塩水和物に匹敵する鎮咳作用を示した。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- エプラジノン塩酸塩(Eprazinone Hydrochloride)(JAN)
化学名
- 1‐(2‐Phenyl‐2‐ethoxy)ethyl‐4‐(2‐benzoyl)propylpiperazine dihydrochloride
分子式
分子量
性 状
- 白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦く、舌をわずかに麻痺する。
熱湯にやや溶けやすく、水又は酢酸(100)にやや溶けにくく、メタノール、無水酢酸又はエタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融 点
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- eprazinone
[★]
- 英
- eprazinone
- 化
- 塩酸エプラジノン eprazinone hydrochloride
- 商
- レスプレン
- 関
- ピペラジン
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- hydrogen chloride
- 同
- 塩化水素
- 関