- 英
- butylscopolamine、scopolamine butylbromide、butylscopolammonium bromide
- 化
- ブチルスコポラミン臭化物 scopolamine butylbromide、臭化ブチルスコポラミン butylscopolamine bromide、ヒヨスチン-N-ブチルブロミド hyoscine-N-butylbromide
- 商
- スコルパン、スパスモパン、スポラミン、ブスコパン、ブスコム、ブスフォリロン、ブスポン、ブチブロン、ブチルミン、リラダン
- 関
- ムスカリン性受容体
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 医療用医薬品と一般用医薬品のブチルスコポラミン臭化物の溶出挙動の比較
- 鈴木 一衛,宮嵜 靖則,内野 智信 [他],賀川 義之
- 薬学雑誌 131(11), 1645-1651, 2011
- Marketing authorization holders do not disclose any information on the pharmaceutical properties of over-the-counter drugs (OTC). When a drug is switched from a prescription drug to OTC, p …
- NAID 130001491120
- O8-05 塩酸イリノテカン投与時における臭化ブチルスコポラミン予防的投与による早発型下痢への影響(一般演題 口頭発表,がん薬物療法(副作用対策),臨床から学び臨床へと還元する医療薬学)
- 大腸3D-CT検査で良好な腸管拡張を得るために鎮痙剤は必要か?
- 永田 浩一,伊山 篤,花塚 文治,加藤 博之,山田 理恵子
- 日本大腸肛門病学会雑誌 63(3), 127-133, 2010-03-01
- … 目的:ブチルスコポラミン臭化物注射剤(ブスコパン®注)が大腸3D-CT検査における腸管拡張程度の改善に寄与するか検討した.対象・方法:大腸3D-CT検査を受けた150例を対象として,75例はブスコパン未使用群,75例をブスコパン使用群の2群に分けた.大腸を6区分に分類して合計1,800の大腸区分の腸管拡張程度を評価者3名が互いに独立して4段階の腸管拡張スコア(4点:十分に拡張している.3点:観察できる程度に …
- NAID 10026313864
- ブチルスコポラミン投与により抑制された胃運動に対する足三里穴鍼通電刺激の効果
- 清水 奈宇留,智原 栄一
- 自律神経 = The Autonomic nervous system 45(6), 233-241, 2008-12-15
- NAID 10024836811
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- ブスコパンとは?ブチルスコポラミンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 副作用 副作用でわりと多いのは、口の渇き、便秘、尿が出にくい、かすみ目などです。重症化することはほとんど ...
- 薬価 1錠あたり5.4円 ※この薬はジェネリック医薬品です 剤形 白色の錠剤、直径約7mm、厚さ約3mm シート記載 (表)ブチルスコポラミン臭化物錠10mg「YD」、YD047、10mg、(裏)SCOPOLAMINE BUTYLBROMIDE 10mg ...
- ブチルスコポラミン臭化物/成分ディクショナリーでは、ブチルスコポラミン臭化物について解説しております。また「ブチルスコポラミン臭化物」を含む、エスエス製薬の製品についても掲載いたしております。 ... 急な胃痛や腹痛を改善 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ブチルスコポラミン臭化物錠10mg「YD」
組成
- 1錠中、ブチルスコポラミン臭化物10mgを含有する。
添加物として、乳糖水和物、トウモロコシデンプン、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースCa、無水ケイ酸、ステアリン酸Mg、白糖、炭酸Ca、タルク、酸化チタン、セラック、ゼラチン、アラビアゴム、カルナウバロウを含有する。
効能または効果
- 下記疾患における痙攣並びに運動機能亢進
胃・十二指腸潰瘍、食道痙攣、幽門痙攣、胃炎、腸炎、腸疝痛、痙攣性便秘、機能性下痢、胆のう・胆管炎、胆石症、胆道ジスキネジー、胆のう切除後の後遺症、尿路結石症、膀胱炎、月経困難症
- ブチルスコポラミン臭化物として、通常成人1回10〜20mgを1日3〜5回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
前立腺肥大のある患者
うっ血性心不全のある患者
- [心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
不整脈のある患者
- [心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
潰瘍性大腸炎の患者
甲状腺機能亢進症の患者
- [心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
高温環境にある患者
- [汗腺分泌を抑制し、体温調節を障害するおそれがある。]
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(いずれも頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー様症状(悪心・嘔吐、悪寒、皮膚蒼白、血圧低下、呼吸困難、気管支攣縮、浮腫、血管浮腫等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ブチルスコポラミン臭化物は、スコポラミンをN-ブチル化して四級アンモニウム化することにより、血液脳関門の透過性を低め、中枢性の副作用を軽減した薬物で、スコポラミンと同様、ムスカリン様受容体を競合的に遮断する。サブタイプ選択性はない。四級アンモニウム化により消化管吸収も低下するが、神経節遮断作用を示すようになるため、鎮痙作用はスコポラミンよりも強くなっている。また、胃液分泌も抑制する。副交感神経遮断効果に基づく鎮痙作用、胃液分泌抑制作用、膀胱内圧上昇抑制作用、子宮収縮抑制作用を示す。1)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ブチルスコポラミン臭化物
(Scopolamine Butylbromide)
化学名
- (1S,2S,4R,5R,7s)-9-Butyl-7-[(2S)-3-hydroxy-2-phenylpropanoyloxy]-9-methyl-3-oxa-9-azoniatricyclo[3.3.1.02,4]nonane bromide
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶又は結晶性の粉末である。
水に極めて溶けやすく、酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、無水酢酸に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
ブチルスコポラミン。臭化ブチルスコポラミン、ブチルスコポラミン臭化物、butylscopolamine、scopolamine butylbromide
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- 英
- sporamin
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- 英
- hyoscine-N-butylbromide
- 関
- ブチルスコポラミン
[★]
ブチルスコポラミン
[★]
ブチルスコポラミン
[★]
ブチルスコポラミン
[★]
ブチルスコポラミン
[★]
- 英
- butyl、Bu
- -CH2CH2CH2CH3
[★]
- 英
- lamin
- 関
- 核ラミン
[★]
ブチルスコポラミン