硝子体出血

出典: meddic

vitreous hemorrhage
haemorrhagia corporis vitrei
眼底出血網膜前出血


原因


出典不明


UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 抗血栓療法を継続して硝子体手術を施行した症例の検討
  • 新海 篤,松本 行弘,筑田 眞
  • 眼科臨床紀要 4(5), 433-436, 2011
  • NAID 40018846347
  • 再発性眼疾患に対する漢方治療の有効性 : —眼科漢方30年の経験から—
  • 山本 昇吾,藤東 祥子
  • 日本東洋医学雑誌 62(3), 347-358, 2011
  • … 疾患の内訳は,再発性麦粒腫,再発性多発性霰粒腫,再発性結膜下出血,再発性糸状角膜炎,再発性角膜ヘルペス,Posner-Schlossman Syndrome,中心性漿液性脈絡網膜症,再発性硝子体出血であったが,随証治療の原則に従い,継続的に漢方治療を施したところ27例中12例で3年以上にわたって再発を認めなかった。 …
  • NAID 130001039911

関連リンク

硝子体出血。硝子体出血とはどんな病気か さまざまな部位からの出血が、硝子体腔の なかにたまった状態を硝子体出血といいます。出血自体は、短期で止まることが ほとんどですが、硝子体はゼリー状のどろっとした組織なので、この gooヘルスケア 家庭の ...

関連画像

硝子体出血している眼底硝子体出血とは?硝子体出血硝子体出血 術後硝子体 出血 を 起こして いる 硝子体出血 硝子体 出血 42 硝子体 出血硝子体出血のため眼底が


★リンクテーブル★
国試過去問103I079」「105D052」「100H017」「107D019」「101F015」「097H011」「103D009」「100G077
リンク元100Cases 76」「糖尿病網膜症」「眼底出血」「飛蚊症」「網膜裂孔
関連記事硝子体」「」「出血

103I079」

  [★]

  • 80歳の男性。右眼の視力低下を主訴に来院した。約2年前から縦の線がうねって見えることに気付いていた。3か月前に急激な視力低下をきたし、硝子体出血の治療を近医で受けたが改善しなかった。5年前から糖尿病と高血圧とを指摘され治療を受けており、1年前から不整脈が発生し抗血小板療法を受けている。視力:右手動弁/30cm(矯正不能)、左0.8(矯正不能)。前眼部、中間透光体所見:両眼に軽度の白内障を認めたが、角膜、前房および隅角には異常を認めなかった。右眼の硝子体に強い混濁を認めた。血液所見:赤血球350万、Hb 11.0g/dl、Ht 33%、白血球 4,230、血小板 13万。血液生化学所見:血糖 145mg/dl、HbA1C 7.2%、総蛋白 6.3g/dl、アルブミン 4.0g/dl、尿素窒素 20mg/dl、クレアチニン 0.9mg/dl、Na 142mEq/l、K 4.7mEq/l、Cl 107mEq/l。右眼の硝子体切除術を施行した。混濁した硝子体を除去すると網膜下にも出血があり、出血は黄斑部を含んで下方に広がっていた。手術後3日の右眼(手術眼)の眼底写真と左眼の眼底写真とを以下に示す。
  • 硝子体出血の原因として最も考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 103I078]←[国試_103]→[103I080

105D052」

  [★]

  • 2歳の女児。意識障害のため搬入された。なかなか泣きやまないことに激昂した父親によって、肩を持たれ何度も強く揺さぶられた。しばらくするとぐったりして意識がなくなったという。意識レベルはJCS III-100で、全身に多数の熱傷瘢痕が散在し、新旧の皮下出血斑が多数認められる。
  • この患児に認められる可能性が高いのはどれか。 2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 105D051]←[国試_105]→[105D053

100H017」

  [★]

  • 62歳の男性。1週前からの左眼の視力低下を主訴に来院した。視力は右1.0(矯正不能)、左0.02(矯正不能)。瞳孔径に左右差はなく、直像鏡検査で左眼は眼底の透見が不能である。右眼の眼底には異常を認めない。
  • 考えられる疾患はどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 100H016]←[国試_100]→[100H018

107D019」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 107D018]←[国試_107]→[107D020

101F015」

  [★]

  • 硝子体出血をきたすのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 101F014]←[国試_101]→[101F016

097H011」

  [★]

  • 硝子体出血の原因となるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097H010]←[国試_097]→[097H012

103D009」

  [★]

  • 増殖糖尿病網膜症の眼所見はどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 103D008]←[国試_103]→[103D010

100G077」

  [★]

  • 眼痛を伴うのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100G076]←[国試_100]→[100G078

100Cases 76」

  [★]

☆case76 頭痛
glossary
傾眠 drowsiness 正常病的の区別なく眠り込む場合に用いられる
意識不鮮明 confusion 周囲に対する認識や理解は低下し、思考清明さや記憶正確さが失われる
錯乱 confusion 夢幻様状態より見当識障害思考滅裂が見られる状態(PSY.40)
MA = Master of Arts 文学修士
 The Master of Arts (BrE: MA, UsE: M.A.) is awarded in Arts, Humanities, Theology and Social Sciences (Wikipedia)
graduate student 大学院生
rousable adj. 覚醒できる、目を覚ますことができる
rouse vt. ~の目を覚まさせる、呼び起こす。喚起する、鼓舞する、奮起させる。(感情を)起こさせる、かき立てる
lateralize vt. (生理)(大脳が)(左右半球に心的機能差がある、左右差がある。(器官機能活動などが)大脳の(左右いずれかの)片側優位下にある。(医学)(障害などが)大脳の片半球にあると診断される
乳頭浮腫 papilledema 原因を問わず視神経乳頭腫脹している状態
うっ血乳頭 choked disc 脳圧亢進による乳頭浮腫
症例
24歳、男性 精神学の修士過程を専攻している大学院生
主訴:激しい頭痛
現病歴頭部全体に痛みがある。2回嘔吐傾眠錯乱が認められるようになった。明るい光を嫌う()he finds bright lights uncomfortable
既往歴病気既往はない。アレルギーはない。タバコ1日10本。アルコール24 unit/week(缶ビール(350ml)13.7本/週)。薬は服用してない。
家族歴:彼女と同居。3歳と4歳の子供がいる。
診察 examination
 見た感じ紅潮しており、調子が悪そう。体温:39.2℃。項部硬直あり(he has stiffness on passice flexion of his neck)。皮疹なし。副鼻腔圧痛なし。鼓膜所見は正常脈拍:120/分。血圧:98/74 mmHg心血管系胸部腹部に異常所見なし(normal)。意識レベル低下。命令に応じて覚醒する(JCS10?)。局所神経症状認めない。眼底所見正常
検査 investigation
 血液検査
  白血球上昇血清Na:低下。血清尿素:上昇血清クレアチニン上昇血液培養検査
 画像検査
  胸部X線:異常所見なし。頭部CT正常
 心電図洞性頻脈
 腰椎穿刺
  髄液所見:混濁白血球:増多。蛋白:増多。糖:低下(普通の人の血糖100mg/dLと考える。→ 1g/L → 1/180 mol/L → 5.56 mmol/L。グラム染色結果待ち
■Q
 診断鑑別診断管理
■A
 細菌性髄膜炎髄膜炎クモ膜下出血、経験的抗菌薬投与
解説
(第1パラグラフ)細菌性髄膜炎
・(症状)突然発症。激しい頭痛嘔吐錯乱羞明項部硬直
・低血圧白血球増多、腎機能低下 → ウイルス性よりむしろ細菌性感染示唆する。 ← 重症敗血症敗血症ショックかな?(私見)
・(髄膜炎菌の種類)
テーブル挿入 髄膜炎
・(疫学)HIM. 2621 (多分、全患者中(←私見))
 Streptococcus pneumoniae ~50%
 Neisseria meningitidis ~25%、
 group B streptococci ~15%
 Listeria monocytogenes ~10%
 Haemophilus influenzae type B <10%
Neisseria meningitidis全身性脈管皮疹(点状出血紫斑)が特徴的(generalized vasculitic rash)
(第2パラグラフ)鑑別診断
・激しい頭痛
 ・the most severe headaches are experienced in meningitis, subarachnoid hemorrhage and classic migraine.
  ・meningitis単回発作(single episode)。症状は時間単位で出現
  ・subarachnoid hemorrhage単回発作(single episode)。突然発症(突発完成?)。硝子体出血を認めることがある。
  ・classic migraine:繰り返す(数回/年~1回/週。平均月2回。発作は4-72時間継続)
髄膜刺激急性発熱をきたした多くの病態でみられる(acute febrile conditions)。特に子供。 ← そうなの?
頚部硬直頚部脊椎の局所感染症でも起こる。 ← パーキンソン病などによる筋トーヌスの異常亢進も除外しよう
・他の髄膜炎:脳脊髄液所見で鑑別する
(第3パラグラフ)経験的治療
・(細菌性)髄膜炎が疑われたら、確定診断する前に適切抗菌薬投与(empirical treatment)。 → 数時間の経過死亡することがある。
・ペニシリンアレルギーがなければ、ceftriaxoneかceftaximeの静脈内投与一般的治療法
(第4パラグラフ)腰椎穿刺
乳頭浮腫がない、あるいは占拠性病変示唆する片側性の神経徴候(lateralized neurological signs)がある患者では(CT結果を待たずに)腰椎穿刺をすぐにやるべき(CASES) ← どういう事?
局在性の神経徴候(localized neurological sign)がある場合はまずCTを撮るべき(CASES)。 → the dangers of coning ← 鉤ヘルニアの事?
(第5パラグラフ)細菌性髄膜炎管理
診断CSF検査(グラム染色、髄液培養(確定診断感受性試験)
管理
 ・意識が低下しているのでそれなりの看護(must be nursed)。アヘン剤による鎮痛生理食塩水による低ナトリウム血症の補正。低血圧補正するためにinotrope(a drug with positive inotropic effects, e.g. dobutamine, digitalis, milrinone )も必要かもしれない。(100CASES)
 ・感受性のある抗菌薬投与(大量静注、髄液移行性の高いもの)、髄液所見の正常化・CRP 陰転後、1週間抗菌薬投与して治療終了対症療法として脳圧亢進には高張脳圧降下薬(マンニトールなど)を投与。(IMD.1042)
(第6パラグラフ)家族構成を考えた治療
・(意訳)誰が3-4歳の世話をしていたのか分からないけど、子供検査すべき。髄膜炎菌か原因菌が不明だったら、リファンピシンによる予防的治療髄膜炎球菌に対する予防接種をすべき。 ← 日本ではどうなんでしょうか。
□350ml アルコール5%
350x0.05/10=1.75 unit
莢膜を有し、髄膜炎を起こす細菌 → 莢膜を有することで血液中補体などを介した貪食を免れ、血行性クモ膜下腔まで到達しうる。
Streptococcus pneumoniae
Haemophilus influenzae type b
Neisseria meningitidis
敗血症
定義
 感染症による全身性炎症反応症候群(SIRS)をセプシス(sepsis, 広義の敗血症?)とする
 感染症の病原体は、一般細菌(グラム陽性菌・陰性菌)、真菌寄生虫ウイルスなど
 皮膚粘膜の傷とか、種々の臓器にある感染巣から、細菌リンパ流から血中に入り、全身播種されて、新たに転移性感染巣をつくり、重篤全身症状を引き起こす。
全身性炎症反応症候群の診断基準
 下記項目のうち2項目以上が当てはまる
  1. 体温>38℃ or 体温<36℃
  2. 心拍数>90bpm
  3. 呼吸数>20回/min or PaCO2<32mmHg
  4. (白血球数>12,000/ul or 白血球数<4,000/ul) or ( 幼若好中球>10% ) ← ここでいう幼若好中球とは桿状好中球のことである。
敗血症の周辺疾患概念
 1. 全身性炎症反応症候群 systemic inflammatory response syndrome SIRS
  発熱白血球増加などの全身炎症徴候によって特徴づけられる病態(SIRS診断基準に合致する病態)
 2. 敗血症 sepsis
  SIRS感染結果である場合
 3. 重症敗血症 severe sepsis
  主要臓器障害を伴う敗血症
 4. 敗血症ショック septic shock
  輸液投与不応性の低血圧を伴う重症敗血症
 5. 多臓器機能障害症候群 multiorgan dysfunction syndrome MODS
  2つ以上の主要臓器機能異常
 6. 多臓器不全 multiorgan failure MOF
  2つ以上の主要臓器の不全状態
参考文献
HIM = Harrison's Principles of Internal Medicine 17th Edition
PSY = 標準精神医学 第3版
CASES = 100 Cases in Clinical Medicine Second edition
IMD = 内科診断学第2版


糖尿病網膜症」

  [★]

diabetic retinopathy, DR
retinopathia diabetica
糖尿病性網膜症
糖尿病福田分類
[show details]


疫学

  • 糖尿病の有病率は740万人(2002年の厚生労働省統計)で、糖尿病網膜症はその30-50%が罹患している。
  • 罹病期間が10年以上の糖尿病患者の約50%が何らかの網膜症を有し、全糖尿病患者の少なくとも1%が失明。
  • 糖尿病性網膜症は、未治療で経過した場合、7年で50%、20年以上で90%以上が発症する。25年以上では網膜症を有する患者の25%が増殖網膜症となる。

遺伝形式

病変形成&病理 SOP.138

  • 細小血管 = 内皮細胞 + 基底膜 + 周皮細胞
  • 糖尿病により細小血管が傷害される。
  • 1. 基底膜の肥厚と周皮細胞の消失 → 周皮細胞の消失により血管壁は薄くなり、脆弱化が進行する。
  • 2. 内皮細胞の増殖 → これにより毛細血管瘤が形成
  • 3. 2.がみられるころに、血管網膜関門の破綻により硬性白斑が形成される
  • 4. 1-3.により血流障害、血栓形成をきたし血管床閉塞を生じる

病理変化

分類

眼底所見による分類

SOP.138-139
  • 1. 単純網膜症 :血管症の初期病変
[show details]
  • 2. 前増殖網膜症:病変が進行し毛細血管の閉塞が進行している状態
  • 新生血管:毛細血管の閉塞に続発した虚血性変化。最初は網膜内で発育。
  • 軟性白斑(綿花様白斑):毛細血管の閉塞に続発した虚血性変化。神経線維層の梗塞。網膜神経線維の虚血による軸索の膨化(CBT QB vol2 p.495)。網膜表層は白色の混濁を呈し、境界は硬性白斑よりも不鮮明。
  • 火焔状網膜出血、静脈異常、網膜内細小血管異常(IRMA)。(出典不明)
  • 3. 増殖網膜症 :血管床の閉塞が拡大し網膜虚血が進行し、網膜硝子体に血管新生を発症したもの
  • 新生血管増殖:網膜内から内境界膜を貫き、網膜表面~硝子体に向かって成長していく
  • 硝子体出血:新生血管により網膜と後部硝子体膜とが癒着し、この状態で硝子体剥離が生じると、新生血管が牽引され破綻する。
  • 増殖膜の形成:
  • 牽引性の網膜剥離:硝子体剥離だけでなく、網膜を剥離して牽引性の網膜剥離を生じる。
  • 網膜前出血。(出典不明)

David分類

DMR.200
  • 1. 単純糖尿病網膜症 :毛細血管瘤、点状・斑状出血、火焔状出血、少数の軟性白斑
  • 2. 増殖前糖尿病網膜症:多発する軟性白斑、網膜内細小血管異常、静脈異常、無灌流域
  • 3. 増殖糖尿病網膜症 :新生血管、硝子体出血、線維血管性増殖組織、牽引性網膜剥離 ← 網膜の中ではなく、網膜上の新生血管

参考

  • 1.
[display]http://www.nmckk.jp/pdf/thesis/JJCD/024/007/JJCD_024_007_1051.pdf

国試


眼底出血」

  [★]

fundal hemorrhage, hemorrhage in ocular fundus
硝子体出血


  • 後部硝子体下出血(網膜内境界膜と後部硝子体の間の出血) ←本当はこれだけを指して言う
  • 内境界膜下出血(内境界膜と神経線維層との間の出血)
黄斑部に後発。凝固していない血液が黄斑を覆い、にボーを形成する。
原因:血管疾患、網膜細動脈瘤破裂など網膜浅層の病変、増殖性糖尿病網膜症など網膜症死体新生血管の硝子体牽引
硝子体出血 vitreous hemorrhage
後部硝子体から硝子体内に血液が拡散した場合
神経線維層に出血
原因:急激な静脈のうっ滞(網膜静脈閉塞症、乳頭浮腫)白血病
 →火炎状出血
内顆粒層に分布する毛細血管網からの出血で、外網状層に貯留
原因:糖尿病
→点状出血
視細胞層と網膜色素層の間
原因:網膜下の新生血管、鈍的外傷
脈絡叢から色素上皮下に進入した新生血管の破綻性出血
原因:外傷


飛蚊症」

  [★]

flying flies, myodesopsia, floater before the eye
muscae volitantes

概念

  • 視野内で浮遊する物体が自覚される症状
  • 硝子体中の物体が網膜に影を作ることで自覚される。
  • 生理的には、加齢により硝子体の液状変性がすすみ、変性凝縮した硝子体線維による影により飛蚊症が自覚される。(SOP.15,107)

飛蚊症を呈する疾患・病態


網膜裂孔」

  [★]

retinal tear
網膜裂孔症
後部硝子体剥離網膜円孔 retinal hole
  • 網膜に裂隙を生じたもので、網膜剥離の原因となる。また、硝子体出血の原因となるらしい。
  • 網膜裂孔を生じるメカニズムには加齢に伴うものと近視にともなうものがある。



硝子体」

  [★]

vitreous body (KH), hyaloid body
corpus vitreum, corpus vitrei
眼球



血」

  [★]

blood, (漢方)blood and body fluid energy
血液血中


出血」

  [★]

hemorrhage, bleeding
出血量





★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡