- 英
- butyl、Bu
- -CH2CH2CH2CH3
WordNet
- a hydrocarbon radical (C4H9)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/06/19 21:26:55」(JST)
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ブチル基(ブチルき、butyl group)とは、ブタン、あるいはイソブタンから水素が1つ取り除かれた形を持つ1価の基のこと。アルキル基の一種。元のブタンの構造と、取り除かれた水素の位置からいくつかの種類がある。
目次
- 1 n-ブチル基
- 2 sec-ブチル基
- 3 イソブチル基
- 4 tert-ブチル基
n-ブチル基
構造は -CH2CH2CH2CH3 と表される。直鎖状の n-ブタン の末端炭素から水素が除かれたもの。命名法上で単に「ブチル基」とある場合は n-ブチル基を指す。
sec-ブチル基
構造は -CH(CH3)CH2CH3 と表される。直鎖状の n-ブタン の2位の炭素から水素が除かれたもの。2-ブチルアルコールなど、誘導体の多くはキラリティを持つ。
イソブチル基
iso-ブチル基。構造は -CH2CH(CH3)2 と表される。枝分かれ状の イソブタン の末端炭素から水素が除かれたもの。
tert-ブチル基
詳細は「Tert-ブチル基」を参照
構造は -C(CH3)3 と表される。枝分かれ状の イソブタン の内部炭素から水素が除かれたもの。立体障害が特徴で、保護基としても用いられる。
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Japanese Journal
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- 日本食品化学学会誌 20(2), 114-118, 2013-08-26
- A method for the determination of triethylamine and tributhlamine in polycarbonate products was developed using liquid chromatography coupled with tandem mass spectrometry (LC-MS/MS). The sample was d …
- NAID 110009649308
- 神経系細胞のトリブチルスズに対する耐容量は分化に伴って変化する
- 杉田 佳祐,作田 隆義,倉知 正,柴崎 貢志,石崎 泰樹
- The Kitakanto medical journal = 北関東医学 63(3), 321-321, 2013-08-01
- NAID 120005328319
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ネオM.V.I.-9注
組成
- ネオM.V.I.-9注は、1バイアル(5mL)中に下記の成分を含有する。
有効成分(1バイアル(5mL)中)
- ビタミンA:3,300I.U.
エルゴカルシフェロール:200I.U.
トコフェロール酢酸エステル:10mg
チアミン塩化物塩酸塩:チアミンとして3mg
リボフラビンリン酸エステルナトリウム:リボフラビンとして3.6mg
ピリドキシン塩酸塩: 4mg
ニコチン酸アミド:40mg
パンテノール:パントテン酸として15mg
アスコルビン酸:100mg
添加物
- 添加物として1バイアル(5mL)中に、プロピレングリコール 1.5g、ポリソルベート20 1.4mg、ポリソルベート80 80mg、ジブチルヒドロキシトルエン 0.1mg、ブチルヒドロキシアニソール 0.025mg、ゲンチジン酸エタノールアミド 100mg、水酸化ナトリウム 適量を含有する。
禁忌
- 本剤又は本剤配合成分に過敏症の既往歴のある患者
- 血友病の患者
[出血時間を延長することがある。(パンテノールによる)]
効能または効果
- 経口、経腸管栄養補給が不能又は不十分で高カロリー静脈栄養に頼らざるを得ない場合のビタミン補給
- 通常、成人1日1回ネオM.V.I.-9注およびM.V.I.-3注の各5mLを500mL以上の輸液(糖類剤、蛋白アミノ酸製剤、血液代用剤等)と混じて点滴静注する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
慎重投与
- 高カルシウム血症の患者[ビタミンDにより高カルシウム血症が悪化するおそれがあるので、血液・尿検査を行い、異常がみられた場合には投与を中止すること。
- 腎障害のある患者[ビタミンDにより血中カルシウム濃度が上昇し、腎機能をさらに低下させるおそれがあるので、ビタミンDの過量に注意すること。]
- 小児[「小児等への投与」の項参照]
- 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を持つ患者
- 薬物過敏症の既往歴のある患者
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状
- ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、意識障害、呼吸困難、チアノーゼ、悪心、胸内苦悶、顔面潮紅、そう痒感、発汗等があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ビーグル犬を用い、糖質、アミノ酸、脂肪乳剤、微量元素からなる高カロリー輸液にネオM.V.I.-9注・M.V.I.-3注等量混液を加え、中心静脈を介して4週間投与した場合の栄養学的効果について、体重、一般状態、総蛋白、アルブミン、総コレステロール指標として検討したところ、非ビタミン群では、本剤投与群に比較し、栄養状態の低下が推測された。2)
★リンクテーブル★
[★]
- butyl
- 英
- γ-aminobutyric acid, γ-aminobutyrate, gamma aminobutyric acid
- 同
- γ-アミノ酪酸、4-アミノ酪酸、γ-アミノ酪酸、γアミノ酪酸、ガンマアミノブチル酸
- 関
- GABA受容体。ブチル
構造
生合成
[★]
- 英
- butylparaben
- 同
- パラヒドロキシ安息香酸ブチル butyl p-hydroxybenzoate、パラオキシ安息香酸ブチル butyl p-oxybenzoate
[★]
- 英
- isobutyl methyl ketone
- 関
- メチルイソブチルケトン