トフィソパム
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
トルバナシン錠50
組成
成分
含量
添加物
- 乳糖水和物、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸、無水ケイ酸、ステアリン酸Mg
効能または効果
- 下記疾患における頭痛・頭重、けん怠感、心悸亢進、発汗等の自律神経症状
自律神経失調症、頭部・頸部損傷、更年期障害・卵巣欠落症状
- 通常、成人にはトフィソパムとして1回50mg、1日3回経口投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
慎重投与
- 急性狭隅角緑内障の患者〔本剤は抗コリン作用を若干有する。〕
- 重症筋無力症の患者〔筋弛緩作用を若干有する。〕
- 脳に器質的障害のある患者〔作用が強くあらわれることがある。〕
- 中等度又は重篤な呼吸不全のある患者〔呼吸機能が低下することがある。〕
薬効薬理
- トフィソパムは、ベンゾジアゼピン系誘導体の1種で、作用持続の短い中枢神経抑制剤である。クロチアゼパムと同じ程度の抗不安作用を示すが、筋弛緩作用や睡眠増強作用は非常に弱い。
更年期障害や自律神経失調症に伴う自律神経症状(心悸亢進、発汗、頭痛、頭重、けん怠感など)に用いられる。主に視床下部の自律神経中枢の機能を正常化して効果を現すと考えられている3)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- (5RS)-1-(3,4-Dimethoxyphenyl)-5-ethyl-7,8-dimethoxy-4-methyl-5H-2,3-benzodiazepine
分子式
分子量
性状
- 微黄白色の結晶性の粉末である。
酢酸(100)に溶けやすく、アセトンにやや溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
エタノール(95)溶液(1→100)は旋光性を示さない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- tofisopam
- 関
- エマンダキシン、クラソパン、グランダキシン、グランパム、コバンダキシン、ツルベール、トフィール、トフィス、トフィルシン、トルバナシン、トロンヘイム、ハイミジン、バイダキシン、マイロニン
[★]
- 英
- Torr
- 関
- 圧力
1 torr ≒ 1 mmHg
(1) 760 mmHg = 101325.0144354 Pa
(2)
1 torr = 1 atm(1気圧(標準大気圧)) / 760
1 atm = 101325 Pa = 760 torr
∴ (1)と(2)はわずかに異なる。