細気管支

出典: meddic

bronchiole n. / -s pl.
bronchiolus
気管支の分岐クララ細胞肺小葉

臨床関連

  • 肺の末梢気道、特に細気管支領域は解剖学的に気道肺胞の接点に位置し、喫煙や大気汚染物質により早期から障害を生じると考えられてきた。特に内径2mm以下の末梢気道の病変は呼吸生理学的にsmall airway diseaseと呼ばれ、進行すれば肺気腫などの慢性閉塞性疾患の発生につながるものとして喫煙などとの関連で論じられてきた。 (講義録呼吸器学 p.79)


Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/19 01:54:26」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 小児科診療所におけるRSウイルス感染症による細気管支炎への対応 : RSV迅速診断キットの効用 (特集 小児の感染症診断Update : 迅速診断法を中心に) -- (症例報告)
  • 知念 正雄,新里 八ツ子,嶺井 咲子 [他]
  • 小児科臨床 65(12), 2661-2667, 2012-12
  • NAID 40019485240
  • 新たな肺腺癌の分類と画像診断に必要な病理学的知識 : 細気管支肺胞上皮癌のゆくえ (特集 呼吸器内科 : EVIDENCE UPDATE)
  • 長谷川 瑞江,酒井 文和,廣島 健三
  • 呼吸器内科 22(4), 341-347, 2012-10
  • NAID 40019474328
  • 呼吸困難 (特集 症状・症候から診断を導くコツ)

関連リンク

1.1 気管; 1.2 気管支; 1.3 細気管支; 1.4 呼吸細気管支. 2 分子解剖 ... また、下気道は さらに気管と気管支、細気管支、呼吸細気管支に細分化される。 ... 細気管支 ( Bronchiole)とは、第5分岐以降、第16分岐まで、気管支壁に肺胞が出現するまでの 部分。
びまん性汎細気管支炎(びまんせいはんさいきかんしえん、Diffuse panbronchiolitis; DPB)は、副鼻腔気管支症候群のひとつで、細気管支の原因不明の炎症により、慢性の 咳嗽、痰、息切れを呈し、慢性副鼻腔炎を合併する呼吸器疾患。「びまん性(瀰漫性)」と ...

関連画像

細 気管支 に 肺胞 が つ いて 肺癌 細 気管支 肺胞 上皮 癌teiki61-.jpg気管支 は リング 状 の 軟骨 と 細気管支images by google慢性 気管支炎


★リンクテーブル★
先読み気管支の分岐」「肺小葉
国試過去問098G031」「100I015」「098G032」「104I036
リンク元呼吸器の上皮の移行」「急性細気管支炎」「メモ」「クララ細胞」「終末細気管支
拡張検索呼吸細気管支関連性間質性肺炎」「間質性病変を伴う呼吸細気管支炎」「細気管支肺胞型腺癌
関連記事気管」「気管支

気管支の分岐」

  [★]

呼吸器の上皮の移行肺区域気管支
generation Diameter Length Number Total cross
(cm) (cm) sectional arec
    (cm^2)
C trachea 0 1.8 12 1 2.54
C bronchi 1 1.22 4.8 2 2.33
C bronchi 2 0.83 1.9 4 2.13
C bronchi 3 0.56 0.8 8 2
C bronchioles 4 0.45 1.3 16 2.48
C bronchioles 5 0.35 1.07 32 3.11
C  
R terminal bronchioles 16 0.06 0.17 6x10^4 180
R respiratory bronchioles 17
R respiratory bronchioles 18
R respiratory bronchioles 19 0.05 0.1 5x10^5 10^3
R alveolar duct 20
R alveolar duct 21
R alveolar duct 22
  alveolar sacs 23 0.04 0.05 8x10^6 10^4

C: Conducting zone~ R: Transitional and respiratory zones

肺小葉」

  [★]

pulmonary lobule, lobule of lung
lobulus pulmonis
二次肺小葉 secondary pulmonary lobule
肺の小葉、小葉細葉

定義

解剖学・組織学

  • 数個の細葉から構成される
  • 境界:小葉間結合組織
  • 肺の放射線学的最小単位
  • 1-2cm大


098G031」

  [★]

  • 正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098G030]←[国試_098]→[098G032

100I015」

  [★]

  • 63歳の男性。血痰と食思不振とを主訴に来院した。この患者の内視鏡写真を以下に示す。
  • 部位はどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 100I014]←[国試_100]→[100I016

098G032」

  [★]

  • 咳反射の構成で正しい組合せはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098G031]←[国試_098]→[098G033

104I036」

  [★]

  • 気管支喘息の病理所見として正しいのはどれか。2つ選べ。
  • a 平滑筋層の肥厚
  • b リンパ球の浸潤
  • c 細気管支の破壊
  • d 基底膜部の線維化
  • e 気道上皮の過形成
[正答]


※国試ナビ4※ 104I035]←[国試_104]→[104I037

呼吸器の上皮の移行」

  [★]

気管支の分岐
区分 部位   構造を支持する組織 単層扁平上皮 単層立方上皮 単層円柱上皮 角化重層扁平上皮 非角化重層扁平上皮 呼吸上皮 嗅上皮   表皮 基底細胞 杯細胞 線毛細胞 刷子細胞 漿液細胞 DNES細胞 嗅細胞 支持細胞 クララ細胞 線毛立方細胞 I型肺胞上皮細胞 Ⅱ型肺胞上皮細胞   組織   そのほかの特徴
肺外気道 鼻前庭   硝子軟骨                                         - 脂腺と汗腺   鼻毛
鼻腔:呼吸部   硝子軟骨と骨                               鼻甲介と鼻中隔前部に動脈叢と静脈洞。リンパ小節、肥満細胞、形質細胞 粘漿混合腺    
鼻腔:嗅部   骨(篩骨)                                        ボウマン腺(漿液性)    
肺外気道 咽頭鼻部   骨格筋                               リンパ成分 粘漿混合腺   咽頭扁桃、耳管
咽頭口部   骨格筋         ○← ←○                     リンパ成分 粘漿混合腺   口蓋扁桃
咽頭喉頭部   硝子軟骨
弾性軟骨(喉頭蓋軟骨、楔状軟骨)
       
(喉頭蓋の上面,声帯ヒダ)
                    リンパ成分 粘液腺と粘漿混合腺   咽頭扁桃、咽頭蓋、声帯ヒダ、前庭ヒダ
器官と主気管支   硝子軟骨と密性結合組織                                 粘液腺と粘漿混合腺   外膜にC字型の器官軟骨と器官筋(平滑筋)
肺内気道 二次気管支   硝子軟骨と平滑筋                                 粘漿混合腺   硝子軟骨の板とラセン状の2層の平滑筋層
細気管支 bronchiole 平滑筋                                     なし   直径1mm以下。商用に空気を送る。ラセン状の2本の平滑筋束
終末細気管支 terminal bronchiole 平滑筋                                         なし   直径0.5mm以下。呼吸部に空気を送る。平滑筋少々。
呼吸部 呼吸細気管支 respiratory bronchiole 平滑筋と膠原繊維                                   なし   壁に肺胞あり。肺胞の入り口には平滑筋の括約筋あり。
肺胞管 alveolus duct 細網繊維(III型コラーゲン)と肺胞の平滑筋性括約筋                                         なし   それ自体の壁はなく肺胞が並ぶ
肺胞嚢 alveolar sac III型コラーゲンと弾性繊維                                         なし   肺胞の集合
肺胞 alveolus III型コラーゲンと弾性繊維                                         なし   直径200um。肺胞大食細胞あり

急性細気管支炎」

  [★]

acute bronchiolitis

概念

  • 細気管支粘膜の急性炎症により粘膜浮腫が生じて細気管支の狭窄・閉塞を生じ、呼気性閉塞性の呼吸障害を呈する。

疫学

  • 2歳以下、特に6ヶ月前後の乳児に好発。(そして従事では重症化しやすい)
  • 冬に多い

病因

症状

  • 発熱、咳嗽、呼吸困難、チアノーゼ

身体所見

  • 聴診:呼気延長、断続性・連続性ラ音

検査

  • 血液検査:病原体がウイルスならば炎症所見無し
  • 胸部単純X線写真:肺の過膨張、透過性の亢進
  • 呼吸機能検査:閉塞性の病態
  • FEV1.0%:低下
  • %VC:変化なし
  • 血液ガス検査

治療

対症療法
  • 酸素投与
  • ネブライザーによる加湿吸入  ←  気管支拡張薬が有効とする文献もある。
  • 輸液

参考

  • 1. 急性細気管支炎 - mymed
[display]http://mymed.jp/di/vyj.html

uptodate

  • 1. [charged] 幼児および小児における細気管支炎:臨床的特徴および診断 - uptodate [1]
  • 2. [charged] 幼児および小児における細気管支炎:治療、転帰および予防 - uptodate [2]
  • 3. [charged] 成人における細気管支炎 - uptodate [3]

メモ」

  [★]

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%82%AF%E3%83%A8-%EF%BE%85%EF%BE%8C-150-KOKUYO-%E3%83%8A%E3%83%95-150-%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%B0%E5%90%8D%E6%9C%AD%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E4%B8%A1%E7%94%A8%E5%9E%8B%E5%90%8D%E5%88%BA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E7%94%A8%E3%83%A8%E3%82%B3%E5%9E%8B%E6%9C%AC%E4%BD%93R-PP/dp/B000NNK5A4/ref=sr_1_22?ie=UTF8&qid=1338660835&sr=8-22


解剖学用語について-改訂を検討中

  • 椎骨の呼び方をを略しています。学術的には正しくないです。
第1頚椎  → C1椎体
第10胸椎 → T10椎体
第3腰椎  → L3椎体
  • 脊髄の呼び方を略しています。学術的には正しくないです。
第8頚髄  → C8脊髄
  • 脊髄神経から出る神経の呼び方を略しています。学術的には正しくないです。
第4腰神経 → L4神経

ツール

確認

要学習

リンク

クララ細胞」

  [★]

Clara cell
呼吸器の上皮の移行気管支の分岐

概念

  • 細気管支レベル(細気管支終末細気管支呼吸細気管支)の上皮に存在。
  • ドーム状の頂部を有する。円柱形。微絨毛を持ち、頂部細胞質に糖タンパク質を含んだ分泌顆粒が存在する。線毛細胞より背が高い。 (HIS.302)
  • 分裂能を有する (HIS.302)

機能 (HIS.302)




終末細気管支」

  [★]

terminal bronchiole (Z)
bronchiolus terminalis
呼吸器の上皮の移行気管支の分岐細気管支肺#肺の構造


  • 16分岐(SP.628)
  • 0.05mm以下 (HIS.302)
  • 気道の最後の部分。
  • 上皮はクララ細胞と線毛立方上皮細胞
  • 粘膜固有層:薄い弾性結合組織
  • 平滑筋層:1-2層の平滑筋線維


呼吸細気管支関連性間質性肺炎」

  [★]

respiratory bronchiolitis-interstitial lung disease
RB-ILDJ


間質性病変を伴う呼吸細気管支炎」

  [★]

respiratory bronchiolitisinterstitial lung disease
RB-ILD


細気管支肺胞型腺癌」

  [★]

bronchiolo-alveolar carcinoma


気管」

  [★]

trachea (Z), tracheal tube
trachea
気管支気管支の分岐

解剖

  • 長さ12cm、直径2cm (HIS.298)。
  • C6椎体-T5椎体 / C6椎体の下部より始まりT4-T5椎体で左右の気管支に分かれる。)
  • 喉頭の輪状軟骨の直下から始まり主気管支が分岐するところに終わる。 (HIS.298)

粘膜

  • 1呼吸上皮(粘膜上皮):多列線毛上皮
  • 2. 粘膜固有層 疎性結合組織 膠原線維、弾性線維、気管腺(混合腺)
  • 3. 粘膜下組織 密生結合組織 
  • 4. 外膜 気管軟骨 馬蹄形(C字軟骨)後方に開いている。10-12個


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



気管支」

  [★]

bronchus / bronchi(pl.) (Z)
bronchus principalis
主気管支 main bronchus一次気管支 primary bronchus
気管気管支の分岐肺区域区域気管支





Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.





★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡