蝸牛神経

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cochlear nerve (KH)
nervus cochlearis, pars cochlearis
内耳神経



  • 内耳神経の枝


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/03 03:38:05」(JST)

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和文文献

  • 確率的イオンチャネルが実装された蝸牛神経腹側核モデルにおける自発性発火レートの機能的役割
  • 新田 弘輝,簑 弘幸
  • 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス 111(314), 33-36, 2011-11-17
  • … 本報告では、一次聴神経から受けとった音情報を、音源定位を行う上オリーブ核へ忠実に中継する、蝸牛神経腹側核でのSpherical Bushy細胞の神経モデルを用いた計算機シミュレーションによって、自発性発火レートが果たす機能的な役割の解明を目的としている。 …
  • NAID 110009466117
  • 蝸牛神経核背側核電植の一例の聴取能の検討
  • 棚橋 汀路,松田 直子
  • Audiology Japan 54(5), 339-340, 2011-09-30
  • NAID 10029741850

関連リンク

→蝸牛神経は内耳道底でラセン孔列を通り、蝸牛軸縦管に入り、次第に蝸牛軸ラセン管には入り、そのなかにあるラセン神経節を経てラセン器の感覚上皮に至る。 14. 蝸牛神経節;ラセン神経節 ラ:Ganglion cochleare; Ganglion ...
世界大百科事典 第2版 蝸牛神経の用語解説 - 顔面神経の損傷のとき,損傷の場所により,このような機能が損なわれることがある。内耳神経は蝸牛神経と前庭神経とからできている。蝸牛神経は内耳の蝸牛からいろいろの周波数の音の ...
18.聴覚の神経機構 1.聴覚伝導路 蝸牛の内外有毛細胞を支配する神経細胞は蝸牛軸にあるラセン神経節にある。 その軸索突起は蝸牛神経である。蝸牛神経は、内耳孔から頭蓋腔に出、小脳橋角 (cerebello-pontine angle)から ...

関連画像

蝸牛図501 ] 蝸牛神経の核と伝導路 vestibulocochlearis1.gif (43095 バイト)cochlearis.gif (29562 バイト)Res1-3 Fig1


★リンクテーブル★
先読み内耳神経
国試過去問095D012」「104D001
リンク元脳神経」「聴性脳幹反応」「内耳道」「蝸牛神経核」「アブミ骨筋反射
関連記事神経」「蝸牛

内耳神経」

  [★]

vestibulocochlear nerve (N)
nervus vestibulocochlearis
第8脳神経 eighth cranial nerve CN VIII
脳神経内耳道 internal auditory meatus


  • 橋の底部から脳幹の外に出る
一般感覚性 臓性感覚性 特殊感覚性 体性運動性 臓性運動性 鰓弓運動性 神経細胞(中枢神経外) 神経細胞(中脳) 神経細胞(橋) 神経細胞(延髄) 神経細胞(脊髄) ○-< 節後ニューロン 頭蓋からの出口 分布と機能
          膝神経節           内耳道、顔神経管、茎乳突孔 外耳道の皮膚の感覚
          膝神経節           舌の2/3,口腔底、口蓋の味覚
                  翼口神経節、顎下神経節 副交感神経:顎下腺、舌下腺、涙腺、鼻と口蓋の腺
                    支配筋:顔の表情筋、中耳のアブミ骨、茎突舌骨筋、顎二腹筋の後腹


臨床関連


095D012」

  [★]

  • 46歳の男性。右上頭部腫瘤を主訴に来院した。4か月前から右耳の閉塞感と難聴とを自覚したが放置していた。2か月前から鼻汁に少量の血液が混じるようになった。1か月前から右上頭部の腫瘤が増大した。頭蓋底単純CTと右耳の聴力像とを以下に示す。
  • この疾患について正しいのはどれか。


※国試ナビ4※ 095D011]←[国試_095]→[095D013

104D001」

  [★]

  • 104D001
  • オージオグラム(別冊No.1)を別に示す。
  • 障害部位として考えられるのはどれか。2つ選べ。



[正答]


※国試ナビ4※ 104C031]←[国試_104]→[104D002

脳神経」

  [★]

cranial nerve, cranial nerves
nervi craniales
脊髄神経

脳幹における脳神経核の所在

脳幹障害時には同側の脳神経麻痺(下位運動ニューロン障害)と、対側の体幹運動神経麻痺(上位運動ニューロン障害)
  脳神経 同側の脳神経症状 代表的症候群
中脳 III IV     内転筋の麻痺、眼球の外方変異 Weber症候群MLF症候群Benedikt症候群
V VI VII VIII 顔面の麻痺 Millard-Gubler症候群
延髄 IX X XI XII 嚥下障害、構音障害 Wallenberg症候群

脳神経核の支配

  • 対側大脳皮質の片側性支配:CN VII(下部顔面筋), CN VII(舌の筋) → 中枢性障害(上位ニューロンの障害)で支配筋の障害が生じる
  • 両側性支配:上記以外の運動性神経 → 中枢性障害(上位ニューロンの障害)でも支配筋の障害は生じない

脳神経一覧

CN# 一般感覚性 臓性感覚性 特殊感覚性 体性運動性 臓性運動性 鰓弓運動性 神経細胞(中枢神経外) 神経細胞(中脳) 神経細胞(橋) 神経細胞(延髄) 神経細胞(脊髄) ○-< 節後ニューロン 頭蓋からの出口 分布と機能
CN I 嗅神経           嗅上皮           篩骨篩板の穴 左右の鼻腔の天井、鼻中隔の上部、上鼻甲介の粘膜からの嗅覚
CN II 視神経           網膜           視神経板  
CN III 動眼神経                     上眼窩裂 支配筋:上直筋、下直筋、内側直筋、下斜筋
                  毛様体神経節 上眼窩裂 副交感神経:瞳孔収縮筋、毛様体筋
CN IV 滑車神経                     上眼窩裂 支配筋:上斜筋
CN V   三叉神経                            
V1 眼神経           三叉神経節           上眼窩裂 角膜、前頭部、頭皮、眼瞼、鼻の皮膚、鼻腔と副鼻腔の粘膜からの感覚
V2 上顎神経           三叉神経節           正円孔 上唇を含む上顎部の顔の皮膚、上顎の歯、鼻粘膜、上顎洞、口蓋の感覚
V3 下顎神経           三叉神経節           卵円孔 下唇を含む下顎と顔の外側部の皮膚、下顎の歯、顎関節、口の粘膜、舌の2/3の感覚
                    支配筋:咀嚼筋、顎舌骨筋、顎二腹筋の前腹、口蓋帆張筋、膨膜張筋
CN VI 外転神経                       上眼窩裂 支配筋:外側直筋
CN VII 顔面神経           膝神経節           内耳道、顔神経管、茎乳突孔 外耳道の皮膚の感覚
          膝神経節           舌の2/3,口腔底、口蓋の味覚
                  翼口神経節、顎下神経節 副交感神経:顎下腺、舌下腺、涙腺、鼻と口蓋の腺
                    支配筋:顔の表情筋、中耳のアブミ骨、茎突舌骨筋、顎二腹筋の後腹
CN VIII 内耳神経                            
前庭神経           前庭神経節           内耳道 半規管、球形嚢、卵形嚢からの前庭感覚
蝸牛神経           ラセン神経節           ラセン器からの聴覚
CN IX 舌咽神経           脳神経IXの下神経節           頚静脈孔 外耳からの皮膚感覚
          脳神経IXの上神経節           耳下腺、頸動脈小体、頸動脈洞、咽頭、中耳からの臓性感覚
          脳神経IXの下神経節           舌の後ろ1/3からの味覚
                  耳神経節 副交感神経:耳下腺
                    支配筋:茎突咽頭筋(嚥下を助ける)
CN X 迷走神経           脳神経Xの上神経節           頚静脈孔 耳介、外耳道、後頭蓋窩からの感覚
          脳神経Xの上神経節           舌底、咽頭、喉頭、器官、気管支、心臓、食道、胃、腸の臓性感覚
          脳神経Xの下神経節           喉頭蓋と口蓋の味覚
                  内臓近傍のニューロン 副交感神経:平滑筋(気管、気管支、消化管)、心筋(心臓)
                    支配筋:咽頭収縮筋、口蓋帆張筋を除く口蓋の筋、食道上2/3の横紋筋
CN XI 副神経                            
延髄根                     頚静脈孔 支配筋:軟口蓋、咽頭の横紋筋、喉頭(いずれも脳神経Xに加わる神経を経由)
脊髄根                     支配筋:胸鎖乳突筋と僧帽筋
CN XII 舌下神経                     舌下神経管 支配筋:舌筋(口蓋舌筋を除く)





聴性脳幹反応」

  [★]

auditory brain-stem response auditory brainstem response ABR
脳幹聴性誘発反応 brainstem auditory evoked response BAER脳幹誘発反応 brainstem evoked response BSER、脳幹電気反応聴力検査 brainstem electric response audiometry BERA、聴覚脳幹誘発電位 brainstem auditory evoked potential BAEP


適応

  • 他覚的聴力検査:乳幼児、詐聴が疑われる患者
  • 疾患の検査:聴神経腫瘍、脳幹障害
  • 意識レベルの確認:脳死判定時の脳幹機能の評価
  • 術中モニター:脳幹や第7、第8脳神経付近の手術に際して、手術操作による聴力障害の発生を防ぐ

解釈

NCUR.173

参考

  • 1.
http://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/nou/ABR.htm


国試



内耳道」

  [★]

internal acoustic meatus (KA), internal auditory meatus, internal auditory canal
meatus acusticus internus
内耳神経内耳孔
  • 図:N.118
  • 内耳孔からほぼ外側(わずかに前方)に向かい蝸牛器官、前庭器官に至る

通過する構造物

  • 上部前庭神経:前膨大部(回転, 矢状断平面*)、外側膨大部(回転, 冠状断平面*)、卵形嚢(水平加速度)
  • 下部前庭神経:後膨大部(回転, 水平断平面*)、球形嚢(垂直加速度)
*錐体は頭蓋に対してある角度をもって位置しているため、厳密な意味で水平断平面、矢状断平面、冠状断平面ではない。


蝸牛神経核」

  [★]

cochlear nuclei
nuclei nervi cochleares
聴神経核蝸牛神経



アブミ骨筋反射」

  [★]

アブミ骨筋反射検査アブミ骨

反射弓

神経」

  [★]

nerve
nervus
ニューロン


解剖で分類

情報で分類

機能で分類


蝸牛」

  [★]

cochlea (HIS)
蝸牛器官
コルチ器


  • 図:M.538(内頭蓋底での位置)
  • 骨で周囲を囲まれた管状の構造であり、リンパ液で満たされている(SP.239)





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