黄色腫

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xanthoma, xanthomas, xanthomata
黄色板症 xanthelasmaコレステリン沈着症 cholesterolosis
家族性高リポ蛋白血症II型


国試



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/20 01:26:27」(JST)

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和文文献

  • 症例報告 眼囲に生じた色素性扁平苔癬の1例
  • 時田 智子,森 康記,前田 文彦 [他]
  • 臨床皮膚科 65(12), 950-953, 2011-11
  • NAID 40019039082
  • Q43 外陰部の丘疹・結節のみかたを教えてください。 (日常診療で盲点となる皮膚科疾患 : 毛,爪,粘膜を中心とするQ&A) -- (粘膜)
  • 安部 正敏,石川 治
  • 皮膚科の臨床 53(11), 1702-1707, 2011-10
  • NAID 40019057002

関連リンク

黄色腫症。黄色腫症とはどんな病気か 皮膚にもれ出た脂質を組織球が貪食(どんしょく) し、泡沫(ほうまつ)細胞として組織に存在する状態です。原因は何か 血中脂質レベル による分類は、(1)家族性高脂血症、(2)肝、腎 gooヘルスケア 家庭の医学。
黄色腫(おうしょくしゅ、英: Xanthoma)とは、皮膚にリポタンパク質を貪食した マクロファージが集合してできる、黄色い腫瘤のこと。高脂血症(高コレステロール結症、 高トリグリセリド血症)に合併して起こる。また頻度は少ないが、糖尿病に併発することも ある。

関連画像

copyright 1996 2014 dermis2008 年 7 月 6 日 撮影 背中 2009 眼瞼黄色腫眼瞼 黄色 腫 眼瞼 に 限局 して Ⅳ(3)B 疣贅性黄色腫 で眼瞼黄色腫の治療を行います


★リンクテーブル★
先読み家族性高リポ蛋白血症II型」「xanthelasma」「cholesterolosis
国試過去問099I014」「106G042」「107E049」「100F023」「106C016」「097F022
リンク元脂質異常症」「プロブコール」「xanthelasmata」「xanthoma」「黄色線維腫
拡張検索脳腱黄色腫症」「発疹型黄色腫
関連記事」「黄色

家族性高リポ蛋白血症II型」

  [★]

familial hyperlipoproteinemia type II
高リポ蛋白血症脂質異常症高コレステロール血症

概念

病型

検査値の違い

  • IIa:LDL↑、TC↑
  • IIb:LDL↑、VLDL↑、TC↑、TG↑

病因

遺伝様式

疫学

  • ヘテロ接合体:500人中1人
  • ホモ接合体 :100万人中1人

病変形成&病理

症状

  • 関節痛(しばしば黄色腫に先行する)
  • 高脂血症、角膜輪、黄色腫、アキレス腱の肥厚、アキレス腱炎(他の腱も起こりうる)

診断

検査

治療

予後

予防

xanthelasma」

  [★] 黄色板症

WordNet   license wordnet

「xanthoma of the eyelids; occurs chiefly in the elderly」


cholesterolosis」

  [★] コレステリン沈着症


099I014」

  [★]

  • 次の文を読み、13~15の問いに答えよ。
  • 62歳の男性。今朝、突然、吐血をしたため来院した。
  • 現病歴 :15年前に近医で肝障害を指摘されたが、放置していた。
  • 既往歴 :特記すべきことはない。輸血歴なし。機会飲酒のみ。
  • 現症 : 意識は清明。身長168cm、体重67kg。体温36.2℃。脈拍72/分、整。血圧128/62mmHg。眼瞼結膜に貧血はなく、眼球結膜に黄染を認めない。腹部は平坦、軟で、肝を正中に4cm触知する。脾は触知しない。
  • 検査所見:血液所見:赤血球392万、Hb12.2g/dl、Ht38%、白血球3,100、血小板7万、プロトロンビン時間62%(基準80~120)。
  • 血清生化学所見:総蛋白6.8g/dl、アルブミン3.3 g/dl、総コレステロール173 mg/dl、総ビリルビン1.8mg/dl、AST45単位、ALT25単位、LDH288単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ245単位(基準260以下)、γ-GTP45単位(基準8~50)。免疫学所見:HBs抗原陰性、HCV抗体陽性、抗核抗体陰性、抗ミトコンドリア抗体陰性、α-フェトプロテイン2,800ng/ml(基準20以下)。 ICG試験(15分値)32%(基準10以下)。静脈路を確保したうえで行った食道内視鏡写真を以下に示す。


[正答]
※国試ナビ4※ 099I013]←[国試_099]→[099I015

106G042」

  [★]

  • 37歳の女性。右側のふくらはぎが痛むことを主訴に来院した。 1年前の職場の健康診断で脂質異常症を指摘されたため、その後は毎日4kmのウォーキングを継続していた。 1週前に社内の診療所で検査したところ、総コレステロール302mg/dL、トリグリセリド125mg/dLであり、改善していなかったため、同日に処方された治療薬の内服を開始した。 3日前から右ふくらはぎの痛みがあり、心配になって受診した。身長162cm、体重58kg。右上眼瞼に黄色腫を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。右側下腿を把持すると強い疼痛を認める。血液生化学所見:尿素窒素31mg/dL、クレアチニン1.1mg/dL、尿酸7.2mg/dL、総コレステロール256mg/dL、トリグリセリド131mg/dL、総ビリルビン0.9mg/dL、 AST45IU/L、 ALT40IU/L、 LD203IU/L(基準176-353)、 ALP288IU/L(基準115-359)、 γ-GTP12IU/L(基準 -50)、 CK1,889IU/L(基準30-140)、 Na 137mEq/L、 K 4.4mEq/L、 Cl97mEq/L。
  • この患者に投与された可能性が最も高いのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106G041]←[国試_106]→[106G043

107E049」

  [★]

  • 65歳の女性。全身倦怠感を主訴に来院した。1か月前に全身倦怠感が出現し、徐々に増悪した。2週前に知人に皮膚の黄染を指摘された。既往歴に特記すべきことはない。体温36.6℃。眼球結膜に黄染を認める。血液所見:赤血球374万、Hb 12.0g/dl、Ht 36%、白血球7,700、血小板19万。血液生化学所見:総蛋白6.3g/dl、アルブミン3.5g/dl、尿素窒素7mg/dl、クレアチニン0.5mg/dl、総ビリルビン12.8mg/dl、直接ビリルビン9.6mg/dl、AST 140IU/l、ALT 283IU/l、LD 210IU/l(基準176~353)、ALP 1,970IU/l(基準115~359)、γ-GTP 399IU/l(基準8~50)。CRP 0.4mg/dl。
  • 認められる可能性が最も高いのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107E048]←[国試_107]→[107E050

100F023」

  [★]

  • 32歳の女性。2週以上続く37℃台の発熱を主訴に来院した。3週前に抜歯を行った。体温37.8℃。脈拍84/分、整。III音と心尖部を最強点とする3/6度の全収縮期雑音とを聴取する。血液所見:赤血球320万、Hb9.8g/dl、Ht32%、白血球9,800、血小板20万。血清生化学所見:AST18単位、ALT16単位、LDH260単位(基準176~353)、CK35単位(基準10~40)。CRP7.6mg/dl。心エコー検査で僧帽弁に疣贅を認める。この疾患に特徴的でないのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 100F022]←[国試_100]→[100F024

106C016」

  [★]

  • 24歳の女性。発熱を主訴に来院した。 3日前から発熟しており、最高は39.5℃であった。排尿回数が多くなったことを自覚しており、本日から排尿時痛を伴っているという。頭痛はなく、上気道炎症状は伴っていない。既往歴に特記すべきことはない。
  • 確認すべき身体診察所見はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106C015]←[国試_106]→[106C017

097F022」

  [★]

  • 35歳の女性。半年前から両眼瞼と両側肘部とに皮疹が出現し目立つようになってきたため来院した。アキレス腱の肥厚を認める。眼瞼の写真と皮膚生検H-E染色標本とを以下に示す。考えられる基礎疾患はどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 097F021]←[国試_097]→[097F023

脂質異常症」

  [★]

dyslipidemia
高脂血症 hyperlipidemia脂質代謝異常 lipoprotein disorders
高脂血症治療薬リポ蛋白

定義

  • 血清:Total-CHO≧220 mg/dl。LDL-C≧140 mg/dl。TG≧150 mg/dl。HDL-C<40 mg/dl

病型

  • 原発性
  • 家族性
  • 特発性
  • 二次性

分類

原発性高脂血症のWHO分類

型分類   増加するリポ蛋白 血清脂質の変動 コレステロール
(mg/dl)
トリグリセリド
(mg/dl)
正常   - - <220 <150
I型高脂血症 高カイロミクロン血症 hyperchylomicronemia カイロミクロン 中性脂肪著明増加 <260 >1000
IIa型高脂血症 高コレステロール血症 hypercholesterolemia LDL コレステロール増加 >220 >150
IIb型高脂血症 複合型高脂血症 combined hyperlipidemia LDL, VLDL コレステロール中性脂肪増加 >220 150-300
III型高脂血症 異常βリポ蛋白血症 dysbetalipoproteinemia IDL 電気泳動でbroad β 350-500 350-500
IV型高脂血症 高トリグリセリド血症 hypertriglyceridemia VLDL 中性脂肪増加 <240 200-1000
V型高脂血症 複合型高トリグリセリド血症 mixed hypertriglyceridemia カイロミクロン, VLDL 中性脂肪著明増加 <300 >1000

原発性高脂血症の型分類 (臨床検査法提要第32版 p.533)

  I型 II型 III型 IV型 V型
IIa型 IIb型
高カイロミクロン血症 高コレステロール血症 複合型高脂血症 異常βリポ蛋白血症 高トリグリセリド血症 複合型高トリグリセリド血症
増加リポ蛋白 CM ++        
VLDL      
IDL          
LDL        
血漿脂質 TC +++ ++ ++ /+
TG +++   ++ ++ ++ +++
TC/TG <0.2 >1.6 不定 0.6-1.6 <0.6
病因 LPL欠損
アポCII欠損
(外因性高脂血症)
LDL受容体異常 不明 アポE異常
(E2/E2など)
不明
(内因性高脂血症)
LPL欠損へテロ(一部)
(外因性高脂血症
and
(内因性混合型高脂血症)
臨床所見 発症時期 小児期 小児期~成人 成人 成人 小児期~成人
肝脾肥大
+++ +++
脾のみ
+++
腹痛    
膵炎      
網膜脂血症      
肥満      
角膜輪      
冠動脈疾患 まれ 最も高率 高率 中程度 比較的まれ
黄色腫 発疹状 黄色板状
結節状
腱黄色腫
手掌線
結節状
発疹状
  発疹状
耐糖能 正常 正常 正常 異常多い 異常多い
高尿酸血症 なし なし 少ない 多い 多い
遺伝 劣性遺伝 優性遺伝 劣性遺伝 優性遺伝 不明
頻度 まれ 多い
500人中
1人(ヘテロ)
100万人中
1人(ホモ)
多い
200人中
1人
少ない
1万人中
2-3人
最も多い まれ
血清静置試験 上層:乳濁 透明 わずかに混濁 混濁、
時にミルク状
混濁 上層:乳濁
下層:透明 下層:混濁
特徴     small dense LDL
の存在
broad β    
  • 頻度:IIa > IIb > IV
  • 遺伝(AR)I, III (AD)その他
  • 症状
  • 動脈硬化:IIa,IIb,III
  • 膵炎:TG多い:I,IV,V
  • TC優位に多いのがIIa, TG優位に多いのがIV
  • リポ蛋白のパターンは、IIa + IV = IIb で IIIはその中間(IDL)。I + IV = V

原発性高脂血症

  血清TG 血清TC
内分泌代謝疾患 甲状腺機能低下症   +++
クッシング症候群 + ++
先端性肥大症 +  
糖尿病 +++ +~++
痛風 +  
神経性食思不振症   ++
ウェルナー症候群   ++
肝疾患 閉塞性肝・胆道疾患   +++
肝癌   ++
腎疾患 ネフローゼ症候群 ++ +++
慢性腎不全 +++  
免疫異常 全身性エリテマトーデス +++  
骨髄腫 ++ +
薬剤など サイアザイド + +
β遮断薬 +  
シクロスポリン   +
経口避妊薬 +++  

リスク別脂質管理目標値 (http://jas.umin.ac.jp/pdf/guideline_summary.pdf)

  治療方針の原則 カテゴリー 脂質管理目標値(mg/dL)
リスク群 LDL-C以外の主要危険因子 LDL-C HDL-C TG
一次予防 まず生活習慣の改善を 行った後、薬物治療の 適応を考慮する I 低リスク群 0 <160 ≧40 <150
II 中リスク群 1~2 <140
III 高リスク群 3以上 <120
二次予防 生活習慣の改善とともに 薬物治療を考慮する 冠動脈疾患の既往 <100
  • LDL-C値以外の主要危険因子
  • 加齢(男性≧45歳、女性≧55歳)、高血圧、糖尿病(耐糖能異常を含む)、喫煙、冠動脈疾患の家族歴、低HDL-C血症(<40mg/dL)
  • 糖尿病、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症の合併はカテゴリーIIIとする。




プロブコール」

  [★]

probucol
クラフェデンサクベルコートシンレスタールダウンオイールピヨコールフッコラートプロスエードライドラースロレルコワニール


  • 高脂血症治療薬
  • 家族性高コレステロール血症(FHホモ)にも適応可能
  • 黄色腫・動脈硬化巣の退縮作用がある
  • 強い抗酸化作用→酸化LDL産生を抑制
産生LDLの産生抑制により、マクロファージの貪食を抑制する→CETP活性亢進→コレステロールの逆転送活性化

薬理作用

  • 血症TG↓、血症TC↓
  • LDL受容体非依存的にLDL異化→胆汁への排泄作用↑
→家族性高コレステロール血症の適応となる

作用機序

副作用

CETP活性亢進による


xanthelasmata」

  [★]

[display]http://www.uniklinik-bonn.de/42256BC8002B7FC1/vwLookupImagesforLoad/Xanthelasmata.jpg/$FILE/Xanthelasmata.jpg
[display]http://users.telenet.be/huisarts-dokter-naesens/fotos/xanthelasma-2.jpg
[display]http://www.hudlegekontoret.no/var/storage/images/bildearkiv/kliniske/xanthelasmata/xanthelasmata_01/2584-4-eng-GB/xanthelasmata_01_max.jpg


xanthoma」

  [★] 黄色腫

WordNet   license wordnet

「a skin problem marked by the development (on the eyelids and neck and back) of irregular yellow nodules; sometimes attributable to disturbances of cholesterol metabolism」


黄色線維腫」

  [★]

xanthofibroma
黄色肉芽腫 xanthogranuloma、線維性黄色腫 線維黄色腫 fibrous xanthoma、線維性組織球腫 fibrous histiocytoma
黄色腫若年性黄色肉芽腫


脳腱黄色腫症」

  [★]

cerebrotendinous xanthomatosis, CTX
脳腱コレステリン症 cerebrotendinous cholesterinosis
ヴァン・ボゲール・シェラー・エプシュタイン症候群、cholestanolosis



発疹型黄色腫」

  [★]

発疹性黄色腫


腫」

  [★]

がん腫瘍腫瘤良性新生物


黄色」

  [★]

yellowxanthicxantho



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