骨髄

出典: meddic

bone marrow (Z)
medulla ossium
骨髄組織

  • 髄腔を埋めるように存在

分類

性状

細胞成分の過少

  • 過形成
  • 正形成
  • 低形成

造血

加齢変化

  • 6歳以後は加齢とともに脂肪化が進み、黄色骨髄が増加
  • 長管骨の末端から黄色骨髄に置換されていく。成人では脊椎骨、胸骨、肋骨などで造血が起こる
  • 乏血、低酸素状態では黄色骨髄が赤色骨髄に置換され、造血ができるようになる。


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/09/18 13:15:41」(JST)

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和文文献

  • 非血縁臍帯血移植後にサイトメガロウイルス網膜炎の治療中に免疫回復ぶどう膜炎を生じた1例
  • 内村 英子/豊口 光子/園部 愛/三宮 瞳/堀 貞夫
  • 東京女子医科大学雑誌 82(E1), E234-E238, 2012-01-31
  • … 【目的】急性骨髄性白血病に対する非血縁臍帯血移植後にサイトメガロウイルス(CMV)網膜炎を発症し、経過中に免疫再構築ぶどう膜炎を認めた一例を経験したので報告する。 … ,【症例】52歳男性、2008年7月急性骨髄性白血病に対する非血縁臍帯血移植を施行後、免疫抑制剤 タクロリムス(FK506)が投与されていた。 …
  • NAID 110008767983
  • マウスコラーゲン誘導性関節炎の病態形成における骨髄由来細胞の関与の検討 (第128回成医会総会一般演題)
  • 化膿性足関節炎を合併した小児脛骨骨髄炎の一例
  • 近藤 尚行,角田 大介,久保井 卓郎,高橋 敦志,小野 秀樹,萩原 明彦
  • The Kitakanto medical journal 61(4), 563-563, 2011-11-01
  • NAID 120003824728

関連リンク

骨髄(こつずい、英語:bone marrow)は、骨の中に存在する柔組織である。骨髄には、 大きく分けて2種類の細胞がある。 ... 骨髄間質細胞は、骨髄中に存在し骨髄穿刺で 容易に採取でき造血を支持する細胞として知られ、間葉系の細胞と同じかたちをしており , ...
骨髄移植推進財団の公式サイトです。一人でも多くの患者さんを救うために、骨髄移植 と骨髄バンク事業についてご理解ください。

関連画像

骨髄異形成症候群(MDS  骨髄 で 発症 します 骨髄 と は骨の真ん中にあるゼリー状の 「肝硬変症に対する自己骨髄 図1 骨髄で血液がつくられます の種類 ~骨髄腫細胞の検査骨の構造と成分の図前へ 次へ

添付文書

薬効分類名

  • 抗悪性腫瘍剤・リンパ管腫治療剤

販売名

ピシバニール注射用0.2KE

組成

成分・含有量:有効成分:1バイアル中

  • 凍結乾燥粉末注2):0.56mg
    乾燥菌体として:0.02mg(0.2KEに相当)

成分・含有量:添加物:1バイアル中

  • 硫酸マグネシウム水和物:0.02mg
    DL‐メチオニン:0.04mg
    マルトース水和物:17.69mg
    ベンジルペニシリンカリウム:540単位
    リン酸二水素カリウム:含有
    水酸化ナトリウム:含有
    塩化ナトリウム:含有

懸濁用溶解液

  • 1アンプル中:日局生理食塩液 2mL
  • 注2)ストレプトコックス・ピオゲネス(A群3型)Su株ペニシリン処理凍結乾燥粉末。製造工程において、培地成分としてTodd Hewitt Broth(ウシの心臓、骨格筋、骨髄、脂肪組織、結合組織及び乳、並びにブタの心臓、膵臓及び胃由来)、牛肉(ウシの骨格筋由来)、ペプトンN粉末(ウシの乳をブタのパンクレアチン(ブタ膵臓由来酵素)で処理したもの)及びスキムミルク(ウシの乳由来)を使用している。

禁忌

  • 本剤によるショックの既往歴のある患者
  • ベンジルペニシリンによるショックの既往歴のある患者[本剤はベンジルペニシリンを含有している。]


効能または効果

胃癌(手術例)患者及び原発性肺癌患者における化学療法との併用による生存期間の延長

胃癌(手術例)患者及び原発性肺癌患者における化学療法との併用による生存期間の延長の場合

  • 化学療法に併用し、各投与量(KE)を添付の生理食塩液で適宜懸濁溶解して、筋肉内、皮下又は皮内投与する。通常、初回0.2〜0.5KEより開始し、患者の状態を観察しつつ、連日又は隔日1回の投与で2〜3週間かけて2〜5KEまで漸増する。維持量は1回2〜5KE、週1〜2回とする。
    ただし、同日内に同一患者に対し、2経路による投与は行わない。

消化器癌患者及び肺癌患者における癌性胸・腹水の減少

消化器癌患者及び肺癌患者における癌性胸・腹水の減少の場合

  • 通常、1回5〜10KEを添付の生理食塩液で適宜懸濁溶解して、週に1〜2回漿膜腔内投与する。
    ただし、同日内に同一患者に対し、2経路による投与は行わない。

他剤無効の、頭頸部癌(上顎癌、喉頭癌、咽頭癌、舌癌)及び甲状腺癌

他剤無効の、頭頸部癌(上顎癌、喉頭癌、咽頭癌、舌癌)及び甲状腺癌の場合

  • 通常、1回5〜10KEを添付の生理食塩液で適宜懸濁溶解して、毎日又は数日に1回、腫瘍内又は腫瘍辺縁部に注入する。
    ただし、同日内に同一患者に対し、2経路による投与は行わない。

リンパ管腫

リンパ管腫の場合

  • 本剤の投与に際しては、生理食塩液で適宜懸濁溶解して、0.05〜0.1KE/mL濃度の懸濁溶解液を調製する。通常、吸引リンパ管腫液量と同量の懸濁溶解液を局所に注入する。1回総投与量2KEを上限として、年齢、症状により適宜増減する。


  • 患者によって本剤に対する発熱などの感受性が異なるため、「消化器癌患者及び肺癌患者における癌性胸・腹水の減少の場合」、「他剤無効の、頭頸部癌(上顎癌、喉頭癌、咽頭癌、舌癌)及び甲状腺癌の場合」についても少量投与から始め、患者の状態を観察しつつ漸増することが望ましい。


慎重投与

  • 心疾患・腎疾患のある患者[動物による毒性実験において、大量長期投与した場合に溶連菌感染症類似の所見(心障害、腎障害、アミロイドーシス等)がみられている。]
  • セフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者


重大な副作用

ショック、アナフィラキシー様症状

  • ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。

間質性肺炎

  • 間質性肺炎が発現又は増悪することがあるので、観察を十分に行い、発熱、咳嗽、呼吸困難及び胸部X線検査異常等が認められた場合には、本剤の投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。

急性腎不全

  • 急性腎不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、BUN、クレアチニンの上昇、尿量の減少等が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。


薬効薬理

実験腫瘍に対する効果

自家誘発腫瘍に対する効果

  • マウスの自然発生腫瘍8)及びメチルコラントレン誘発腫瘍9)を用いた実験で、本剤を各々腫瘍内、筋肉内に投与することにより、腫瘍増殖の抑制効果が認められた。

同系腫瘍に対する効果

  • マウス10)及びラット11)の同系腫瘍を用いた実験で、本剤を腹腔内に投与し、それぞれ延命効果、腫瘍縮小効果が認められた。更にモルモット12)の同系腫瘍に本剤を腫瘍内投与し、腫瘍縮小効果が認められた。

化学療法との併用効果13)

  • マウスのL1210腫瘍に対し、本剤を抗悪性腫瘍剤であるフルオロウラシルと併用することにより、化学療法単独群に比較して延命効果が認められた。

作用機序

腫瘍細胞に対する作用14)

  • 本剤は腫瘍細胞に対する直接的増殖抑制作用が認められている。

生体防御反応に対する作用

  • 本剤の投与により好中球、マクロファージ、リンパ球数の増加(ヒト15))、好中球(ラット16))、マクロファージ(ヒト15))、NK細胞(ヒト17))の活性化及びCTL細胞の誘導(ラット18))が認められた。更にこれら細胞の増殖、活性化に関与するIL‐1、IL‐2(マウス19))、IL‐8(ヒト20))、IL‐12(マウス21))、IFN‐γ(マウス22))、TNF‐α(ヒト20)、G‐CSF(ヒト20))、GM‐CSF(ヒト20))等のサイトカインの産生が認められることから、主に本剤の投与によって賦活された種々の宿主の生体防御反応を介して、抗腫瘍効果を発現するものと考えられている。

リンパ管腫に対する作用機序23,24)

  • 本剤をリンパ管腫の局所に投与することにより炎症反応が惹起され、続いて炎症に関わるマクロファージ等の誘導や内皮細胞の透過性亢進作用を有するTNF等のサイトカインの産生が認められ、これらによりリンパ液の排出が促進され、管腔が縮小するものと考えられる(ヒト)。


有効成分に関する理化学的知見

性 状

  • 白色〜類白色の凍結乾燥した吸湿性の粉末又は塊で、わずかに特異なにおいがある。生理食塩液を加えて振り混ぜるとき白濁ないしわずかに白濁する。


★リンクテーブル★
先読み骨髄組織
国試過去問098D035」「108A055」「099D045」「100F002」「100G043」「099D054」「104G023」「105B023」「096G054
リンク元血小板」「ランゲルハンス細胞」「赤色骨髄」「脂肪骨髄」「BM
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関連記事

骨髄組織」

  [★]

myeloid tissue


  • see. 血液細胞アトラス p.328-


098D035」

  [★]

  • 生後5日の新生児。
  • 在胎39週4日、出生体重は3,210gで、仮死はなかった。出生時から後頭部に腫瘤が認められている。生後3日から時々少量の鼻出血に気付かれている。
  • 家族歴に特記すべきことはない。
  • 血液所見:赤血球320万、Hb9.8g/dl、白血球9,200、血小板2.2万。プロトロンビン時間(PT)16秒(基準対照11.3)、AFIT73秒(基準対照32.2)。
  • 血清生化学所見:総ビリルビン8.1mg/dl、AST48単位(基準40以下)、ALT32単位(基準35以下)、LDH450単位(基準170~580)。後頚部腫瘤の写真を以下に示す。
  • この疾患で正しいのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 098D034]←[国試_098]→[098D036

108A055」

  [★]

  • 12歳の女児。 7日前からの発熱と全身の倦怠感とを主訴に来院した。生来健康であった。 2週前から活気のないことに家族が気付いていた。 7日前から発熱し、自宅近くの診療所で抗菌薬を投与されたが改善しなかった。顔色は不良である。腹部では肝臓を右季肋下に 4 cm、脾臓を左季肋下に 2 cm触知する。血液所見:赤血球 316万、 Hb 6.4 g/dl、Ht 27%、白血球 32,000(異常細胞 65% )、血小板 2.3万。 LD3,015 IU/l(基準 176~353)。骨髄穿刺所見:細胞数 60万/mm3(基準 10万~ 25万 )(異常細胞 98% )、異常細胞のペルオキシダーゼ染色は陰性、表面抗原検査は CD10とCD19は陽性、 CD3と CD13は陰性。
  • この疾患の予後に影響する因子はどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 108A054]←[国試_108]→[108A056

099D045」

  [★]

  • 血球の産生について正しいのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 099D044]←[国試_099]→[099D046

100F002」

  [★]

  • 在胎28週の胎児。1絨毛膜2羊膜性双胎と診断されている。妊娠初期には2児の大きさにほとんど差を認めなかったが、次第に差を認めるようになり、大きい方の児に羊水過多胎児水腫とを認めるようになった。
  • 異常があると考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100F001]←[国試_100]→[100F003

100G043」

  [★]

  • 血球の産生について正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100G042]←[国試_100]→[100G044

099D054」

  [★]

  • 一次リンパ組織はどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 099D053]←[国試_099]→[099D055

104G023」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 104G022]←[国試_104]→[104G024

105B023」

  [★]

  • 胎芽期の主な造血部位はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105B022]←[国試_105]→[105B024

096G054」

  [★]

  • 胎芽期の主な造血部位はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096G053]←[国試_096]→[096G055

血小板」

  [★]

platelet (Z), blood platelet (Z), PLT
栓球 thrombocyte
血小板血栓血小板数 platelet count PLC


  • GOO. 1468(血小板凝集 platelet aggregation)
  • 半減期:1週間(異常値の出るメカニズム第2版)。4日 (SP.505)。
  • 寿命:10日
  • 体積:5-10 fl
  • 直径:2-5μm。
  • 無核。

基準値

  • 15万 - 40万 /μl (2007前期解剖学授業プリント, SP.505)
  • 15万 - 35万 /μl (2007前期生理学授業プリント, PT.233)

新生児

  • 10-28万/mm3 (SPE.74)

パニック値

出典不明
  • ≦3万 /μl、≧100万 /ul

産生組織

トロンボポエチンにより巨核球の細胞質がちぎれて血流に放出される (SP.505)

貯蔵組織

  • 約1/3が脾臓に存在

組織学

  • α顆粒 α-granule
P-セレクチンを膜上に持つ
フィブリノーゲンフィブロネクチン第V因子第VIII因子platelet factor 4PDGFTGF-α (BPT.89)
  • 濃染顆粒 dense body
ADPATP、Ca2+、ヒスタミンセロトニンエピネフリン (BPT.89)

機能 (SAN.236-237)

1.一次止血

  • (1) 内皮が剥離した部位にvWFが結合
  • (2) 血小板のGpIb/GpIXを介してvWFに結合
  • (3) GpIIb/IpIIIa複合体を膜状に発現。血小板が変形し顆粒を放出(ADP, TXA2,セロトニン)
TXA2,セロトニンは血管収縮作用
ADP, TXA2,セロトニンは血小板凝集

2.血液凝固の促進

  • 血小板表面のリン脂質がIX因子X因子を結合し活性化する

3.毛細血管機能の維持

  • 毛細血管内皮細胞に融合し血管内皮を補強している → 血小板減少により点状出血を来すことになる。

膜タンパク

ファミリー 慣用名 CD分類 リガンド 機能 欠損症
インテグリン GpIIb CD41 フィブリノゲン 凝集 Glanzmann血小板無力症(GT)
GpIIIa CD61
LRG GpIb CD42bc vWF 粘着 ベルナール・スリエ症候群(BSS)
GpIX CD42a
GpV CD42d

血小板減少による症状

  • 5-10万 :症状なし-やや止血しにくい程度
  • 2-3万  :下肢に点状出血 (→皮下出血)
  • 1万以下 :粘膜出血→臓器出血の危険あり

検査

  • 抗凝固剤としてEDTAを用いた場合、EDTA依存性偽血小板減少をきたすことがある。

臨床関連

数の異常

機能の異常

  • ストレージプール病の一つ。α顆粒の欠如




ランゲルハンス細胞」

  [★]

Langerhans cell, Langerhans cells
Langerhans細胞
[[]]


  • 骨髄由来の樹状細胞
  • 抗原提示能あり
  • 有棘層に存在
  • 紫外線放射により機能が抑制される。ステロイドによりランゲルハンス細胞の数が減る
  • 気道粘膜上にも存在する?
  • 表皮、食道粘膜以外の骨髄由来の抗原提示細胞であって、ランゲルハンス細胞と同じと考えられる細胞は樹状細胞とよばれる?

組織学

細胞マーカー

臨床関連




赤色骨髄」

  [★]

red bone marrow
赤色髄 red marrow
骨髄黄色骨髄
[show details]


  • 造血機能が盛んな骨髄であり、成人でも少なくとも胸骨には見られる



脂肪骨髄」

  [★]

fatty bone marrow
medulla ossium adipos
脂肪髄 fatty marrow黄色骨髄 黄色髄 yellow marrow medulla ossium flava
骨髄赤色骨髄
[show details]


BM」

  [★]

basal laminabasal laminaebasal membranebasement membranebone marrowmyelomyeloid

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「basal metabolism基礎代謝」

ガレー硬化性骨髄炎」

  [★]

Garre sclerotic osteomyelitis, Garré sclerotic osteomyelitis
ガレー骨髄炎 Garre osteomyelitisGarre硬化性骨髄炎ガレー病 Garre disease
顎骨骨髄炎




慢性骨髄単球性白血病」

  [★]

chronic myelomonocytic leukemia, CMMoL, CMML
慢性骨髄性白血病FAB分類


  • FAB分類。
  • WHO分類ではMDS/MPDCMMLに分けられた


骨髄液」

  [★]

bone marrow aspirate
骨髄穿刺液


髄」

  [★]

pulpmarrowmedullapith
延髄穿刺果肉骨髄歯髄髄質パルプ赤色骨髄黄色髄



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