CO2ナルコーシス

出典: meddic

炭酸ガスナルコーシス

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和文文献

  • 慢性閉塞性肺疾患の急性増悪期における早期リハビリテーション
  • 久保川 温加,黒澤 保壽,遠藤 慎一
  • 高知リハビリテーション学院紀要 11, 35-39, 2010-03-31
  • 慢性閉塞性肺疾患患者の急性増悪例に対して廃用の悪循環を断ち切るため人工呼吸器管理下からの早期リハビリテーションを実施したので,その経過と効果について検討した.症例は,86歳男性,診断名は肺気腫.肺感染症による急性増悪によって,気管切開,人工呼吸器管理が開始された.入院後,3日目より人工呼吸器装着下でのリハビリテーションを開始.入院10日目には人工呼吸器からの離脱に成功した.早期離床訓練によって座位 …
  • NAID 110007592825
  • COPD増悪の予防と対応 (特集 COPDの診療update)
  • 久保 惠嗣
  • 日本医師会雑誌 138(12), 2523-2527, 2010-03-00
  • NAID 40016985984

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低酸素への反応呼吸器解剖 CO2ナルコーシスCO2ナルコーシスCO2ナルコーシスについてCO2ナルコーシスCO2ナルコーシス


★リンクテーブル★
国試過去問098C029」「096G118
リンク元特発性肺線維症」「振戦」「高炭酸ガス血症」「頭蓋内圧亢進」「姿勢時振戦
関連記事C」「ナルコーシス」「CO」「CO2

098C029」

  [★]

  • 次の文を読み、28~30の問いに答えよ。
  • 68歳の男性。呼吸困難を訴えて来院した。
  • 現病歴 : 4年前に慢性閉塞性肺疾患の診断を受け、定期的に診察を受けている。1週前に上気道炎に罹患し、その後呼吸困難が増悪した。
  • 既往歴 : 特記すべきことはない。
  • 生活歴:喫煙歴は40本/日を20歳から40年間。
  • 現症 : 意識は清明。身長168cm、体重58kg。呼吸数24/分。脈拍120/分、整。血圧130/90mmHg。両側頚静脈の怒張を認める。胸部の聴診でⅡ音の亢進を認め、両肺に軽度のwheezesを聴取する。腹部では肝を右肋骨弓下に6cm触知する。下肢に浮腫を認める。神経学的所見に異常はない。
  • 検査所見 : 血液所見:赤血球460万、Hb 15.0g/dl、Ht44%、白血球12,500、血小板42万。血清生化学所見:血糖170mg/dl、Na138mEq/l、K3.5mEq/l、Cl 110mEq/l。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH 7.36、PaO2 54Torr、PaCO2 72Torr、BE+11mEq/l。
  • 治療経過 : 経鼻酸素5l/分を開始し、静脈路を確保して利尿薬を投与した。30分後に意識レベルが低下してきた。
  • この患者で考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098C028]←[国試_098]→[098C030

096G118」

  [★]

  • 病態と緊急処置の組合せで正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ 096G117]←[国試_096]→[096G119

特発性肺線維症」

  [★]

idiopathic pulmonary fibrosis, IPF
特発性間質性肺炎


特徴

臨床診断名 IPF NSIP BOOP/COP
病理組織像 UIP OP
発症様式 慢性 慢性/亜急性 亜急性
BALF所見 リンパ球± CD8↑ CD8↑
予後 不良 良好(時に不良) 良好
分布 斑状,不均質, 胸膜下・小葉辺縁 びまん性,均質 小葉中心性
時相 多様 均質 均質
間質への細胞浸潤 少ない 通常多い やや多い
胞隔の炎症 軽度,斑状 びまん性,多彩 軽度
線維芽細胞巣 多数 まれ なし
肺胞内マクロファージ集積 巣状 巣状 なし
肺胞腔内線維化 まれ しばしば 多数
顕微鏡的蜂巣肺(肺胞虚説) 高頻度 通常なし(一部に認める) なし
硝子膜 なし なし なし

概念

  • 特発性間質性肺炎の一型で、慢性型の肺線維症。特発性間質性肺炎の中で最も多い。

疫学

  • 罹患率:3-4/10万人 (SPU.274)
  • 中高年以降に発症。男性に多い。
  • 喫煙との関連性なし。

症状

  • 労作時呼吸困難で初発し、次第に増強
  • 乾性咳嗽:伴うことが多い

身体所見

  • 肺:
  • (聴診)捻髪音:ほぼ全症例。両側肺底部、吸気後半
  • 30%の症例で軽度の配向血圧
  • 手指:バチ指(2/3の症例。病変の進展と相関はない(SPU.276))

病因

  • 不明
  • リスク因子は下記のように上げられているが、IPFの病態を説明できるものはない。おそらく素因のある者において、肺胞上皮のバリヤーと肺の間質がこれらのリスク因子などによる非特異的な損傷を与えることで発症のきっかけとなるのであろう。(参考2)

リスク因子

  • 喫煙、感染、大気汚染、慢性の吸引、薬物

検査

血液検査

赤沈、γグロブリン、RF、抗核抗体は病期と共に高値になる傾向はない(SPU.276)
  • LDH:↑
  • CRP:↑
  • KL-6:↑
  • SP-A, SP-D:↑
  • 赤沈:軽度~中等度亢進
  • γグロブリン:増加
  • RF因子:陽性(1/3の症例)
  • 抗核抗体:陽性(1/3の症例)

胸部単純X線写真・胸部CT写真

  • 両側のびまん性陰影 (SPU.276)
  • 下肺野、特に拝呈に始まる線状網状影の増加・拡大、肺野の縮小所見を認めることが多い (SPU.276)
  • 胸膜直下の蜂巣肺所見は特徴的 (SPU.276)

BALF所見

  • 健常者とかわらない所見が特徴的 (SPU.277)
  • 細胞数%↑(見られる場合がある) (SPU.277)
  • 好中球、好酸球の若干の増加が見られる事がある (SPU.277)
  • リンパ球%の増加のみ見られることは少ない (SPU.277)

肺機能検査

  • 拘束性換気障害(%VCの低下):初期から
  • 拡散障害(DLCO%低下):初期から
  • 低酸素血症:病変のかなり進行した後。初期には労作負荷による動脈血酸素分圧の低下が、IPFを示唆する。
  • VC:↓
  • RV:↓
  • FEV1.0は正常 → 細気管支レベルで閉塞性換気障害があるわけではないから

診断

臨床診断

  • 呼吸困難 + 捻髪音 + 胸部X線・CT所見、肺機能検査、BALF所見

確定診断

  • 病理組織学的診断による。外科的肺生検により肺の線維化病変、UIPあるいはDIP病変の存在を証明する。(SPU.277)
  • 両側びまん性に線維化病変が認められる + 線維化を来す病院物質あるいは線維化の穿孔病変である肉芽腫などの病変が認められない

鑑別診断

  • サルコイドーシス、石綿肺、膠原病などの肺野病変先行例

合併症

  • 男性の場合、高い頻度(20-25%)で悪性病変が合併(SPU.277)

治療

  • 1. 原因療法
  • なし
  • 2. 対症療法
  • 抗炎症
  • 線維化進展抑制(線維化阻止薬)
  • 酸素療法:COPDよりCO2ナルコーシスを起こしにくい(YN.I-81)
  • 安静時の動脈血酸素分圧を改善する効果があり、QOLの改善や肺高血圧症の進展の予防が期待される。
  • 3. 根治療法
  • 肺移植
  • 4. 生活療法
  • 適度な運動(筋力低下の予防 → つまり呼吸補助筋の維持とかってこと?)
  • 感染症対策:気道感染を起こすと病態的にARDSになって急性増悪しやすいとか。
  • 禁煙 → COPDを合併することを防いだり、気管上皮の炎症・障害を予防するために禁煙した方がよいのであろう、か?

予後

  • 病変は次第に拡大・進展して呼吸不全に陥り予後不良
  • 死因は肺性心を伴う呼吸不全が多い
  • 死因:呼吸不全(死亡の1/3)、右心不全(死亡の1/3)、肺癌の合併(死亡の1/3)
  • 5年生存率40-50%、10年生存率20~30% (SPU.278)

参考

  • 1. 特発性間質性肺炎 認定基準
[display]http://www.nanbyou.or.jp/pdf/076_s.pdf
  • 2. [charged] Pathogenesis of idiopathic pulmonary fibrosis - uptodate [1]


振戦」

  [★]

tremor
不随意運動


分類

動作状態による分類

  • 膝の上に力を抜いて置いた手を観察
  • 筋が活動していない状態で出現する振戦。3-6Hz。
パーキンソン病
  • 上司を前方に伸展させ、手指を開くように命じる。
  • 筋がある一定の強さの持続的な活動を行っているときに出現する振戦。4-12Hz
本態性振戦甲状腺機能亢進症尿毒症CO2ナルコーシス
  • 筋が随意的な活動を行っている状態で出現する振戦
  • 小脳の障害
小脳障害ウイルソン病多発性硬化症
  • 運動時に目標に近づくほど増強する振戦として運動時振戦と区別。
  • 統一されていないらしい。intention tremor/postural tremor+intention tremor

原因による分類(BET.176)


心雑音

thrill
  • 心尖は心雑音の原因となる振動が大きくなると生じる(手技見えvol.1 p.92)
  • 心尖の触診は聴診の4部位と同じ位置、手掌遠位部でおこなう

振戦が見られる領域 (手技見えvol.1 p.95)

  収縮期 両方 拡張期
大動脈弁領域 大動脈弁狭窄症    
肺動脈弁領域 肺動脈弁狭窄症 動脈管開存症  
Erb領域     大動脈弁閉鎖不全症
三尖弁領域 心室中隔欠損症    
心尖部     僧帽弁狭窄症



血管雑音

thrill
猫喘 purring thrill


高炭酸ガス血症」

  [★]

hypercapnia
高炭酸ガス血症(IMD)、(国)高二酸化炭素症(ICU)、高炭酸ガス症、炭酸ガス血症、高炭酸血症
腹腔鏡手術
[show details]

定義

  • 1. 体内に炭酸ガスが貯留した状態。
  • 2. 代謝性アルカローシスの代償以外の原因によりPaCO2が46mmHgを肥えた状態

医学辞書

  • 動脈血ガスにおける炭酸ガス分圧が45Torrの時

高炭酸ガス血症を決定づけるパラメタ

  • VCO2:増加 → CO2産生量の増加
  • VE:減少 → 低換気
  • Vd/Vt:増加 → 死腔換気増加

病態生理

  • 血中のPaCO2上昇は中枢性化学感受領域を刺激するなどする。これにより血管拡張、交感神経の興奮が起こる。

症状

  • 頭痛、めまい、発汗、錯乱、高血圧
  • ぼーっとする、眠い
  • 血管拡張:皮膚・強膜・結膜の充血
  • 交感神経の反応:高血圧、頻脈、発汗
  • 代謝性脳症
  • 中枢神経症状:意識障害、(最終的に)CO2ナルコーシス
  • 昏睡は正常範囲より30Torr以上高くなったとき(出典不明)。脳内pCO2が70Torrを超えると炭酸ガス麻酔効果出現、200Torrで完全に麻酔状態。



頭蓋内圧亢進」

  [★]

intracranial hypertension, increased intracranial pressure
脳圧亢進 brain hypertension
頭蓋内圧頭蓋内圧亢進症
PON.594-595

頭蓋内圧亢進を来す疾患

IMD.304

症状

  • 頭痛、嘔吐、視力障害(うっ血乳頭)、外転神経麻痺(頭蓋内での走行が長いので障害を受けやすい?)
  • 脳ヘルニアに至れば、意識障害、呼吸障害、クッシング現象(徐脈、血圧上昇)




姿勢時振戦」

  [★]

postural tremor
振戦
  • 静止時には出現せず、随意的な姿勢保持に際してのみ出現する振戦。
  • 筋の収縮時に出現。
  • 原因(YN. J50)



C」

  [★]

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「the 3rd letter of the Roman alphabet」
c

WordNet   license wordnet

「(music) the keynote of the scale of C major」

WordNet   license wordnet

「a general-purpose programing language closely associated with the UNIX operating system」

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「carbonの化学記号」


ナルコーシス」

  [★]

narcosis
ナルコシス
炭酸ガスナルコーシス。昏睡麻酔anaesthesiaanaesthetizeanesthesiaanesthetizecomacomatosestupor
  • 神経活動の一時的低下による昏睡状態


CO」

  [★]


PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「Colorado」


CO2」

  [★] 二酸化炭素 carbon dioxide




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