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テビペネム
英
tebipenem
化
テビペネムピボキシル tebipenem pivoxil
商
オラペネム
関
主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
Japanese Journal
改善の乏しい小児急性中耳炎症例に対する
テビペネム
ピボキシルの効果について
日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会会誌 = The journal of Japan Society for Infection and Aerosol in Otorhinolaryngology 2(1), 19-22, 2014
NAID 40020438125
小児急性中耳炎治療における抗菌薬変更の判断をいつ,どのように行うか:―
テビペネム
ピボキシルと有効度分類を用いた検討―
耳鼻咽喉科臨床 107(3), 199-207, 2014
NAID 130003395627
臨床研究・症例報告 肺炎球菌性菌血症反復例に対してメロペネムから
テビペネム
ピボキシルへのスイッチ療法が有効であった1例
小児科臨床 66(3), 445-450, 2013-03
NAID 40019579184
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2009年4月22日、世界初の経口カルバペネム系抗菌薬であるテビペネム ピボキシル(商品名:オラペネム小児用細粒10%)が製造承認を取得した。適応菌種は、黄色ブドウ球菌、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
経口用カルバペネム系抗生物質製剤
販売名
オラペネム小児用細粒10%
組成
オラペネム小児用細粒10%は、1g中に下記の成分を含有する。
有効成分
テビペネム ピボキシル 100mg(力価)
添加物
結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、タルク、エチルセルロース、セタノール、ラウリル硫酸ナトリウム、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、クエン酸トリエチル、精製白糖、アスパルテーム(
L
-フェニルアラニン化合物)、赤色102号、黄色5号、他2成分
香料、バニリン、エチルバニリン
禁忌
本剤の成分によるショックの既往歴のある患者
バルプロ酸ナトリウムを投与中の患者[てんかんの発作が再発するおそれがある。(「相互作用」の項参照)]
効能または効果
適応菌種
テビペネムに感性の黄色ブドウ球菌、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌
適応症
肺炎、中耳炎、副鼻腔炎
・肺炎球菌にはペニシリン耐性肺炎球菌及びマクロライド耐性肺炎球菌を含む。
・インフルエンザ菌にはアンピシリン耐性インフルエンザ菌を含む。
[【臨床成績】及び【薬効薬理】の項参照]
カルバペネム系抗生物質の臨床的位置づけを考慮した上で、本剤の使用に際しては、他の抗菌薬による治療効果が期待できない症例に限り使用すること。
通常、小児にはテビペネム ピボキシルとして1回4mg(力価)/kgを1日2回食後に経口投与する。なお、必要に応じて1回6mg(力価)/kgまで増量できる。
本剤の投与期間は、7日間以内を目安とすること。なお、本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
カルバペネム系、ペニシリン系及びセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
高度の腎障害のある患者[テビペネムの排泄が遅延する。(【薬物動態】の項参照)]
経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
てんかん等の痙攣性疾患の既往歴のある患者[痙攣をおこすおそれがある。]
重大な副作用
低カルニチン血症に伴う低血糖(頻度不明)が、小児(特に乳幼児)に対してピボキシル基を有する抗生物質を投与した症例であらわれることがあるので、痙攣、意識障害等の低血糖症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[「重要な基本的注意」の項参照]
薬効薬理
抗菌作用
18)
テビペネム ピボキシルは、吸収時に腸管壁で代謝を受けてテビペネムとなり、抗菌力を示す。
テビペネムは、グラム陽性菌及びグラム陰性菌に対し、幅広い抗菌スペクトルを示し、ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌(PRSPを含む)、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス(β-ラクタマーゼ産生菌を含む)、インフルエンザ菌(アンピシリン耐性インフルエンザ菌を含む)に対して強い抗菌力を示した。特に、小児の中耳炎、副鼻腔炎及び肺炎の原因菌である、ペニシリン耐性肺炎球菌、マクロライド耐性肺炎球菌に対して、従来の経口抗菌薬に比べ極めて強い抗菌力を示した。
作用機序
19)
テビペネムの作用機序は細菌細胞壁の合成阻害である。各種細菌のペニシリン結合蛋白(PBP)への親和性が高く、殺菌的に作用する。ペニシリン耐性肺炎球菌においてはPBP1A、2Xあるいは2Bに変異が認められ、テビペネムはこれらのPBPに対しても、他の経口β-ラクタム系抗菌薬に比べて高い結合親和性を示した。
有効成分に関する理化学的知見
性 状
テビペネム ピボキシルは白色の結晶性の粉末である。
本品はメタノール及びアセトニトリルに溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けやすく、エーテルに溶けにくく、水には極めて溶けにくい。
一般名
テビペネム ピボキシル Tebipenem Pivoxil
略 号
TBPM-PI
化学名
(+)-hydroxymethyl(4
R
,5
S
,6
S
)-6-[(1
R
)-1-hydroxyethyl]-4-methyl-7-oxo-3-{[1-(2-thiazolin-2-yl)-3-azetidinyl]thio}-1-azabicyclo[3.2.0]hept-2-ene-2-carboxylate,2-pivalate
分子式
C
22
H
31
N
3
O
6
S
2
分子量
497.63
融 点
134℃
分配係数
(1-オクタノール/薄めたMcIlvaine緩衝液)
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