- 英
- troglitazone
- 関
- 糖尿病治療薬、薬理学
- インスリン抵抗性解除薬として使われていたが、薬剤性肝障害が見られたために発売中止
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- チアゾリジン薬の歩みと現状 (特集 チアゾリジン薬Update)
- 密封加熱熔融法を用いたトログリタゾン固体分散体調製
- 長谷川 晋
- 薬剤学 = The archives of practical pharmacy 69(1), 30-33, 2009-01-01
- NAID 10025720318
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- 最初に商品化されたトログリタゾン(商品名:ノスカール®)は肝障害の死亡例が相次ぎ、 その原因の一つとして肝臓での薬の代謝に関わるグルタチオン抱合酵素GSTT1 ... 類薬 ではトログリタゾン程の肝障害は報告されていないが留意して使用するのが望まれる。 ...
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- 関
- インスリン抵抗解除薬
[show details]
チアゾリジン薬 : 約 4,380 件
チアゾリジン系薬 : 約 4,970 件
チアゾリジン誘導体 : 約 12,500 件
チアゾリジンジオン薬 : 32 件
チアゾリジンジオン系薬 : 約 15 件
チアゾリジンジオン誘導体 : 約 20,000 件
分類
-
-
特徴
- チアゾリジンジオン環を有する
- 肥満者やインスリン抵抗性が疑われる糖尿病において有効性が高い
作用機序
- 炭化水素や脂質代謝を制御するインスリン応答遺伝子insulin-responsive genesを活性化する
- 筋肉にはPPARγは欠いており、脂肪組織で発現している (GOO.1639)
- 脂肪組織でのPPARγの活性化は筋肉への遊離脂肪酸への流れを止める (GOO.1639)
- 脂肪組織が放出するadipocyte hormoneやadipokineの活性化、おそらくアディポネクチンによる (GOO.1639)
薬理作用
- 末梢でのインスリン抵抗性を改善する、すなわちインスリンの感受性を上げる。 (GOO.1639)
- 肝臓ではグルコースの産生を抑制する(かもしれない)。 (GOO.1639)
- 肝臓や筋肉でグルコース輸送体の合成と膜上への発現を促す。末梢で脂質代謝を調節する遺伝子の発現を促進する (GOO.1639)
- 前脂肪細胞は小型脂肪細胞なり、大型脂肪細胞はネクローシスを起こす。
DMR.112
- 脂肪組織:炎症性サイトカインの発現低下、アディポネクチンの発現増強
- 骨格筋:インスリン依存的なブドウ糖取り込み増強。
- 肝臓:ブドウ糖産生抑制。 肝臓内脂肪酸量減少 → インスリン抵抗性解除
- 末梢血:血糖↓、血中インスリン↓
適応
禁忌
- 心不全患者、心不全の既往がある患者 ← 循環血漿量を増加させるため
副作用
- 循環血漿量の増加
- 浮腫:循環血漿量の増加に伴う。ピオグリタゾン服用者の7-8%で報告されており、特に女性で発症頻度が高い。
- 体重増加:循環血漿量の増加とは独立した要因
- 肝機能障害:
- 低血糖:稀
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- 英
- insulin-resistant release agent
- 同
- インスリン抵抗性解除薬
- 関
- 糖尿病治療薬、薬理学、インスリン抵抗性
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インスリン抵抗性解除薬
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- 英
- log
- 関
- 記録、対数