- 英
- potassium current, Ik
- 同
- K電流、カリウム
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 山本 恵司
- 日本薬理学雑誌 136(3), 160-163, 2010
- … QT/QTc間隔延長に伴う心室性不整脈誘発作用が注目されている.QT間隔は非臨床および臨床のいずれにおいても心電図検査で比較的容易に計測可能である.医薬品の研究開発では,まず非臨床においてIKr(カリウム電流)阻害作用をin vitroで検討し,次いでin vivoで動物のQT間隔延長作用を評価することが求められている.さらにその後,臨床においてThorough QT/QTc試験で,厳密にヒトのQT間隔に対する作用の有無が確認され …
- NAID 130000324098
- 抗KCNH2抗体による自己免疫性QT延長症候群 : 後天性QT延長症候群の新しい発症機序(2.QT延長のサイエンス,<特集>第72回日本循環器学会学術集会)
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- inwardly rectifying potassium channel, inward rectifier potassium channel
- 同
- 内向き整流性Kチャネル、内向き整流Kチャネル、内向き整流カリウムチャネル、内向き整流性K+チャネル
- 関
- 内向き整流性、カリウム電流
[★]
- 英
- potassium
- 同
- K+
- 関
- 高カリウム血症、低カリウム血症、腎 Kと酸塩基平衡の異常
- 植物の灰(pot-ash)が由来らしい
- アルカリ金属
- 原子番号:19
- 原子量:39.10
カリウム濃度を調節する要素
- PT.481-482
-
- 血中K+が細胞内、細胞内H+が細胞外へ移動→低カリウム血症、K排泄↑
- 血中H+が細胞内、細胞内K+が細胞外へ移動→高カリウム血症、K排泄↓
-
- レニン・アンジオテンシン系の亢進 or 細胞外K+濃度の上昇 のいずれかにより副腎皮質からアルドステロンが放出される
- Na/H交換体、Na-K-2Cl共輸送体、Na/K-ATPaseを活性化。
- β2受容体を介してKの取り込みを促進。Na-Kポンプの活性化による。
例外
- 水・電解質と酸塩基平衡 改訂第2版 p.153
- 水素イオンと共に投与される陰イオンが細胞内に移行しうる場合、電気的中性は保たれるのでカリウムイオンは細胞外に移動しない。
- (細胞内に移行する)乳酸イオン、酢酸イオン ⇔ (細胞内に移行しない)塩素イオン
基準値
- LAB
- 出典不明
尿細管での再吸収・分泌
- QB.E-128
- 再吸収 :近位尿細管、ヘンレループ
- 分泌・吸収:集合管(QB.E-128)、遠位尿細管(QB.E-130)、皮質集合管の主細胞(参考1)
調節するファクター
- 1. アルドステロン
- 2. 集合管に到達するナトリウムイオン:集合管では能動的にナトリウムが再吸収されるが、電気的中性を保つために受動的にカリウムが管腔側に移動する。(参考1)
臨床関連
-
- 尿中カリウム < 20mEq/L:腎外性喪失
- 尿中カリウム > 40mEq/L:腎性喪失
参考1
- 1. [charged] Pathophysiology of renal tubular acidosis and the effect on potassium balance - uptodate [1]