T細胞受容体

出典: meddic

T cell receptor, TCR
αβTCRγδTCRリンパ球抗原受容体BCR



  • T細胞が有する

構造

  • N末:膜外。C末:膜内、膜貫通部位
  • [α + β] + [ε + δ][ε + γ] + 2[η]

種類

T細胞受容体の遺伝子再構成 (IMM.155)

多様性の獲得機構

  • 多数のV遺伝子
  • V(D)J遺伝子の組み換え
  • 組み換え時の不正確性(CDR3)
  • α鎖とβ鎖、あるいはγ鎖とδ鎖の組み合わせ
体細胞突然変異が見られないこと、N塩基による組換え多様性が特徴的

臨床関連


-TCR


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/03/15 23:02:26」(JST)

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和文文献

  • 自己免疫疾患におけるMAIT細胞
  • 三宅 幸子
  • 日本臨床免疫学会会誌 35(5), 393-398, 2012
  • …   Mucosal associated invariant T (MAIT)細胞は,MR1分子に拘束されT細胞受容体にインバリアントα鎖(マウスVα19 Jα33,ヒトVα7.2 Jα33)を発現するT細胞である.粘膜組織に多く存在し,自然免疫と獲得免疫の橋渡しをする自然リンパ球として機能すると考えられている.ヒトでは,末梢血αβT細胞の数%を占める大きな細胞集団であり,CD8陽性もしくはCD4陰性CD8陰性の細胞が大部分である.細菌や真菌に反応し,感染症病態 …
  • NAID 130001908916
  • KRN7000の開発から15年-ナチュラルキラーT細胞を活性化する新規スフィンゴ糖脂質の構造活性相関研究
  • TASHIRO Takuya,MORI Kenji
  • Trends in glycoscience and glycotechnology 22(126), 280-295, 2010-11-30
  • … NKT細胞による免疫反応は、糖脂質と、免疫系における抗原提示蛋白質の一種であるCD1dとの複合体を、T細胞受容体を用いて認識することにより誘導される。 …
  • NAID 10027893211
  • 毛包向性菌状息肉症 (folliculotropic mycosis fungoides) の1例
  • 小川 浩平,森戸 啓統,福本 隆也,長谷川 正俊,浅田 秀夫
  • Skin cancer : official organ of the Japanese Society for Skin Cancer = 皮膚悪性腫瘍研究会機関誌 25(2), 145-149, 2010-09-15
  • … 毛包内の浸潤細胞はCD3,CD4陽性,CD8,CD20陰性であり,サザンブロット法にてT細胞受容体Jγ鎖の遺伝子再構成を認めた。 …
  • NAID 10027731597

関連リンク

TCR・CD3複合体は、TCR(T細胞受容体:注3)が、CD3分子と細胞膜貫通部で、非 共有的に結合している。 ... CD28/B7共刺激経路 T細胞表面のCD28(補助受容体)が、 単球・マクロファージ(抗原提示細胞)表面に発現されるB7(インテグリンリガンド:補助 ...
先月、ウイルスに感染した細胞がMHC(Major Histocompatibility Complex、主要組織 適合性複合体)を用いどのようにしてウイルスのペプチドを提示するかを見てきた。今月 は、ウイルスペプチドを認識する蛋白質であるT細胞受容体(T-cell receptor)をみて ...
NK細胞は、T細胞受容体(TCR)、T細胞普遍的マーカーであるCD3、膜免疫グロブリン であるB細胞受容体を発現していない大型の顆粒性リンパ球であり、通常ヒトではCD16 (FcγRIII)とCD56、マウスではNK1.1/NK1.2という表面マーカーを発現している。

関連画像

図14. 細胞表面分子とT細胞の  細胞受容体および細胞内分子細胞表面受容体とT細胞受容体 そのメカニズムを理解するには 図6 T細胞受容体ミクロ Download]細胞 もしくは 制御 性 t 細胞 図 通常のT細胞受容体とキメラ


★リンクテーブル★
先読みリンパ球抗原受容体」「αβTCR
国試過去問103I007
リンク元免疫グロブリン」「抗原受容体」「免疫学」「T細胞抗原受容体」「TCR
拡張検索αβ-T細胞受容体」「T細胞受容体γδ」「T細胞受容体αβ」「γδ-T細胞受容体」「T細胞受容体-CD3複合体
関連記事受容体」「T」「Ted」「受容」「

リンパ球抗原受容体」

  [★]

lymphocyte antigen receptor
BCRTCRB細胞T細胞

BCRとTCRの成立過程における差異

    BCR TCR
v-region assembly somatic reombination of DNA 有り 有り
junctional diversity imprecise joining, N-sequence insertion in DNA 有り 有り
transcriptional activation activation of promoter by proximity to the enhancer 有り 有り
switch recombination somatic recombination of DNA 有り 無し
somatic hypermutation DNA point mutation 有り 無し
IgM, IgD expression on surface differential splicing of DNA 有り 無し
membrane vs secreted form differential splicing of RNA 有り 無し

αβTCR」

  [★]

αβT細胞γδTCRγδT細胞

α鎖とβ鎖からなるT細胞受容体(TCR)


103I007」

  [★]

  • a. 抗HIV抗体陽性である。
  • b. 液性免疫能が低下する。
  • c. T細胞受容体遺伝子の再構成を認める。
  • d. 臨床経過は慢性から急性まで多様である。
  • e. 化学療法への反応は良好である
[正答]


※国試ナビ4※ 103I006]←[国試_103]→[103I008

免疫グロブリン」

  [★]

immunoglobulin, Ig
抗体
HBグロブリンヴェノグロブリンガンマーグロブリンガンマガードガンマグロブリングロブリングロベニン-IサイモグロブリンサングロポールゼットブリンテタノセーラテタノブリンテタノブリンIHはぶ抗毒素ヒスタグロビンベニロン-IヘパトセーラヘブスブリンヘブスブリンIHポリグロビンまむし抗毒素抗Dグロブリン抗D人免疫グロブリン抗HBs人免疫グロブリン破傷風グロブリン
免疫T細胞受容体リンパ球抗原受容体
IgMIgDIgGIgAIgE

構造

  • H鎖とL鎖からなり、Igドメインをそれぞれ4つ(IgMIgEは5つ)、2つもつ。

胎児の免疫グロブリン

  • 胎児は母胎より免疫グロブリンをもらうが、生後六ヶ月で消失する (標準予防策実践マニュアル 南江堂 第2刷 p.12)
  • 自分で抗体を作る能力は3-6歳で完成する (標準予防策実践マニュアル 南江堂 第2刷 p.12)

免疫グロブリンの特性 (IMM.161)

抗体 IgG1 IgG2 IgG3 IgG4 IgM IgA1 IgA2 IgD IgE
重鎖 γ1 γ2 γ3 γ4 μ α1 α2 δ ε
分子量 146 146 165 146 970 160 160 184 188
補体活性化(古典的経路) ++ + +++ - ++++ - - - -
補体活性化(代替経路) - - - - - + - - -
胎盤通過 +++ + ++ ± - - - - -
食細胞FcRへの結合 + - + ± - + + - +
肥満細胞好塩基球への結合 - - - - - - - - +++
staphylococcal Protein Aとの反応性 + + ± + - - - - -

免疫グロブリンの遺伝子再構成 (IMM.144)

多様性の獲得機構

  • 多数のV遺伝子
  • VJとJDV遺伝子の組み換え
  • 組み換え時の不正確性(塩基欠損、付加、N塩基)(CDR3)
  • 体細胞突然変異(CDR1,CDR2)
  • H鎖とL鎖の組み合わせ

シグナル伝達

基準値

小児基準値研究班(編):日本人小児の臨床検査基準値。日本公衆衛生協会、1997
SPE.704
  IgG IgA IgM
1ヶ月 400 ~ 1030 ー ~ 24 21 ~ 96
6ヶ月 290 ~ 950 8 ~ 50 46 ~ 176
1歳 460 ~ 1220 470 ~ 1210 16 ~ 128 14 ~ 98 57 ~ 260 81 ~ 314
3歳 530 ~ 1340 540 ~ 1340 25 ~ 174 22 ~ 150 63 ~ 279 86 ~ 332
6歳 630 ~ 1490 650 ~ 1530 45 ~ 258 38 ~ 238 72 ~ 305 92 ~ 353
12歳 750 ~ 1660 790 ~ 1740 71 ~ 352 63 ~ 373 72 ~ 306 100 ~ 380
成人 680 ~ 1620 84 ~ 438 380 ~ 1620

臨床関連

免疫グロブリンの量的変化による疾患




抗原受容体」

  [★]

抗原受容体

シグナル伝達

  T細胞 B細胞
抗原受容体 TCR(β鎖, α鎖) BCR(H鎖, L鎖)
受容体に付随するタンパク質 CD3δ Igα
CD3ε Igβ
CD3γ  
ζ  
CD5 CD19
CD6 CD22
Src kinase Lck, Fyn Kyn, Blk, Fyn
Syc kinase
ZAP-70 kinase
ZAP-70,Syk Syk
Down stream enzymes MAP kinase  
Vav  
PLCγ1 PLCγ1, PLCγ2
GAP(+/-) GAP
  PI3 kinase
Others Ezrin  
Valosin-containing protein  


免疫学」

  [★]

immunology

免疫系細胞

  • 多型核白血球

抗原受容体

免疫グロブリン

サイトカイン

T細胞抗原受容体」

  [★]

T-cell antigen receptor
T細胞受容体T細胞抗原レセプター


TCR」

  [★]


αβ-T細胞受容体」

  [★]

alpha beta T-cell receptor
αβ-T細胞レセプターαβ-T細胞抗原受容体T細胞受容体αβ

T細胞受容体γδ」

  [★]

gamma delta T-cell receptor
γδ-T細胞レセプターγδ-T細胞受容体

T細胞受容体αβ」

  [★]

alpha beta T-cell receptor
αβ-T細胞受容体αβ-T細胞レセプター

γδ-T細胞受容体」

  [★]

gamma delta T-cell receptor
γδ-T細胞レセプターT細胞受容体γδ

T細胞受容体-CD3複合体」

  [★]

TCR-CD3 complex
T細胞抗原受容体-CD3複合体

受容体」

  [★]

receptor
レセプターリセプター
  • 図:GOO.27

種類

First Aid FOR THE USMLE STEP 1 2006 p.199

一般的作動薬 受容体 G protein subunit 作用
アドレナリン
ノルアドレナリン
α1 Gq 血管平滑筋収縮
α2 Gi 中枢交感神経抑制、インスリン放出抑制
β1 Gs 心拍数増加、収縮力増加、レニン放出、脂肪分解
β2 骨格筋筋弛緩、内臓平滑筋弛緩、気道平滑筋弛緩、グリコーゲン放出
β3 肥満細胞脂質分解亢進
アセチルコリン M1 Gq 中枢神経
M2 Gi 心拍数低下
M3 Gq 外分泌腺分泌亢進
ドーパミン D1 Gs 腎臓平滑筋弛緩
D2 Gi 神経伝達物質放出を調節
ヒスタミン H1 Gq 鼻、器官粘膜分泌、細気管支収縮、かゆみ、痛み
H2 Gs 胃酸分泌
バソプレシン V1 Gq 血管平滑筋収縮
V2 Gs 腎集合管で水の透過性亢進

チャネルの型による分類(SP. 154改変)

イオンチャネル連結型受容体

Gタンパク質共役型受容体

受容体とシグナル伝達系

リガンド、受容体、細胞内情報伝達系

PKA,PKC

癌細胞における

T」

  [★]


WordNet   license wordnet

「the 20th letter of the Roman alphabet」
t

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「tritiumの化学記号」

Ted」

  [★]

WordNet   license wordnet

「a tough youth of 1950''s and 1960''s wearing Edwardian style clothes」
Teddy boy

受容」

  [★]

accept, acceptance
受け取る承認受諾認容認める受け入れる


体」

  [★]

body
corpuscorpora
肉体身体本体コーパスボディー




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