閉鎖神経

出典: meddic

obturator nerve
nervus obturatorius
腰神経叢陰部神経管

  • 図:N.327(閉鎖動脈との伴行) N.521(筋枝、皮枝の分布) N.380,390(膀胱との関係)

由来

支配

筋枝

皮枝

走行

前枝

後枝

臨床関連




Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.

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和文文献

  • 帝王切開後に両側閉鎖神経麻痺を生じた1症例
  • 箱岩 沙織,星 拓男,田中 誠 [他]
  • 麻酔 60(6), 721-723, 2011-06
  • NAID 40018862181
  • 膀胱の手術 膀胱全摘除後に閉鎖神経麻痺が出てきた (こんなときどうする!? 泌尿器科手術のトラブル対処法) -- (開腹手術)
  • リンパ節転移と鑑別が困難であった閉鎖神経原発神経鞘腫の1例
  • 佐々木 豪,曽我 倫久人,三木 学,舛井 覚,長谷川 嘉弘,神田 英輝,山田 泰司,木瀬 英明,有馬 公伸,杉村 芳樹
  • 泌尿器科紀要 56(6), 323-326, 2010-06
  • A 58-year-old man, received polypectomy to evaluate the polyp of sigmoid colon. Pathological examination of the specimen revealed non-invasive adenocarcinoma. Systemic work up including abdominal comp …
  • NAID 120002233414

関連リンク

閉鎖神経(英: obturator nerve)とは第2、第3、第4腰神経の腹側から分枝する神経で あり、第3腰神経からのものが最も大きく、第2 ... 閉鎖神経は大腿内側面の皮膚の知覚 神経、股関節を構成する内転筋(外閉鎖筋、長内転筋、短内転筋、小内転筋、大内転筋 、 ...
帝王切開後に両側閉鎖神経麻痺を生じた1症例. 箱岩 沙織,星 拓男,田中 誠 [他]; 麻酔 60(6), 721-723, 2011-06; NAID 40018862181. 膀胱の手術 膀胱全摘除後に閉鎖 神経麻痺が出てきた (こんなときどうする!? 泌尿器科手術のトラブル対処法) -- (開腹 手術) ...
「閉鎖神経」とは - 第2・第3・第4腰神経の腹側から分枝する神経。第3腰神経からの ものが最も大きく、第2腰神経からのものは非常に小さい。

関連画像

イメージ 25Hifusetu14 神経と閉鎖神経(I) ( 3 / 8


★リンクテーブル★
先読み陰部神経管
国試過去問108C019」「106B005
リンク元下肢の筋」「股関節の運動に関与する筋」「腰神経叢」「股関節」「恥骨筋
拡張検索閉鎖神経反射」「閉鎖神経ブロック」「閉鎖神経皮枝
関連記事神経」「閉鎖

陰部神経管」

  [★]

pudendal canal (KL)
canalis pudendalis
アルコック管Alcock管 Alcock canal, Alcock's canal
  • 図:KH.248 N.382 KA.351(陰部神経管の出口) M.202

解剖

含まれる構造

臨床関連


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


108C019」

  [★]

  • 50歳の男性。右足先が上がらないことを主訴に来院した。昨夜、泥酔して右脚を上にして脚を組んだ状態で寝込んでしまったところ、今朝、目覚めたときに右の足関節を背屈できなくなっていた。徒手筋力テストでは、左下肢はすべて正常、右下肢では膝関節の屈曲伸展と足関節の底屈とは正常、足関節の背屈は 2と低下している。右下腿外側と足背とに感覚低下を認める。下肢の腱反射は左右とも正常である。
  • 障害されているのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108C018]←[国試_108]→[108C020

106B005」

  [★]

  • 尿路の機能について誤っているのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106B004]←[国試_106]→[106B006

下肢の筋」

  [★]

下肢の筋

関節で分類

下肢の筋の起始停止

下肢の筋

肉単P 筋名   起始 停止 支配神経 機能
R-2 大腰筋   T12(椎体)、L1-L5(椎体横突起) 大腿骨(小転子) 腰神経叢 股関節屈曲(わずかに外旋)、脊柱屈曲
R-4 小腰筋   T12、L1(椎体椎間円板) 腸恥隆起 腰神経叢 脊柱屈曲の補助
R-3 腸骨筋   腸骨(腸骨窩) 大腿骨(小転子) 腰神経叢大腿神経 股関節屈曲(わずかに外旋)、脊柱屈曲
R-7 大殿筋   腸骨(後殿筋線)、仙骨尾骨(後面)、仙結節靭帯 大腿筋膜(腸脛靭帯)、大腿骨(殿筋粗面) 下殿神経 股関節伸展(特に屈曲位からの伸展)、外旋
R-8 中殿筋   腸骨(前殿筋線後殿筋線の間) 大腿骨(大転子外側面) 上殿神経 股関節外転内旋
R-9 小殿筋   腸骨(前・後殿筋線下殿筋線の間) 大腿骨(大転子) 上殿神経 股関節外転内旋
R-6 大腿筋膜張筋   腸骨(上前腸骨棘腸骨稜脛骨(外側)(腸脛靭帯を介して) 上殿神経 大腿筋膜の緊張、大腿屈曲外転内旋
R-10 梨状筋   仙骨(前面)、腸骨(大坐骨切痕) 大腿骨(大転子) 坐骨神経層(K) 股関節外旋
R-16 上双子筋   坐骨(坐骨棘小坐骨切痕) 大腿骨(大転子) 仙骨神経叢 股関節外旋
R-17 下双子筋   坐骨(坐骨結節) 大腿骨(大転子) 仙骨神経叢 股関節外旋
R-19 大腿方形筋   坐骨(坐骨結節) 大腿骨(転子間稜) 仙骨神経叢 股関節外旋
R-15 内閉鎖筋   坐骨恥骨(閉鎖孔縁)、閉鎖膜(内面) 大腿骨(大転子転子窩) 仙骨神経叢 股関節外旋
R-14 外閉鎖筋   恥骨(閉鎖孔下部)、閉鎖膜(外面) 大腿骨(転子窩) 閉鎖神経 股関節外旋内転(弱)
S-1 長内転筋   恥骨結合および恥骨(恥骨稜) 大腿骨(粗線内側唇) 閉鎖神経 股関節内転
S-2 短内転筋   恥骨(恥骨結合恥骨結合の間) 大腿骨(粗線内側唇) 閉鎖神経 股関節内転
S-3 大内転筋   坐骨(坐骨結節)、恥骨(恥骨下枝) 大腿骨(粗線内転筋結節) 閉鎖神経脛骨神経 股関節内転伸展
S-6 恥骨筋   恥骨(恥骨櫛) 大腿骨(恥骨筋線) 閉鎖神経大腿神経 股関節内転屈曲の補助
S-7 薄筋   恥骨(恥骨結合外側縁) 脛骨(上部の内側面) 閉鎖神経 股関節内転膝関節屈曲、下肢の内旋
S-9 大腿直筋   腸骨(下前腸骨棘寛骨臼の上縁) 脛骨(脛骨粗面) 大腿神経 膝関節伸展股関節屈曲
S-11 中間広筋   大腿骨(上部3/4) 脛骨(脛骨粗面) 大腿神経 膝関節伸展
S-12 外側広筋   大腿骨(大転子粗線外側唇) 脛骨(脛骨粗面) 大腿神経 膝関節伸展
S-13 内側広筋   大腿骨(粗線内側唇) 脛骨(脛骨粗面) 大腿神経 膝関節伸展
S-14 縫工筋   腸骨(上前腸骨棘) 脛骨(上部の内側面) 大腿神経 股関節屈曲外旋外転膝関節屈曲
T-2 大腿二頭筋 短頭 大腿骨(粗線外側唇) 脛骨(腓骨頭) 腓骨神経 股関節伸展外旋膝関節屈曲
T-2 大腿二頭筋 長頭 坐骨(坐骨結節) 脛骨(腓骨頭) 脛骨神経 股関節伸展外旋膝関節屈曲
T-3 半膜様筋   坐骨(坐骨結節) 脛骨(内側顆)、大腿骨(外側顆) 脛骨神経 股関節伸展内旋膝関節屈曲内旋
T-4 半腱様筋   坐骨(坐骨結節) 脛骨(上部の内側面) 脛骨神経 股関節伸展内旋膝関節屈曲内旋
U-2 腓腹筋 外側頭 外側顆 踵骨(踵骨突起) 脛骨神経 足関節底屈膝関節屈曲
U-2 腓腹筋 内側頭 内側顆 踵骨(踵骨突起) 脛骨神経 足関節底屈膝関節屈曲
U-3 ヒラメ筋   脛骨(ヒラメ筋線)、腓骨(頭、骨幹上部) 踵骨(踵骨突起) 脛骨神経 足関節底屈
U-5 足底筋   大腿骨(外側顆の上部) アキレス腱内側縁 脛骨神経 足関節底屈
U-6 膝窩筋   大腿骨(外側顆) 脛骨(上部の後面) 脛骨神経 膝関節屈曲下の下床を形成する
V-7 後脛骨筋   脛骨(後面)、腓骨(後面) 舟状骨、3個の楔状骨立方骨、第2-4中足骨 脛骨神経 足関節内反底屈
V-1 前脛骨筋   脛骨(外側面)、骨間膜 内側楔状骨、第1中足骨(基底部) 深腓骨神経 足関節の背屈内反足底のアーチ維持
V-2 長腓骨筋   腓骨(上部の外側面・腓骨頭)、脛骨(外側顆) 内側楔状骨、第1中足骨(基底部) 浅腓骨神経 足関節外反底屈
V-3 短腓骨筋   腓骨(下部の外側面) 第5中足骨(基底部) 浅腓骨神経 足関節外反底屈
V-4 第三腓骨筋   腓骨下部の前面) 第5中足骨(基底部) 深腓骨神経 足関節外反背屈


股関節の運動に関与する筋」

  [★]

下肢の筋

-歩行も参考

股関節の運動に関与する筋 (K.126,127 M.354)

肉単P 筋名 内転 外転 内旋 外旋 屈曲 伸展 支配神経
R-2 大腰筋       ◇*1   腰神経叢
R-3 腸骨筋       ◇*1   腰神経叢大腿神経
R-7 大殿筋         下殿神経
R-8 中殿筋   ●*2       上殿神経
R-9 小殿筋   ●*2       上殿神経
R-6 大腿筋膜張筋       上殿神経
R-10 梨状筋           仙骨神経叢
R-16 上双子筋           仙骨神経叢
R-17 下双子筋           仙骨神経叢
R-19 大腿方形筋           仙骨神経叢
R-15 内閉鎖筋           仙骨神経叢
R-14 外閉鎖筋 □*1         閉鎖神経
S-1 長内転筋         閉鎖神経
S-2 短内転筋         閉鎖神経
S-3 大内転筋       □*3 ●*4 閉鎖神経脛骨神経
S-6 恥骨筋         閉鎖神経大腿神経
S-7 薄筋       閉鎖神経
S-9 大腿直筋           大腿神経
S-14 縫工筋       大腿神経
T-2 大腿二頭筋短頭         腓骨神経
T-2 大腿二頭筋長頭         脛骨神経
T-3 半膜様筋         脛骨神経
T-4 半腱様筋         脛骨神経
肉単P 筋名 内転 外転 内旋 外旋 屈曲 伸展 支配神経

凡例

● :両方	
◇ :K.126,127
□ :M.354

脚注

*1:作用は弱い
*2:前部のみ(M.354)
*3:前部のみ(M.354)
*4:後部のみ(M.354)



腰神経叢」

  [★]

lumbar plexus
plexus lumbalis
腰仙骨神経幹仙骨神経叢

腰神経叢

  T12 L1 L2 L3 L4 走行(M.181) 機能(M.181)
肋下神経         外側弓状靱帯の後方を通って腹部に入り、外下方に走り、腰方形筋の前面を横切る。腹横筋と内腹斜筋を通り抜けて外腹斜筋と腹壁前外側面の皮膚に分布 外腹斜筋と腹壁前外側面の皮膚を支配
腸骨下腹神経 ○        内側弓状靱帯の後方で腹部に入り、下外方に走って腰方形筋の前面を通る。腹壁の筋を上腸骨棘の近くで貫き、内腹斜筋と外腹斜筋を貫いて恥骨上部に分布 恥骨上部
腸骨鼡径神経       内側弓状靱帯の後方で腹部に入り、下外方に走って腰方形筋の前面を通る。腹壁の筋を上腸骨棘の近くで貫き、内腹斜筋と外腹斜筋を貫いて鼡径領域に分布 鼡径領域
陰部大腿神経       大腰筋の前面を貫き、下方に走り、腰筋筋膜の深層に潜る。総・外腸骨動脈の外側で分岐し大腿枝と陰部枝に分岐する  
外側大腿皮神経       腸骨筋の表面を下外方に走り、鼡径靱帯の深層かつ上前腸骨棘のすぐ内側で大腿に入る 代替の前外側面の皮膚
大腿神経        
閉鎖神経     大腰筋の内側縁に沿って下行。閉鎖孔の閉鎖管を抜ける。前枝と後枝に分かれる。 筋枝(外閉鎖筋長内転筋短内転筋大内転筋恥骨筋薄筋)皮枝(閉鎖神経皮枝)




Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



股関節」

  [★]

こかんせつ
hip joint (K)
articulatio coxae
股関節の筋


血管 (M.354)

臨床関連

疾患 多い属性
年齢 性別
乳幼児化膿性股関節炎 乳児  
先天性股関節脱臼 乳児 女児
ペルテス病 学童 男児
大腿骨頭すべり症 思春期 男子
大腿骨頭壊死 成人 男性
変形性股関節炎 成人 女性




恥骨筋」

  [★]

pectineus (K), pectineus muscle
musculus pectineus
下肢の筋、股関節の筋>股関節の運動に関与する筋
  • 平坦な四角形の筋

起始

停止

神経

機能

カテゴリ

大腿の内転筋>:大腿の内転筋
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


閉鎖神経反射」

  [★]

obturator nerve reflex ONR
TUR閉鎖神経
  • 内転筋群の反射。
  • 単極切除の時に起きやすい。
  • TUR施行に膀胱灌流液に非電解質を使うと良く発生していたらしい。
  • ひとたび発生すれば膀胱穿孔の危険がある。
  • これまでは経皮的に閉鎖神経ブロックを行ってきた(SURO.317)
  • 最近の流れだと、生食を灌流液に使うことで患者に電流が流れにくくなり、発生を防ぐことができているらしい。

参考

  • TURis(TUR in saline:生理食塩水を灌流液に用いたTUR)技術解説
[display]http://www.me-hon.ne.jp/meb/tmp/T22TJNQL55BU9HKXPQV2V7MESWK495N9/2000003211869600200P0B.pdf
TURis(TUR in saline)開発の動機は、TUR で問題になる閉鎖神経反射とTUR 症候群を解決すべきと考えたからである。TURではループ先端部に気泡ができて放電を起こすとすぐに切れ始めるが,TURisではループ全体が気泡に包まれないと切れ始まらないという両者の違いを解説した。それに起因するTURis での切れ始めのタイムラグの改良目的で、放電起動性を迅速にすべく出力時波形を間欠波にした。これによりタイムラグも解消し、大きなループも使用できるように改良できた。
  • [Case of bladder perforation due to the obturator nerve reflex during transurethral resection (TUR) of bladder tumor using the TUR in saline (Turis) system under spinal anesthesia]
[display]http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20229762


閉鎖神経ブロック」

  [★]

obturator nerve block
神経ブロック


  • 股関節痛の除痛、経尿道的切除術(TUR)の施行時


閉鎖神経皮枝」

  [★]

(M)

-大腿神経前皮枝の上部、陰部大腿神経陰部枝の下方を支配


神経」

  [★]

nerve
nervus
ニューロン


解剖で分類

情報で分類

機能で分類


閉鎖」

  [★]

closure
縫合
  • 手術・外傷により生じた組織損傷を縫い合わせること




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