産瘤

出典: meddic

serosanguineous swelling
caput succedaneum
頭産瘤
頭血腫 cephalohematoma帽状腱膜下血腫
  • 図:SPE.98 G10M.302




和文文献

  • 40. 鉗子分娩統計より觀た胎勢・囘旋・定位の異常(その意義及び骨重・産瘤の關係)に就いて
  • 杉田 好朝
  • 日本産科婦人科學會雜誌 7(2), 235-236, 1955-01-10
  • NAID 110002128810
  • 動物聽器ノ病理組織學的研究 : 第二編 動物頭蓋ニ限局的陰壓ヲ加ヘタル場合
  • 大澤 五郞
  • 千葉醫學會雜誌 5(9), 1270-1301, 1927-09-28
  • … 著者ハ生後二日乃至十日間ノ幼弱ナル家兎、猫、及ビ犬ヲ實驗動物トシPh. Schwarzノ意想ニ鑑ミ動物ノ頭蓋ニ限局的陰壓ヲ加フルコトニヨリ人工的ニ産瘤ヲ作リ恰モ人間初生兒ノ遷延性分娩時ニ髣髴セシメ其聽器ヲ檢シテVossノ主張スル分娩外傷ニ因ル聽器障害(就中迷路出血)ガ聾唖成因ノ一因子ヲナスト云フ事實ノ如何之レヲ實驗的ニ復試シ批判シ而シテソノ眞相ヲ極メントセリ而シテ余ノ實驗成績ニ因レバVoss等ノ高唱ス …
  • NAID 120001147853

関連リンク

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★リンクテーブル★
国試過去問101H012」「102E058」「104B032
リンク元新生児」「潜在性胎児仮死」「頭血腫」「帽状腱膜下血腫

101H012」

  [★]

  • 30歳の1回経産婦。前回の妊娠は妊娠40週2日で3.200gの男児を自然経膣分娩した。今回の妊娠中の経過は順調であり、妊娠38週4日に陣痛が発来したので入院した。入院後も陣痛は次第に増強して子宮口も徐々に開大した。8時間後、子宮口全開大、児頭の下降度SP+2~+3cm、小泉門は9時の方向に触知した。その2時間後も所見は変わらず、坐骨棘は触知困難で、産瘤を認めない。胎児心拍数陣痛図を以下に示す。
  • この時点で考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 101H011]←[国試_101]→[101H013

102E058」

  [★]

  • 生後3日の新生児。頭位の吸引分娩で出生した。Apgarスコア8点(1分)であった。生後24時間以内に数回嘔吐を認めた。身長49cm、体重2,940g、頭囲32cm、胸囲30cm。体温36.5℃。呼吸数40/分。心拍数112/分、整。大泉門1.5×1.5cm、膨隆はない。先進部の頭頂部にびまん性浮腫状の腫脹を認める。頬を触ると口で捕らえようとする。便は黄色調で、血清総ビリルビン10.0mg/dlである。
  • この児の所見で誤っているのはどれか。
  • a. 産瘤がある。
  • b. 軽症仮死である。
  • c. 追いかけ反射がある。
  • d. 生理的範囲の黄疸である。
  • e. 生理的範囲の大泉門である。
[正答]


※国試ナビ4※ 102E057]←[国試_102]→[102E059

104B032」

  [★]

  • 新生児女児の身体所見として生理的でないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104B031]←[国試_104]→[104B033

新生児」

  [★]

neonate
新産児 newborn
胎児 fetus,乳児 infant
neonatal, newborn, newborn animal, newborn infant

定義

  • 出生後28日未満の乳児
  • 早期新生児期:出生後1週未満
  • 後期新生児期:7日から28日未満

出生後にみとめられるもの

098G051

解剖

生理

腎機能

  • 尿量:1-2ml/kg/hr-

免疫

  • 細胞性免疫>液性免疫
  • 在胎26-33週に移行した母体のIgGによる受動免疫で感染から防御している。
  • 出生後5ヶ月で消失

血液

  • Ht:50-55%:生後細胞外液の喪失に伴い上昇、8日で生後の値にもどり、3ヶ月に最も低くなる。
  • Hb:17-19g/dL
  • 白血球:9,000-30,000/mm3
  • 血小板:10-28万/mm3 (SPE.74)

身体所見

身体の大きさ

QB.P-329
  • 前後径、肩幅:11cm
  • 大横径、小斜径、殿幅:9cm
  • 体重:3300g
  • 頭囲:33cm
  • 胸囲:33cm

正常なバイタルサインなど

呼吸器

SPE.78
  • 腹式呼吸
  • 呼吸数:40-50/分 (早産児ではこれより早く、5-10秒の呼吸停止を挟む呼吸)
  • 聴診:呼吸音は胸壁が薄いためよく聴取され、高調である。

経過観察できる所見

QB.O-76改変

診察箇所と疑われる疾患

SPE.77

出生体重による分類

  • 正出生体重児 normal birth weight infant :2500g以上、4000g未満
  • 低出生体重児 low birth weight infant : 2500g未満

身長、体重による区分

SPE.48
日本での定義/体重のみで評価
  • light for gestational age infant / light for dates infant : 体重が10パーセンタイル未満の児
  • apropriate for gestational age infant AGA infant : 体重が10パーセンタイル以上の児 かつ 体重が90パーセンタイル未満の児
  • heavy for gestational age infant :体重が90パーセンタイル以上の児
参考1
体重による評価
  • light for date LFD
  • appropriate for date AFD
  • hearve for date
参考1
身長と体重による評価
small for date SFD / small for gestational age SGA
large for date? LFD? / large for gestational age? LGA?

成熟新生児の身体所見

参考2 G10.M235 SPE.78 など
  • 頭部
  • 大泉門は開存(4x4cm)しており、小泉門は小さい
  • 産瘤(経腟分娩による場合)
  • 頭頂部方向に長く変形(児が後頭位であって、経腟分娩により出生した典型的な場合)
  • 骨重積(産瘤、頭部変形、骨重積は2日程度で戻る)(経腟分娩による場合)
  • 頭髪の長さは2cm前後
  • 耳介の巻き込み
  • 面疱は鼻に限局
  • 体幹
  • うぶ毛は背中、肩甲部に限局   ←  未成熟の場合、うぶ毛は多い
  • 皮膚は厚く、血管は透けない
  • 四肢
  • 足底にしわを認める   ←  未成熟の場合、しわは少ない
  • 四肢に浮腫を認めない
  • 関節屈曲部に胎脂が残る
  • 姿勢
  • 上下肢は屈曲位をとる
  • ホルモンの影響
  • 乳房組織を触れる
  • 大陰唇の発達

新生児と疾患

在胎週数と疾患

  • 早産時に多い
  • 正産児~過期産児

参考

  • 1. C.産婦人科検査法 14.胎児発育・児体重推定 - 日産婦誌59巻6号
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5906-168.pdf
  • 2.
[display]http://www.hogarakana.jp/study/index.php?ID=55

国試




潜在性胎児仮死」

  [★]

latent fetal distress
胎児仮死コントラクションストレステスト

概念

  • 明らかな胎児仮死徴候は認めないが、放置するといずれ胎児仮死に移行する状態 (QB.P-309)

所見

  • 高度徐脈 <110bpm
  • 高度頻脈 >160bpm
  • 1) NST
  • 陽性
  • 2. その他

頭血腫」

  [★]

cephalohematomacephalic hematoma
産瘤帽状腱膜下血腫
  • 図:SPE.98

概念

  • 骨膜と頭蓋骨の間にできる血腫。頭蓋骨骨膜下血腫。
  • 骨縫合を超えて広がらない  ⇔ 産瘤:産瘤は皮膚と帽状腱膜の間にできるため骨膜と関係なく広がる。

原因

  • 狭骨盤、吸引分娩、鉗子分娩

治療・経過・予後

G10M.302
  • 出生後徐々に出現。生後数時間で気づかれることが多い。
  • 感染の危険があるので穿刺は原則やらない
  • 高ビリルビン血症をきたすことがある
  • 生後数週~数ヶ月の経過で消失。



帽状腱膜下血腫」

  [★]

subgaleal hematoma
頭血腫産瘤帽状腱膜
  • 図:SPE.98

概念

  • 帽状腱膜と骨膜の間に生じた血腫による。帽状腱膜は前頭部から側頭部、後頭部までおおっているため、血腫は頭部全体に及ぶ。

原因

  • 吸引分娩

治療

  • 輸血






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