- 英
- cowpea
WordNet
- fruit or seed of the cowpea plant (同)black-eyed_pea
- sprawling Old World annual cultivated especially in southern United States for food and forage and green manure (同)cowpea plant, black-eyed_pea, Vigna unguiculata, Vigna sinensis
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/12/15 20:44:19」(JST)
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ササゲ |
ササゲ(黒目豆)
|
分類(APG III) |
界 |
: |
植物界 Plantae |
階級なし |
: |
被子植物 angiosperms |
階級なし |
: |
真正双子葉類 eudicots |
階級なし |
: |
コア真正双子葉類 core eudicots |
階級なし |
: |
バラ類 rosids |
階級なし |
: |
マメ類 fabids |
目 |
: |
マメ目 Fabales |
科 |
: |
マメ科 Fabaceae |
亜科 |
: |
マメ亜科 Faboideae |
属 |
: |
ササゲ属 Vigna |
種 |
: |
ササゲ V. unguiculata |
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学名 |
Vigna unguiculata (L.) Walp. |
和名 |
ササゲ |
英名 |
Cowpea
Black-eyed pea |
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ウィキメディア・コモンズには、ササゲに関連するカテゴリがあります。 |
|
ウィキスピーシーズにササゲに関する情報があります。 |
ササゲ(大角豆、学名:Vigna unguiculata、英: Black-eyed pea)はマメ科の一年草。つる性の種類とつるなしの種類とがある。アフリカ原産。主に旧世界の温暖な地方で栽培される。南米では繁栄と幸運を呼ぶ食物と考えられ、正月に食べる風習がある。樹木の形状は低木であり、直立ないし匍匐する。枝を張ったり、からみついたりと、成育の特性は多彩。
目次
- 1 特徴
- 2 ササゲを用いた料理
- 3 下位分類
- 4 画像
- 5 出典
- 6 関連項目
- 7 外部リンク
特徴
語源は、莢が上を向いてつき物をささげる手つきに似ているからという説[1]、莢を牙に見立てて「細々牙」と言ったという説、豆の端が少々角張っていることからついたという説など諸説ある。
藤色、紫、ピンクなど様々な色の花をつける。花の形は蝶形花である。
穀物用種は、さやが10-30cmで固く、豆は1cm程度の腎臓形で、白・黒・赤褐色・紫色など様々な色の斑紋をもつ。白い豆には一部に色素が集中して黒い目のような姿になるため、ブラック・アイ・ピー(黒い目を持つ豆)と呼ばれる。つる性種は草丈が2mから4mになるのにたいし、つるなし種の草丈は30cmから40cm。ナガササゲと呼ばれる品種は100cmに達する。耐寒性は低いが、反面暑さには非常に強い。
日本では、平安時代に「大角豆」として記録が残されている[2]。江戸時代の『農業全書』には「豇豆」という名前で多くの品種や栽培法の記述がある[1]。また、アズキは煮ると皮が破れやすい(腹が切れる=切腹に通じる)のに対し、ササゲは煮ても皮が破れないことから、江戸(東京)の武士の間では赤飯にアズキの代わりに使われるようになった。
ササゲを用いた料理
■加熱したササゲを冷却し、微塵切りにしたニンニクやビネグレットソースを添えたテキサスキャビアと呼ばれる料理がある。他、豚肉、米、タマネギなどと併せて煮る。
■赤飯。お祝い用の赤飯にはササゲを使う。小豆は茹でた際に豆が割れてしまい、それが "腹が切れた" ように見えるため縁起が良くない。
市販のパック赤飯には、小豆の代わりにササゲを用いている品もある。
下位分類
以下の4亜種または品種群が栽培されている。
- Vigna unguiculata subsp. unguiculata
- (Southern pea, Black-eyed pea)
- ササゲ。黒目豆と呼ばれる品種はクリーム色地に黒の大きな斑紋を一つ持つ。ベトナムではデザートの材料になる。インドから中東にかけても栽培されている。米国南部や西インド諸島には、西アフリカからの奴隷によってもたらされ、ソウルフード等、主にアフリカ系の人々の伝統料理に用いられる。
- V. u. subsp. cylindrica (Catjang)
- ハタササゲ、ヤッコササゲ。旧世界の熱帯で食用とされる他、アメリカ合衆国では飼料作物として栽培される。
- V. u. subsp. dekindtiana
- ササゲの祖先野生種とされる。
- V. u. subsp. sesquipedalis (Yardlong bean)
- ジュウロクササゲ。長く生長するさやを野菜として利用する。東南アジアと日本の一部で食用にされる。
画像
出典
- ^ a b 青葉高 『日本の野菜』 八坂書房、2000年、pp. 97-98。ISBN 4-89694-456-9。
- ^ 『新猿楽記』
- バーバラ・サンティッチ、ジェフ・ブライアント(編) 『世界の食用植物文化図鑑』 山本紀夫(訳)、柊風舎、211ページ。ISBN 978-4-903530-35-2。
関連項目
外部リンク
Japanese Journal
- 中部高地における縄文時代の栽培植物と二次植生の利用
- 水利用効率に注目したササゲ(Vigna unguiculata(L.)Walp.)の 窒素固定量評価の可能性
- 混植条件下における蒸発散量と乾物生産量の関係:―とくに窒素固定作用との関連から―
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- cowpea chlorotic mottle virus、CCMV
- 関
- ブロモウイルス、ブロムモザイクウイルス、ブロモウイルス科
[★]
- 英
- cowpea mosaic virus, CPMV, CpMV