- ラ
- Bupleurum falcatum
- 関
- 柴胡
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/08/04 17:29:49」(JST)
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ミシマサイコ |
ミシマサイコ
|
保全状況評価 |
絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)
|
分類(APG III) |
界 |
: |
植物界 Plantae |
階級なし |
: |
被子植物 angiosperms |
階級なし |
: |
真正双子葉類 eudicots |
階級なし |
: |
コア真正双子葉類 core eudicots |
階級なし |
: |
キク類 asterids |
階級なし |
: |
キキョウ類 campanulids |
目 |
: |
セリ目 Apiales |
科 |
: |
セリ科 Apiaceae |
属 |
: |
ミシマサイコ属[1]または
ホタルサイコ属[2]
Bupleurum |
種 |
: |
ミシマサイコ
B. stenophyllum [3] |
|
学名 |
Bupleurum stenophyllum
(Nakai) Kitag. (1948) [3][4] |
シノニム |
- B. falcatum auct. non L. [5]
- B. chinense DC. var. komarovianum (Lincz.) T.N.Liou et Y.H.Huang (1977) [6]
- B. chinense DC. var. octoradiatum sensu Kitag. (1960) [7]
- B. falcatum L. var. komarowii Koso-Pol. (1916) [8]
- B. falcatum L. var. scorzonerifolium auct. non (Willd.) Ledeb. (1910) [9]
- B. komarovianum Lincz. (1950) [10]
- B. scorzonerifolium auct. non Willd. [11]
- B. scorzonerifolium Willd. var. stenophyllum Nakai (1937) [12]
|
和名 |
ミシマサイコ |
ミシマサイコ(三島柴胡、Bupleurum scorzonerifolium)はセリ科の多年草。
特徴
本州から四国・九州の日当たりの良い山野に自生する。高さ30 - 50cm。花期は8 - 10月で、小さな黄色の花を多数咲かせる。
ミシマサイコ またはその変種は薬用植物であり、根が柴胡(さいこ、「紫胡」はよくある誤字)という生薬として用いられ、日本薬局方に収録されている。解熱、鎮痛作用があり、大柴胡湯(だいさいことう)、小柴胡湯(しょうさいことう)、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)などの多くの漢方方剤に配合される。
近年では乱獲により絶滅危惧種となっている。
和名は、静岡県の三島市付近の柴胡が生薬の産地として優れていたことに由来する(現在の産地は、宮崎県、鹿児島県、中国、韓国など)。
柴胡剤
- 柴胡加竜骨牡蛎湯
- 柴胡桂枝乾姜湯
- 四逆散
- 加味逍遙散
- 抑肝散
- 補中益気湯
- 十味敗毒湯
脚注
- ^ 大場秀章(編著) 『植物分類表』 アボック社、2010年、第2刷。ISBN 978-4-900358-61-4。
- ^ 米倉浩司 『高等植物分類表』 北隆館、2010年、重版。ISBN 978-4-8326-0838-2。
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Bupleurum stenophyllum (Nakai) Kitag.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月5日閲覧。
- ^ Missouri Botanical Garden. “Bupleurum stenophyllum Kitag.”. Tropicos. 2012年8月5日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Bupleurum falcatum auct. non L.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月5日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Bupleurum chinense DC. var. komarovianum (Lincz.) T.N.Liou et Y.H.Huang”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月5日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Bupleurum chinense DC. var. octoradiatum sensu Kitag.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月5日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Bupleurum falcatum L. var. komarowii Koso-Pol.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月5日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Bupleurum falcatum L. var. scorzonerifolium auct. non (Willd.) Ledeb.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月5日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Bupleurum komarovianum Lincz.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月5日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Bupleurum scorzonerifolium auct. non Willd.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月5日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Bupleurum scorzonerifolium Willd. var. stenophyllum Nakai”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月5日閲覧。
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- ロックウール耕における培養液濃度がミシマサイコ (Bupleurum falcatum L.) の生育, サイコサポニン濃度と無機成分濃度に及ぼす影響
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★リンクテーブル★
[★]
- 日
- さいこ、サイコ
- 英
- chai hu, Bupleurum root, chinese thorowax root
- ラ
- Bupleuri Radix
- 関
- ミシマサイコ、柴胡剤
- 生薬
- 成分:サポニン類(サイコサポニン)
- 薬理作用:解熱作用、消炎作用、鎮痛作用、鎮静作用、抗菌作用、抗ウイルス作用
- 方剤:柴胡剤(少陽病・胸脇苦満型)のベースとして用いられており、黄芩と共に使われることが多い。
[★]
柴胡、ミシマサイコ
- 関
- Bupleuri Radix、Bupleurum root、chai hu