腸炎ビブリオ食中毒

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Vibrio parahaemolyticus food poisoning
腸炎ビブリオ腸炎ビブリオ感染症食中毒菌食中毒


  • 食中毒の機序:感染型-生体内毒素型
  • 潜伏期:6-20時間  ←  分裂時間が8-10分と短いとはいえ生体内毒素なので、黄色ブドウ球菌より遅い、と思う。
  • 症状
  • 急性胃腸炎:下痢(水様性、粘液便、血便)、発熱、腹痛  ←  感染型なので発熱あり


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/03/01 19:48:38」(JST)

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和文文献

  • 静岡県における腸炎ビブリオ食中毒
  • 三輪 憲永,永島 江美子
  • 所報 東海大学短期大学部生活科学研究所 [編] -(25) (-), 33-37, 2011
  • NAID 40019234028
  • 温度管理の不徹底で被害拡大 いかの塩辛による腸炎ビブリオ食中毒 患者数620人 (大規模食中毒はなぜ起きたのか!!)
  • 腸炎ビブリオ食中毒 (事例から見る食中毒(1))
  • 兵庫県伊丹健康福祉事務所
  • 食と健康 52(8), 7-9, 2008-08
  • NAID 40016192054

関連リンク

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細菌性食中毒の中で、最近までもっとも発生件数の多かったものが腸炎ビブリオによる 食中毒です。この細菌は海水や海中の泥に潜み、夏になると集中的に発生します。 ただし、熱に弱く、100℃では数分で死滅し、5℃以下ではほとんど増殖しないという性質 が ...
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★リンクテーブル★
先読み食中毒菌
国試過去問105I015」「104D005」「100B076」「097B027
リンク元Vibrio parahaemolyticus」「耐熱性溶血毒」「腸炎ビブリオ感染症」「Vibrio parahaemolyticus food poisoning
関連記事食中毒」「中毒」「腸炎」「」「

食中毒菌」

  [★]

食中毒

細菌性食中毒

    法律 特徴 季節性 感染 毒素 症状 原因食品 潜伏期間 経過 治療 予防
感染型 グラム陰性桿菌 腸内細菌科 サルモネラ属   再興感染症     新生児・乳児での接触感染 菌体内毒素 下痢(粘液、水様で緑色)、嘔吐、腹痛、急激な発熱(38-40℃) レバー刺身、生肉、焼き鳥、生卵、ハム、ソーセージ、魚肉練り製品、乳製品、あん 6-48時間(平均12時間) 1-3日 対症療法 加熱、二次感染の予防(ネズミ、ゴキブリの駆除)
グラム陰性らせん菌   カンピロバクター属 Campylobacter jejuni     初夏(5-6月) まな板、包丁などによる2次感染 菌体内毒素 下痢(水樣、腐敗臭)、腹痛、嘔吐、発熱、まれに敗血症 肉類、生乳、水(家畜の屎尿による汚染) 2-5日(まれに10日) 1-2週間 対症療法、エリスロマイシン 加熱、ペットからの感染予防
  Campylobacter coli    
グラム陰性桿菌 腸内細菌科 サルモネラ属 チフス菌                      
グラム陰性桿菌 腸内細菌科 サルモネラ属 パラチフス菌                      
グラム陰性桿菌 腸内細菌科 シゲラ属 赤痢菌                      
生体内毒素型 グラム陰性桿菌 ビブリオ科 ビブリオ属 コレラ菌                      
グラム陰性桿菌 腸内細菌科 エシェリキア属 腸管出血性大腸菌 3種感染症     経口感染 ベロ毒素 激しい腹痛を伴う頻回の水樣便、溶血性尿毒症候群や脳症の合併により重症化 加熱不足の牛肉の摂食(牛乳、フルーツ、汚染野菜) 3-4日     75℃1分の加熱で菌は死滅する
グラム陰性桿菌 ビブリオ科 ビブリオ属 腸炎ビブリオ   耐熱性毒素、好塩菌、真水、酸に弱い 夏季 生板・包丁などによる二次感染。成年男子に多い   激しい下痢(水様、粘血便)、上腹部激痛、発熱(-38℃) 刺身、漬け物 10-20時間(平均13時間) 2-3日 対症療法 加熱(60℃, 10分)、冷蔵(10℃以下)、水洗い。まな板、包丁の洗浄
グラム陽性桿菌   クロストリジウム属 ウェルシュ菌   土壌、水、ヒトおよび動物の腸管に常在、嫌気性菌、芽胞形成     エンテロトキシン 下痢、腹痛、吐き気 畜肉および魚肉とその加工品、動物性蛋白質を用いて調理後、長期保存されていた食品(カレー、シチューなど) 8-22時間     肉類、魚介類の脹内容物からの汚染防止。長時間保存する場合、加熱調理後冷蔵庫内にて保存。再加熱を十分に行う。
毒素型 グラム陽性桿菌   バシラス属 セレウス菌   芽胞形成、芽胞形態で自然に広く存在。食品腐敗変敗細菌     エンテロトキシン 嘔吐型: 吐き気、嘔吐 米飯、チャーハン、スパゲティ 1-5時間     低温保存、長期保存を避ける
        下痢型: 下痢 食肉製品、スープ、プリン、野菜 8-12時間    
グラム陽性桿菌   クロストリジウム属 ボツリヌス菌   嫌気性細菌、致命率が高い。芽胞形成。     ボツリヌス毒素(80℃, 数分で無毒化) 悪心、吐き気、めまい、頭痛、腹痛、下痢。眼症状(眼瞼下垂、複視、視力低下、瞳孔散大)、神経・筋症状(言語障害、嚥下障害、呼吸困難) 缶詰、瓶詰(魚、獣肉、野菜、果実)、いずし、ハム、ソーセージ、からしレンコン) 12-36時間   抗毒素血清治療 野菜などの水洗い、魚の内臓による汚染を防ぐ
グラム陽性球菌   スタフィロコッカス属 黄色ブドウ球菌   ヒト常在菌(皮膚、口腔、粘膜、鼻咽頭粘膜)。化膿傷、咽頭炎、ニキビ、風邪の症状時には病巣となる     耐熱性エンテロトキシン 激しい吐き気、嘔吐、腹痛、下痢 おにぎり、柏餅、シュークリーム、生クリーム 0.5-6時間 1-3日   化膿巣のある人を調理に従事させない。低温保持(5℃以下)

食中毒菌

  起炎菌 潜伏期間 原因食 発熱 腹痛 嘔気嘔吐 下痢 その他
感染性食中毒 腸炎ビブリオ 5-24hr
平均10hr
魚介類(加工品)
6-9月に多い
++ +++ ++ +++ ショック
心筋障害
サルモネラ 7-72hr
平均12-24hr
肉、、サラダ +++ ++ ++ ショック
敗血症
カンピロバクター 2-5日 鶏肉、牛肉、牛乳
5-7月に多い
++ ++ ++  
病原性大腸菌 1-3日
平均24hr
牛肉が多い ++ ++  
毒素性食中毒 ブドウ球菌 0.5-6hr
平均3hr
乳製品、かまぼこ、氷小豆、
夏季に多い
± +++ エンテロトキシンによるショック
ボツリヌス菌 2hr-8日 いずし、キャビア ± 神経症状
眼症状

105I015」

  [★]

  • 食中毒について正しいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105I014]←[国試_105]→[105I016

104D005」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 104D004]←[国試_104]→[104D006

100B076」

  [★]

  • 正しいのはどれか。
  • a. サルモネラ食中毒患者は隔離する必要がある。
  • b. 腸炎ビブリオ食中毒の潜伏期間は2、3時間である。
  • c. ボツリヌス食中毒の予防には食前加熱が有効である。
  • d. ブドウ球菌食中毒の治療には抗菌薬が有効である。
  • e. カンピロバクター食中毒の原因食品は魚貝類が多い。
[正答]


※国試ナビ4※ 100B075]←[国試_100]→[100B077

097B027」

  [★]

  • 疾患と便の組合せで正しいのはどれか。
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 097B026]←[国試_097]→[097B028

Vibrio parahaemolyticus」

  [★]

Vibrio parahaemolyticus
腸炎ビブリオ菌ビブリオ・パラヘモリチカス
食中毒菌ビブリオ属


概念

  • 通性嫌気性
  • グラム陰性桿菌
  • 増殖速度がものすごく速い!大腸菌よりも早い。
  • 感染型の食中毒の原因となる

感染症

  • 腸炎ビブリオ食中毒


耐熱性溶血毒」

  [★]

thermostable direct hemolysin TDH
腸炎ビブリオ食中毒


腸炎ビブリオ感染症」

  [★]

Vibrio parahaemolyticus infection
腸炎ビブリオ食中毒


Vibrio parahaemolyticus food poisoning」

  [★] 腸炎ビブリオ食中毒


食中毒」

  [★]

food poisoning, foodborne intoxication
食あたり食品中毒
食品衛生法


定義

  • 食品や水の媒介によって起こる急性胃腸炎および神経障害などの中毒症の総称

原因

毒物

  • 微生物
  • 植物
  • 動物
  • 化学物質

寄生

  • 寄生虫

原因

微生物 細菌 感染型 感染型
生体内毒素型
毒素型  
ウイルス    
真菌    
自然毒 植物性    
動物性    
化学物質 食品添加物、農薬、有害物質    
その他 寄生虫    

細菌性食中毒

食中毒菌

原因物質、原因食品の判明率

  • 原因物質:92.4%
  • 原因食品:78.9%

参考


予防

中毒」

  [★]

poisoning, intoxication

中毒治療薬一覧

中毒の早期発見のための検査

SUB.403

重金属

有機溶剤

中毒一覧




腸炎」

  [★]

enteritis
小腸結腸炎 enterocolitis腸カタル intestinal catarrh
gastroenteritis



毒」

  [★]

toxinpoisonpoison
毒素毒物毒を入れるトキシン

炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症




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