ペルテス病
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/03/18 08:36:03」(JST)
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レッグペルテス(英:Legg-Calvé-Perthes syndrome)とは主に小型犬種において発生する大腿骨頭の非炎症性無菌性壊死。無菌性大腿骨頭壊死症、レッグ・ペルテス病とも呼ばれる。イヌでは生後数ヶ月から1年までに疼痛、跛行が生じる。X線検査では大腿骨の扁平化、亜脱臼などが認められる。軽度のものでは対症療法を行うが、対症療法で対処できない場合は外科的処置として大腿骨頭切除術を行う。
関連項目
参考文献
- 日本獣医内科学アカデミー編 『獣医内科学(大動物編)』 文永堂出版 2005年 ISBN 4830032006
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 犬のレッグペルテス病 (LCPD) に関する研究 : X線検査・CT画像検査・組織学的所見の比較検討
- 松山 香織,陰山 敏昭,森 淳和,齋藤 弥代子,武藤 眞
- 日本獣医循環器学会抄録 82, 160-161, 2005-06-25
- NAID 10019331802
- 犬のレッグペルテス病(LCPD)に関する研究 : X線検査・CT画像検査・組織学的所見の比較検討
- 松山 香織,陰山 敏昭,森 淳和,齋藤 弥代子,武藤 眞
- 獣医麻酔外科学雑誌 = Japanese journal of veterinary anesthesia & surgery 36, 151-152, 2005-06-20
- NAID 10016510599
Related Links
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★リンクテーブル★
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ペルテス病。レッグ・ペルテス病 Legg-Perthes病
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- 英
- Perthes disease
- 同
- Perthes病
- レッグ-カルヴェ-ペルテス病 Legg-Calve-Perthes disease LCPD、レッグ・ペルテス病 Legg-Perthes病 Legg-Perthes disease
- 若年性変形性骨軟骨炎 osteochondritis deformans coxae juvenilis
- 関
概念
疫学
- SOR.522
- 発生頻度:2万人に1人
- 好発年齢:4-7歳(医学辞書) 3-12歳までありうるが6-7歳に多発。
- 男子に多い(男女比=5:1)
- 片側性が多い。両側性は15-20%
- 10%の例に家族性のものが認められる(uptodate.2)。
病因
- 不明(軟骨代謝障害、骨頭への荷重、外傷、炎症などが提案されている)
症状
- 股関節痛。大腿から膝関節の疼痛を訴えることがある。
身体所見
検査
- 股関節単純X線写真:初期(骨端核が壊死に陥ってから1ヶ月)には骨に変化ない。滑膜炎が見られるために関節液が貯留して骨頭の外側偏位が生じ、内側の関節裂隙がやや広くなる。これ以降の壊死期・硬化期では骨端核が圧潰され骨頭が扁平化する。(SOR.524)
参考
uptodate
- 1. [charged] 小児における股関節痛の概要 - uptodate [1]
- 2. [charged] 小児における跛行の原因に関する概要 - uptodate [2]
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エストラジオール(エストラジオール安息香酸エステル)、プロゲステロン(ヒドロキシプロゲステロンカプロン酸エステル)
[★]
- 英
- disease、sickness
- 関
- 疾病、不調、病害、病気、疾患