- 英
- plate
- 関
- シャーレ、図、板状、蒔く
- 同
- plate
WordNet
- coat with a layer of metal; "plate spoons with silver"
- the quantity contained in a plate (同)plateful
- a shallow receptacle for collection in church (同)collection plate
- a flat sheet of metal or glass on which a photographic image can be recorded (同)photographic plate
- a metal sheathing of uniform thickness (such as the shield attached to an artillery piece to protect the gunners) (同)scale, shell
- a full-page illustration (usually on slick paper)
- a sheet of metal or wood or glass or plastic
- dish on which food is served or from which food is eaten
- structural member consisting of a horizontal beam that provides bearing and anchorage
- the positively charged electrode in a vacuum tube
- a rigid layer of the Earths crust that is believed to drift slowly (同)crustal plate
- a main course served on a plate; "a vegetable plate"; "the blue plate special"
- any flat platelike body structure or part
- the thin under portion of the forequarter
PrepTutorEJDIC
- 〈C〉(通例各人用の丸い)『平皿』 / 〈C〉(料理の)『1皿』[『分』]《+『of』+『名』》 / 〈C〉料理の1人前 / 〈C〉(教会などの)献金皿 / 〈U〉《集合的に》(スプーン・皿など)金(銀)製の食器類 / 〈C〉(金属・ガラス・プラスチックなどの)平板,板金 / 〈C〉(金属・木などの)標札,ナンバープレート / 〈C〉金属(石,木)版画;(本文と別刷りの)図版 / 〈C〉(印刷方法の)電気版,ステロ版 / 〈C〉(写真の)感光板 / 〈C〉《the~》(野球の)本塁(home plate) / (…を)…‘に'めっきする《+『名』+『with』+『名』》 / (保護のために)…‘を'板金で覆う / (印刷で)…‘を'電気版(ステロ版)にする
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/12/24 16:46:09」(JST)
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|  | この項目では、地球のプレート(リソスフェア)について説明しています。その他のプレートについては「プレート (曖昧さ回避)」をご覧ください。 | 
 
1:地殻、2:マントル、3a:外核、3b:内核、4:リソスフェア(≒
プレート)、5:アセノスフェア
 
 
 
プレート(英: plate)は、地球の表面を覆う、十数枚の厚さ100kmほどの岩盤のこと。リソスフェア(岩石圏)とほぼ同じで、地殻とマントルの最上部を合わせたもの。
目次
- 1 プレートの動き
- 2 現存するプレート
- 2.1 大規模なプレート
- 2.2 小規模なプレート
- 2.3 埋没しているプレート
- 2.4 その他のプレート
- 2.5 プレートの位置図
 
- 3 過去に存在したプレート
- 4 脚注
- 5 参考文献
- 6 関連項目
- 7 外部リンク
 
プレートの動き
詳細は「プレートテクトニクス#プレートの動き」を参照
プレートには、大陸プレートと海洋プレートがあり、海洋プレートは大陸プレートよりも強固で密度が高いため、2つがぶつかると海洋プレートは大陸プレートの下に沈んでいくことになる。
また、地下のマグマの上昇によりプレートに亀裂ができ、連続してマグマが上昇し続けると、その後プレートが分断されて両側に分かれることになる。
現存するプレート
Tectonics plates (preserved surfaces)
 
 
 
大規模なプレート
プレートは大きく分けると、次の14 - 15枚とされている。一般的にはこれら14 - 15枚のプレートを地球上の全プレートと考える。
- ユーラシアプレート (Eurasian Plate)
- 北アメリカプレート (North American Plate)
- 南アメリカプレート (South American Plate)
- 太平洋プレート (Pacific Plate)
- ココスプレート (Cocos Plate)
- ナスカプレート (Nazca Plate)
- カリブプレート (Caribbean Plate)
- アフリカプレート (African Plate)
- 南極プレート (Antarctic Plate)
- アラビアプレート (Arabian Plate)
- インド・オーストラリアプレート (Indo-Australian Plate) - 1つのプレートであるが、インドプレート (Indian Plate) とオーストラリアプレート (Australian Plate) の2つに分けて考えることもある。
- フィリピン海プレート (Philippine Sea Plate)
- スコシアプレート (Scotia Plate) - 簡略図では南アメリカプレートの一部とすることもある。
- ファンデフカプレート (Juan de Fuca Plate) - 簡略図では北アメリカプレートの一部とすることもある。
小規模なプレート
上記の14 - 15枚のプレートを地球上の全プレートと考えると、GPSの観測などでは、1つのプレート内で移動速度が異なる部分があって、不自然となる。これを説明するために考え出されたのが、以下のプレートである。40枚程度存在する。これらはすべて、上記の14 - 15枚のプレートのどれかのグループに便宜的に分類されている。ただ、地質学的に見ても、親プレートと完全に切り離されて独立しているものもあるが、ほとんどは完全には切り離されておらず、一部がつながっている。
- エーゲ海プレート (Aegean Sea Plate)
- アルティプラーノプレート (Altiplano Plate)
- アムールプレート (Amurian Plate)
- アナトリアプレート (Anatolian Plate)
- バルモーラル暗礁プレート (Balmoral Reef Plate)
- バンダ海プレート (Banda Sea Plate)
- バーズヘッドプレート (Bird's Head Plate)
- ビルマプレート (Burma Plate)
- カロリンプレート (Caroline Plate)
- コンウェイ暗礁プレート (Conway Reef Plate)
- イースタープレート (Easter Plate)
- フツナプレート (Futuna Plate)
- ガラパゴスプレート (Galapagos Plate)
- ヘレニックプレート (Hellenic Plate) - 下図では示されていない。ギリシャ付近にあるプレート。異説もある。
- イランプレート (Iranian Plate) - 下図では示されていない。イラン付近にあるプレート。異説もある。
- ヤンマイエンプレート (Jan Mayen Plate) - 下図では示されていない。アイスランド北東沖にあるやや小さなプレート。
- ファン・フェルナンデスプレート (Juan Fernandez Plate)
- ケルマデックプレート (Kermadec Plate)
- マヌスプレート (Manus Plate)
- マウケプレート (Maoke Plate)
- マリアナプレート (Mariana Plate)
- モルッカ海プレート (Molucca Sea Plate)
- ニューヘブリデスプレート (New Hebrides Plate)
- ニウアフォプレート (Niuafo'ou Plate)
- 北アンデスプレート (North Andes Plate)
- 北ビスマルクプレート (North Bismarck Plate)
- オホーツクプレート (Okhotsk Plate)
- 沖縄プレート (Okinawa Plate)
- パナマプレート (Panama Plate)
- リベラプレート (Rivera Plate)
- サンドウィッチプレート (Sandwich Plate)
- シェトランドプレート (Shetland Plate)
- ソロモン海プレート (Solomon Sea Plate)
- ソマリアプレート (Somali Plate)
- 南ビスマルクプレート (South Bismarck Plate)
- スンダプレート (Sunda Plate)
- ティモールプレート (|Timor Plate)
- トンガプレート (Tonga Plate)
- ウッドラークプレート (Woodlark Plate)
- 揚子江プレート (Yangtze Plate)
埋没しているプレート
造山運動によって山塊の中に埋没しているプレート。
- アプリアプレート (Apulian plate)
- エクスプローラープレート (Explorer Plate)
- ゴルダプレート (Gorda Plate)
その他のプレート
- 関東フラグメント (Kanto fragment) - 栃木県南部から神奈川県北部にかけての関東地方の地下深さ30〜100km付近に、厚さ25km、100km四方の太平洋プレートの断片が残存しているものと推定されている。このプレート断片とほかのプレートとの境界では、陸地下でありながらプレート間地震(海溝型地震)が発生すると考えられ、首都直下地震の要因の一つとなる可能性が指摘されている[1][2]。
- アリューシャンプレート - ベーリング海の海底を形成するとされるプレート。気象庁の石川有三らが指摘するが、あまり認知されていない。
プレートの位置図
- 
北アメリカ ユーラシア 
 南アメリカココス ファンデフカ> ナスカ カリブ 南極 アフリカ アラビア インド・オーストラリア 太平洋 フィリ
 ピン海
 スコシア インド エーゲ海> <アナトリア ソマリア アムール オホー
 ツク
 揚子江 <沖縄 <マリアナ ビルマ> スンダ <カロリン <ケルマデック    ニュー>
 ヘブリデス
 イースター>          ファン・>
 フェルナンデス
 <アルティプラーノ <サンド
 ウィッチ
 シェトランド> <北アンデス パナマ> ガラパゴス> リベラ> 
- 画像ファイル(環境により文字がずれることもあります)
- 
インド・オーストラリア スンダ モルッカ海> バンダ海 ティモール バーズヘッド マウケ 
- 画像ファイル(環境により文字がずれることもあります)
- 
太平洋 ウッドラーク> <北ビスマルク 南ビスマルク <マヌス <ソロモン海 
- 画像ファイル(環境により文字がずれることもあります)
- 
太平洋 <トンガ <ニウアフォ <フツナ コンウェイ>
 暗礁
 バルモーラル>
 暗礁
 
- 画像ファイル(環境により文字がずれることもあります)
- 凡例
- 線の色:紫=衝突型境界(沈み込み帯を除く)、赤=拡張型境界(海溝や地溝)、黄緑=トランスフォーム断層、青=沈み込み帯
- 灰色の領域:プレートの衝突による造山運動がプレート内部まで及んで隆起が盛んな地域。構造線や断層帯が多数ある。
- 矢印:アフリカプレート基準の、各プレートの移動方向と速度(mm/年)
- 出典:[1]
注意:環境によっては、リンクの位置が正しく表示されない場合がある。
過去に存在したプレート
- イザナギプレート (Izanagi Plate)
- クラプレート (Kula Plate)
- ファラロンプレート (Farallon Plate)
- バンクーバープレート
- バルトプレート (Baltic Plate)
- ベリングスハウゼンプレート (Bellingshausen Plate)
- キンメリアプレート (Cimmerian Plate)
- インスラープレート (Insular Plate)
- インターモンテンプレート (Intermontane Plate)
- ラサプレート (Lhasa Plate)
- フェニックスプレート (Phoenix Plate)
脚注
- ^ 関東直下に「地震の巣」…100キロ四方の巨大岩盤が形成 [リンク切れ] 読売新聞 2008年10月6日
- ^ Shinji Toda(遠田晋次); Ross S. Stein(ロス・スタイン), Stephen H. Kirby(ステファン・カービー), Serkan B. Bozkurt(サルカン・ボズクルト) (2008). “A slab fragment wedged under Tokyo and its tectonic and seismic implications(東京直下に潜むプレート断片と地殻変動・地震発生における重要性)”. Nature Geoscience 1: 771 - 776. doi:10.1038/ngeo318. ISSN 1752-0894. http://usgsprojects.org/fragment/. 
 
参考文献
- Peter Bird (2003). “An updated digital model of plate boundaries”. Geochemistry Geophysics Geosystems 4 (3): 1027. doi:10.1029/2001GC000252. http://peterbird.name/publications/2003_PB2002/2003_PB2002.htm. 
関連項目
|  | ウィキメディア・コモンズには、プレートに関連するカテゴリがあります。 | 
外部リンク
- Images of Volcanoes(By Region) [リンク切れ] - 世界各地のプレート構造と火山
| 
| プレートテクトニクス |  
|  |  
| 
| 理論 | 大陸移動説 - アイソスタシー - マントル対流説 - 海洋底拡大説 - プルームテクトニクス |  
|  |  
| 地球の内部構造 | 地殻 - マントル(上部マントル・下部マントル) - コア(外核・内核) // リソスフェア(プレート) - アセノスフェア - メソスフェア |  
|  |  
| プレート境界 | 発散型 : 海嶺 // 収束型 : 沈み込み帯(海溝 - トラフ) // トランスフォーム型 : トランスフォーム断層 |  
|  |  
| 地殻変動 | 地震 - すべり - 褶曲 - 断層 - 地溝 - 地塁 - 断裂帯 - 構造線 - 付加体 - 造山運動 - マグマ - 火山 - 噴火 - ホットスポット |  |  
|  |  
| 
|  プレート |  
|  |  
| 
| ユーラシア | アムール - 揚子江 - 沖縄 - スンダ - ビルマ - モルッカ海 - バンダ海 - ティモール - アナトリア - エーゲ海 |  
|  |  
| フィリピン海 | マリアナ |  
|  |  
| 太平洋 | カロライナ - 北ビスマルク - 南ビスマルク - マヌス - フツナ - バルモーラル暗礁 - コンウェイ暗礁 - ニューヘブリデス - 関東フラグメント |  
|  |  
| 北アメリカ | オホーツク - ベーリング |  
|  |  
| カリブ | パナマ |  
|  |  
| ココス | ファンデフカ - リベラ |  
|  |  
| 南アメリカ | スコシア - サンドウィッチ - シェトランド - アルティプラーノ - 北アンデス |  
|  |  
| ナスカ | ガラパゴス - イースター - ファン・フェルナンデス |  
|  |  
| 南極 | - |  
|  |  
| アフリカ | ソマリア |  
|  |  
| アラビア | - |  
|  |  
| インド・オーストラリア | インド - オーストラリア - ケルマデック - トンガ - ニウアフォ - バーズヘッド - モルッカ海 - ウッドラーク - ソロモン海 |  |  |  
|  |  
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|  トピックス |  
|  |  
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| 超大陸 | ヌーナ - ローレンシア - コロンビア - パノティア - ロディニア - パンゲア - ゴンドワナ - ローラシア - ユーラメリカ - アフロ・ユーラシア - アメリカ - アメイジア - パンゲア・ウルティマ |  
|  |  
| 古海洋 | パンサラッサ - テチス海 - イアペトゥス海 |  
|  |  
| 古期地殻変動 | カレドニア造山帯 - ヘルシニア造山帯 - ウラル造山帯 - 中央アジア造山帯 - タスマン造山帯 - アパラチア造山帯 - インド大陸 - 洪水玄武岩 |  
|  |  
| 主要なプレート境界 | 発散型 : 大西洋中央海嶺 - 南東インド洋海嶺 - インド洋中央海嶺 - 南西インド洋海嶺 - 太平洋南極海嶺 - 東太平洋海嶺 - 大地溝帯…その他 // 収束型 : ペルー・チリ海溝 - 中央アメリカ海溝 - カスケード沈み込み帯 - アリューシャン海溝 - 千島・カムチャッカ海溝 - 日本海溝 - 伊豆・小笠原海溝 - マリアナ海溝 - 相模トラフ - 南海トラフ - 琉球海溝 - フィリピン海溝 - トンガ海溝 - ケルマデック海溝 - ジャワ海溝 - プエルトリコ海溝 - サウスサンドウィッチ海溝…その他 // 環太平洋造山帯 - アルプス・ヒマラヤ造山帯 |  |  |  
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| Category:プレートテクトニクス/プロジェクト:地球科学/Portal:地球科学 |  | 
| 
| 地震 |  
|  |  
| 要素 | 
パラメータ震源・震源域震央発震機構
 
規模マグニチュード震度
PGAPGV |  
|  |  
| 種類 | 
地震性すべりプレート間海洋プレート内内陸地殻内火山性地震人工地震 
非地震性すべり定常すべりスロースリップクリープ断層 
前震本震余震誘発地震/群発地震連動型地震津波地震深発地震 |  
|  |  
| メカニズム | 
断層地震説弾性反発説岩漿貫入説固有地震説地震空白域説地震活動期説 
活構造
プレートテクトニクスアスペリティ応力ひずみ地震動
地震波異常震域表層地盤増幅率 |  
|  |  
| 観測・調査 | 
観測地震計地震観測網
高感度地震観測網強震観測網DONETDONET2首都直下地震観測網測地測量傾斜計歪計SARGPSVLBI 
調査地質調査
文献資料 |  
|  |  
| 被害・対策 | 
震災土砂災害液状化地盤変化海震津波 
対策地震工学耐震制震免震耐震基準耐震診断感震計早期警戒システム
東海地震関連情報 |  
|  |  
| 過去の地震 |  |  
|  |  
| 予知・予測 | 
地震予知・地震予測地震危険度地震前駆現象プレスリップ宏観異常現象 |  
|  |  
| 地震学 | 
関係機関気象庁
防災科研東大地震研USGSEMSCCSAISCITICIRISIASPEI |  
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| 地球以外の地震 |  |  
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 血小板造血刺激因子製剤/トロンボポエチン受容体作動薬
販売名
ロミプレート皮下注250μg調製用
組成
有効成分(1バイアル中)
375μg注)
ただし、本剤の調製方法に基づき、1バイアルあたり0.72mLの注射用水に溶解した溶液0.5mL中に含まれるロミプロスチム(遺伝子組換え)は250μgである。
添加物(1バイアル中)
- D-マンニトール 30mg
 精製白糖 15mg
 L-ヒスチジン 1.2mg
 ポリソルベート20 0.03mg
 希塩酸 適量
- 注)本剤は、注射器への吸引時及び投与時の損失を考慮し、1バイアルから250μgを注射可能な量を確保するために過量充填されている。
禁忌
効能または効果
- 他の治療にて十分な効果が得られない場合、又は忍容性に問題があると考えられる場合に使用すること。
- 血小板数、臨床症状からみて出血リスクが高いと考えられる場合に使用すること。
- 通常、成人には、ロミプロスチム(遺伝子組換え)として初回投与量1μg/kgを皮下投与する。投与開始後は血小板数、症状に応じて投与量を適宜増減し、週1回皮下投与する。
 また、最高投与量は週1回10μg/kgとする。
 
- 本剤は下表を参照の上、治療上必要最小限の用量で使用すること。
 
- 本剤投与中は、血小板数が安定するまで(少なくとも4週間にわたり用量調整せずに血小板数が50,000/μL以上)、血小板数を毎週測定すること。血小板数が安定した場合でも4週に1回を目安に血小板数を測定すること。
- 本剤は出血のリスクが高い場合に使用し、血小板数を正常化する目的で使用しないこと。
- 最高投与量として週1回10μg/kgを4週間連続投与しても、臨床上重大な出血リスクを回避できるレベルに血小板数が増加しなかった場合は、本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
- 1バイアルあたり0.72mLの注射用水を加え溶解すると、濃度が500μg/mLとなり、溶液0.5mLがロミプロスチムの投与量250μgに相当する。本剤は投与液量が少ないため、0.01mL目盛り注射器等を用いて投与すること(「適用上の注意」の項参照)。
 
慎重投与
- 脳梗塞、心筋梗塞、肺塞栓等の患者又はそれらの既往歴を有する患者[血栓症又は血栓塞栓症を起こすおそれがある](「重要な基本的注意」の項参照)
- 腎機能障害又は肝機能障害のある患者[使用経験が少ない]
重大な副作用
血栓症・血栓塞栓症
- 肺塞栓症(0.8%)、深部静脈血栓症(0.8%)、心筋梗塞(0.6%)、血栓性静脈炎(0.5%)等があらわれることがあるため、本剤投与後は、定期的に血小板数を測定すること。異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
骨髄レチクリン増生(1.7%)
- 骨髄レチクリン増生が認められることがあり、骨髄線維化があらわれる可能性がある。血球系の形態異常又は血球減少を認めた場合は、本剤の投与を中止すること。また、線維化状態の確認のため骨髄生検・特殊染色等の実施を考慮すること。
出血(頻度不明)
- 本剤の投与中止後に出血を生じることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 本剤は、巨核球系前駆細胞に直接作用し、血小板造血作用を発揮する。5)
造血作用
- 本剤は、正常マウス、ラット、アカゲザル及びカニクイザルに静脈内又は皮下投与した際に、血小板造血作用(血小板数の増加)を示し、脾臓摘出マウスへの皮下投与においても同様な作用を示した。また血小板に対する自己抗体の産生により、血小板破壊が起こり血小板減少を呈するW/BF1系マウスへの皮下投与により、血小板数減少に対して改善作用を示した。
作用機序
- 本剤は、トロンボポエチン受容体に結合し、ヒト末梢血及びカニクイザル骨髄由来造血前駆細胞に対して巨核球前駆細胞由来のコロニー形成を濃度依存的に促進させた(in
vitro)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ロミプロスチム(遺伝子組換え)
 Romiplostim(Genetical
Recombination)
分子量
本質
- ロミプロスチム(遺伝子組換え)は、遺伝子組換えFc-ペプチド融合タンパク質であり、2〜228番目はヒトIgG1のFc領域、また229〜269番目はヒトトロンボポエチン受容体結合配列を含むペプチドからなる。ロミプロスチムは、269個のアミノ酸残基からなるサブユニット2分子から構成されるタンパク質である。
★リンクテーブル★
  [★]
- 関
- diagram、dish、drawing、fig、figure、placoid、plot
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  [★]
- 英
- figure、plate、plot、diagram、drawing、fig
- 関
- 形、杢、シャーレ、図示、板状、プレート、プロット、図表、蒔く、イチジク
  [★]
- 英
- dish、plate
- 関
- 皿、図、板状、プレート、蒔く、ディッシュ
  [★]
- 英
- plate、placoid
- 関
- シャーレ、図、プレート、蒔く
  [★]
- 英
- plate
- 関
- シャーレ、図、板状、プレート
  [★]
- 英
- hydrocortisone buteprate
- 関
- コルチゾール、ヒドロコルチゾン、コハク酸ヒドロコルチゾン
  [★]
- 英
- floor plate
- 関
- 底板、フロアプレート
  [★]
- 英
- microplate
- 関
- マイクロプレート
  [★]
- 英
- template switching
- 関
- 鋳型乗換え