膝窩動脈

出典: meddic

popliteal artery (M,Z)
arteria poplitea


  • 図:M.341 N.500

起始

走行

分布

  • 枝がの外側面と内側面に分布する (M.331)



Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


UpToDate Contents

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和文文献

  • 後方アプローチによる後脛骨バイパスを行ったベーチェット病膝窩動脈仮性瘤の1手術例
  • 伊從 敬二,有泉 憲史,神谷 健太郎,橋本 良一
  • 日本血管外科学会雑誌 = The Japanese journal of vascular surgery : official journal of the Japanese Society for Vascular Surgery 19(4), 579-582, 2010-06-25
  • NAID 10026515002
  • さまざまな症状にて発症した膝窩動脈瘤6例7肢の治療経験
  • 藤村 博信,黒瀬 公啓
  • 日本血管外科学会雑誌 = The Japanese journal of vascular surgery : official journal of the Japanese Society for Vascular Surgery 19(4), 573-577, 2010-06-25
  • NAID 10026514992
  • 空置バイパス術後慢性期に破裂を来した両側膝窩動脈瘤症例
  • 岡崎 仁
  • 日本血管外科学会雑誌 = The Japanese journal of vascular surgery : official journal of the Japanese Society for Vascular Surgery 19(3), 529-532, 2010-04-25
  • NAID 10026408819

関連リンク

膝窩動脈 膝窩動脈は大腿動脈からの連続である。 ・分布: 膝関節 膝周辺の筋 ・走行: 大腿動脈は大内転筋の腱裂孔を通って膝窩に至ると、膝窩動脈と呼ばれるようになる。 大腿骨の遠位端を膝関節包に接しながら膝窩を下行し ...
触診(膝窩動脈) 膝窩動脈の触診では、仰向けに寝ている患者の前方に立ち、両手で膝を抱えて後方から膝窩を圧迫し、拍動の有無を調べます。 閉じる
膝窩動脈にマーキングとしてかけておいた糸を持ち上げながら11番メスで動脈を切開する。こうしないと、駆血で動脈がつぶれているので、後壁を切開する恐れがある。ポッツ剪刀で切開孔を開大して1.5~2cmほどにする。

関連画像

膝窩動脈 (しつかどうみゃく 投稿日時 - 2013-06-08 22:13:22続いて、膝窩動脈と前後の脛骨 名称付きイラスト解 説


★リンクテーブル★
リンク元閉塞性動脈硬化症」「脛骨神経」「閉塞性血栓性血管炎」「後脛骨動脈」「前脛骨動脈
拡張検索膝窩動脈外膜嚢胞
関連記事膝窩」「動脈

閉塞性動脈硬化症」

  [★]

arteriosclerosis obliterans, ASO
慢性動脈閉塞症ルリッシュ症候群 Leriche症候群

定義

診断基準

糖尿病大血管障害研究会
  • 確診:
  • (1)または(2)
  • (3)+Minor criteria1つ以上
  • 疑診:Minor criteria2つ以上

Major Criteria

  • 血管造影にて閉塞が著明である
  • API=0.8以下:(API=Ankle pressure index)
  • 虚血による間欠性跛行 or 安静時痛

Minor Criteria

  • 動脈拍動の減弱・欠損
  • 壊疽・潰瘍の存在または既往
  • 四肢動脈の著しい石灰化

検査

  • 血管造影:虫食い像、先細り閉塞、動脈硬化、石灰化

分類

治療

  • 生活療法:動脈硬化リスクを下げる生活指導
  • 高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙
  • 運動療法:歩行など。血管の側副路の発達などにより歩行距離の延長
  • 薬物療法
  • PTA:カテーテルにより血栓溶解(ウロキナーゼ)、血栓吸引、ステント留置術など
  • バイパス術:適応は急性閉塞。大動脈-腸骨動脈・大腿動脈などPTAの困難例
  • 外科手術:広範囲の潰瘍・壊死性病変、感染を伴う例では肢切断。
  • 細胞移植治療:ASO による慢性重症の虚血で、PTA やバイパス術が適応できない場合には、自己骨髄細胞移植治療が試みられる。
  ASO L-SCS
発生部位 腓腹部 大腿後面、下腿外側
症状変動 あまりない 変動有り
改善 急速で速やかに改善
たったままで治る
時間がかかる
座位(前屈)で軽減
頻度

治療

  • 生活指導:禁煙
  • 運動療法
  • 薬物療法:抗血小板薬、血管拡張薬
  • カテーテル治療:経皮的血管形成術
  • 外科療法:血管バイパス手術

参考

  • 1.
http://mymed.jp/di/zh8.html
  • 2. wiki ja
  • [display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%89%E5%A1%9E%E6%80%A7%E5%8B%95%E8%84%88%E7%A1%AC%E5%8C%96%E7%97%87

ガイドライン

  • 1. 末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン
[display]http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010_shigematsu_h.pdf
  • 2. INTER-SOCIETY CONSENSUS FOR THE MANAGEMENT OF PERIPHERAL ARTERIAL DISEASE (TASC II)
http://www.tasc-2-pad.org/upload/SSRubriqueProduit/Fichier2/597.pdf


脛骨神経」

  [★]

tibial nerve (N,B)
nervus tibialis
総腓骨神経


筋枝:下腿、足底の屈筋
皮枝:下腿の外側半、足底}
  • 図:N.484(大腿後面),523(下腿後面)

由来

支配 (KL.214)

走行

脊髄神経

支配神経根 責任椎間高位 深部反射 感覚領域 支配筋
L4 L3-4 膝蓋腱反射 膝蓋骨の内側近辺 大腿四頭筋
L5 L4-5   膝蓋骨下外側から母趾にかけて下方に斜行 前脛骨筋長母趾伸筋長趾伸筋
S1 L5-S1 アキレス腱反射 小趾 下腿三頭筋長母趾屈筋長趾屈筋



Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


閉塞性血栓性血管炎」

  [★]

thromboangiitis obliterans TAO
バージャー病ビュルガー病Buerger病Buerger's disease, Buerger disease
下腿潰瘍血管炎血管内膜炎難病。≠Berger disease

概念

  • 特定疾患治療研究事業に指定されている難病
  • 若い男性かつ喫煙者に好発する血管炎であり、細い動脈(前腕の動脈や下腿の動脈)を冒す。動脈壁、特に中膜が肥厚し、血管内腔を狭窄させる。

疫学

病因

  • 不明。
  • 喫煙、感染、栄養障害、自己免疫(HLAとの関連)、血管内皮細胞の活性化などが考えられている。
  • 高血圧、高脂血症、糖尿病は関係ない(?) ← 診断基準で除外されている。

増悪因子

病態

身体所見

参考1
  • 視診:肢端の筋萎縮、脱毛、爪の発育不良、遊走性静脈炎、表在静脈に沿う色素沈着
  • 聴診:腸骨動脈、大腿動脈、膝窩動脈の雑音の有無
  • 触診:肢端の皮膚温低下、末梢動脈拍動の減弱有無
  • 負荷テスト:アレンテスト、下肢挙上下垂テスト

検査

  • 血管造影:先細り、corkscrew状側副路、多発性分節的閉塞

診断

診断基準

参考1
  • 1. 50歳未満の発症
  • 2. 喫煙歴を有する
  • 3. 膝窩動脈以下の閉塞がある
  • 4. 脈閉塞がある、または遊走性静脈炎の既往がある。
  • 5. 高血圧症、高脂血症、糖尿病を合併しない。
以上の5項目を満たし、膠原病の検査所見が陰性の場合,バージャー病と診断できるが、女性例、非喫煙者では鑑別診

断を厳密に行う。

参考

  • 1. 血管炎症候群の診療ガイドライン
[display]http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2008_ozaki_h.pdf

国試


後脛骨動脈」

  [★]

posterior tibial artery (Z)
arteria tibialis posterior


  • 図:M.341 N. 500

起始

  • 膝窩動脈

走行

分布

脈拍

  • 内果と踵骨腱の間であって、足を底屈させて触れる

臨床関連

  • 体表から脈を確認する部位の一つ。
  • 下肢の血圧を触診法で測定する場合に触れる。
  • 内果の後方で触れる



Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


前脛骨動脈」

  [★]

anterior tibial artery (Z)
arteria tibialis anterior
  • 図:N.500
  • 膝窩動脈の2つの終枝のうち細い方

起始

走行

分布



膝窩動脈外膜嚢胞」

  [★]

adventitial cyst of popliteal artery
膝窩動脈

概念

  • 嚢胞の血行障害により生じる。嚢胞は変性、胚性、あるいはガングリオンによるものがある。(参考1)
  • 若年者から中年でみられるが、嚢胞が原因の血行障害であるため、動脈硬化などのリスクファクターがない若年者でも起こりうる。(参考1)

身体所見

  • 下肢で脈を触れない

症状

  • 間欠性跛行、疼痛

参考

  • Involvement of the genicular branches in cystic adventitial disease of the popliteal artery as a possible marker of unfavourable early clinical outcome: a case report.
  • Ypsilantis EA, Tisi PV.
  • J Med Case Reports. 2010 Mar 18;4:91.
  • INTRODUCTION: Cystic adventitial disease of the popliteal artery is a rare cause of non-atheromatous claudication. It usually requires surgery to improve the distance walked by patients.
CASE PRESENTATION: We report the case of a 44-year-old Caucasian man with unilateral symptomatic popliteal cysts extending to his genicular branches and associated with multilevel stenosis of his anterior tibial artery. A surgical evacuation of the cysts successfully restored his arterial patency and led to an objective haemodynamic improvement but was associated with early recurrence of symptoms.
CONCLUSION: We suggest that the involvement of the genicular branches in cystic adventitial disease of the popliteal artery is a possible indicator of extensive adventitial degeneration and unfavourable clinical prognosis.


膝窩」

  [★]

popliteal fossa (K)
fossa poplitea
ひかがみ

解剖


動脈」

  [★]

artery (Z)
arteria
静脈





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