汗管腫

syringoma
発疹性汗腺腫 eruptive hidradenoma発疹性汗管腫 eruptive syringoma
汗腺系腫瘍


臨床写真

参考1より引用


概念

  • 主として表皮内エクリン汗管への分化を示す良性腫瘍。
  • エクリン汗腺の真皮内汗管が限局性に増殖した結果、皮膚色~褐色の1-3mm大の小丘疹を生じる。
  • 下眼瞼部に好発するが、それ以外にも体幹前面、腋窩、外陰部にも生じうる。対称性に生じる。
  • 体幹前面に播種状に多発した場合は発疹性汗腺腫とよばれる。

疫学

  • 女性に多い
  • 汗の分泌が増加する思春期以降に顕著となる。

症状

  • ほぼなし

鑑別診断


参考1.

診断

  • 病理組織診断

治療

  • 無治療でも問題ないが、美容上問題となる場合には自由診療で治療対象となりうる。
  • CO2レーザー療法での焼灼が有用であると報告されている。
  • 凍結療法も有用とされる

予後

  • 無治療で問題なく、悪性化しないが、自然消退しない。

参考

  • 1. Cutaneous Syringoma: A Clinicopathologic Study of 34 New Cases and Review of the Literature
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3726900/