セフォジジム
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Japanese Journal
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- 2013年4月13日 ... ケニセフ静注用1g,セフォジジムナトリウム静注用. ... 小児にはセフォジジムナトリウム として1日60~80mg(力価)/kgを3~4回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。 なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、難治性又は重症感染症に ...
- 第十六改正日本薬局方(JP16)名称データベース 検索結果. 詳細については第十六 改正日本薬局方のPDF版でご確認ください。 [トップページへ戻る]. 検索キーワード:セ フォジジムナトリウム 検索件数:1 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ケニセフ静注用1g
組成
成分・含量
禁忌
効能または効果
適応菌種
- セフォジジムに感性のレンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く)
適応症
- 敗血症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎
- 通常、成人にはセフォジジムナトリウムとして1日1〜2g(力価)を2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。
通常、小児には1日60〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、難治性又は重症感染症には成人では1日4g(力価)、小児では1日120mg(力価)/kgまで増量し、分割投与する。
静脈内注射に際しては注射用水、生理食塩液又はブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に注射する。また、点滴静注に際しては補液に溶解して注射する。
- 本剤の使用にあたっては耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
- ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
- 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
- 高度の腎障害のある患者[血中濃度が持続するので減量又は投与間隔をあけて投与すること。]
- 肝障害のある患者[肝臓系の副作用の発現率が増加する。]
- 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので、観察を十分に行うこと。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック:
- ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
アナフィラキシー様症状:
- アナフィラキシー様症状(発赤、呼吸困難、浮腫、痙攣等)(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
急性腎不全:
- 急性腎不全(0.1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
偽膜性大腸炎:
- 偽膜性大腸炎(0.1%未満)等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
無顆粒球症、血小板減少:
- 無顆粒球症、血小板減少(0.1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群):
- 中毒性表皮壊死症、皮膚粘膜眼症候群があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗菌作用21〜30)
in vitro抗菌力
- グラム陽性・陰性の好気性菌及び嫌気性菌に広い抗菌スペクトルを示す。特に、レンサ球菌属、肺炎球菌等のグラム陽性菌及び淋菌、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス属、プロビデンシア属、インフルエンザ菌等のグラム陰性菌に対して強い抗菌力を有する。また、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、モルガネラ・モルガニー等のグラム陰性菌及びペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く)の嫌気性菌に対しても抗菌力が認められている。
in vivo抗菌力
- 正常及び感染防御能低下マウスにおける実験感染症モデルにおいて、最小発育阻止濃度から予測される以上に優れた治療効果が得られている。
感染防御因子との協力殺菌作用28〜32)
- 本剤で処理された菌はin vitroで正常及び感染防御能低下マウスの多形核白血球、マクロファージ等の食細胞によく貪食殺菌され、また、補体との協力殺菌作用が認められている。さらに、マウス腹腔内接種において、菌増殖が抑制されることが確認されている。
作用機序21,24,30)
- 細菌の細胞壁合成阻害により抗菌作用を示し、ペニシリン結合蛋白質(PBPs)に対する親和性が高く、殺菌的に作用する。また、β-ラクタマーゼに対して安定である。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- セフォジジムナトリウム(Cefodizime Sodium)
略号
化学名
- Disodium (6R,7R)-7-[(Z)-2-(2-aminothiazol-4-yl)-2-(methoxyimino)acetylamino]-3-[(5-carboxylatomethyl-4-methylthiazol-2-yl)sulfanylmethyl]-8-oxo-5-thia-1-azabicyclo[4.2.0]oct-2-ene-2-carboxylate
分子式
分子量
融点
分配係数
性状
- 白色〜淡黄白色の結晶性の粉末である。水に極めて溶けやすく、アセトニトリル又はエタノール(99.5)にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- cefodizime
- 化
- セフォジジムナトリウム cefodizime sodium
- 商
- ケニセフ、ノイセフ
- 関
- 抗菌薬
[★]
- 関
- cefodizime
[★]
- 英
- sodium, natrium, Na
- 関
- Na+
血液(血清)中のナトリウム (臨床検査法提要第32版)
尿中のナトリウム
- <20 mEq/l (正常と判断できる範囲)
- >40 mEq/l (腎性腎不全を示唆)
尿Na,Kと血清Naによる血清Naの予測
- 経口摂取と輸液による自由水の摂取がなければ
- 尿([Na+]+[K+]) < 血清[Na+] → 血清[Na+]上昇
- 尿([Na+]+[K+]) = 血清[Na+] → 血清[Na+]普遍
- 尿([Na+]+[K+]) > 血清[Na+] → 血清[Na+]低下
食品中の食塩量
- ほとんどの製品ラベルに記載されている、ナトリウム[g]はそのまま食塩量[g]と考えることができないので、指導する債には注意を促す。
- 分子量から考えるとNa(23), Cl(35.5)なので、ナトリウムx[g]は食塩 x /23 * (23 + 35.5)、つまり2.54 * x [g]となる。
- 例えば、小生が常食している某社のインスタントラーメンにはナトリウム2[g]との記載があるが、これは5.08gの食塩が含まれているということになる。もちろんスープは全部飲む。1日3袋食べたことがあるのだが、、、
臨床関連
[★]
- 英
- thorium、Th
- 関
- トロトラスト、232Th
概念
- 参考1
- 原子番号:90
- 元素記号:Th
- アクチノイド元素の一つ
- 銀白色の金属。
- 安定同位体は存在しない。
- 北欧神話の軍神または雷神トールにちなんで名づけられた。
同位体
- 参考1
同位体
|
NA
|
半減期
|
DM
|
DE (MeV)
|
DP
|
228Th
|
trace
|
1.9116 y
|
α
|
5.52
|
224Ra
|
229Th
|
syn
|
7340 y
|
α
|
5.168
|
225Ra
|
230Th
|
trace
|
75380 y
|
α
|
4.77
|
226Ra
|
231Th
|
trace
|
25.5 h
|
β
|
0.39
|
231Pa
|
232Th
|
100 %
|
1.405 × 1010 y
|
α
|
4.083
|
228Ra
|
234Th
|
trace
|
24.1 d
|
β
|
0.27
|
234Pa
|
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
[★]
- 英
- bird、avian
- 関
- 鳥類