新生児仮死

出典: meddic

asphyxia of the newborn, neonatal asphyxia
asphyxia neonatorum
出生時仮死 birth asphyxia
IRDS新生児低酸素性虚血性脳症カゾーの分類
  • 出生時の呼吸循環不全による仮死。
  • 仮死の評価にはアプガースコアの1分値で6点以下を新生児仮死となす。




UpToDate Contents

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和文文献

  • 新生児仮死に合併し, 診断に難渋した新生児胃破裂の一例
  • 垣田 博樹,立花 貴史,伊藤 美春,孫田 みゆき,寺澤 かずみ,山田 恭聖,野村 純子,田中 修一,新美 教弘,加藤 純爾,飯尾 賢治,横井 暁子,福田 純男
  • 日本周産期・新生児医学会雑誌 = Journal of Japan Society of Perinatal and Neonatal Medicine 46(3), 823-827, 2010-08-30
  • NAID 10026707556
  • 産業医科大学病院新生児集中治療病棟における重症新生児仮死に対する脳低温療法の検討
  • 荒木 俊介,高橋 大二郎,松井 美優,斉藤 玲子,守田 弘美,石井 雅宏,千手 絢子,森下 高弘,高野 志保,千葉 宙門,森 治郎,久保 和泰,佐藤 弘,川上 章弘,下野 昌幸,白幡 聡,楠原 浩一
  • 産業医科大学雑誌 32(2), 205-211, 2010-06-01
  • … 2001年から2007年に新生児集中治療病棟において脳低温療法を施行した重症新生児仮死児21例を対象に,予後と予後におよぼす要因を診療録を用いて後方視的に検討した.退院時の予後は11例(52.4%)が良好,5例(23.8%)が後遺症あり,5例(23.8%)が死亡であった.死亡あるいは後遺症を残した10例は予後良好例と比較して在胎期間が短く,Apgarスコアが低い傾向にあり,血中乳酸値が有意に高値であった.特に,在胎週数34週未満(3例全例),入院時 …
  • NAID 110007618649

関連リンク

2010年11月26日 ... 新生児仮死とは、胎外生活への移行に必要な出生直後の呼吸循環動態が障害された状態で あり、高度な場合には低酸素血症、高炭酸ガス血症、さらには代謝性アシドーシスへと 進展し、中枢神経系のみならず全身臓器に影響が波及する。 ...

関連画像

新生児仮死率とうとう 始めました なな ちが image.jpg 新生児仮死 5 分間 呼吸 して新生児仮死・肺出血・・・と o0800054810575653351.jpg


★リンクテーブル★
国試過去問101E028」「105G053」「108E043」「099E003
リンク元新生児低血糖症」「脳性麻痺」「低酸素症」「whiteasphyxia」「出生時仮死
関連記事新生児」「

101E028」

  [★]

  • 次の文を読み、28~30の問いに答えよ。
  • 6歳2か月の男児。発熱を主訴として来院した。
  • 現病歴: 1週前から元気がなく、時々38℃台の発熱が現れるようになった。
  • 発育歴・既往歴: 妊娠経過は異常なく、40週に自然分娩で出生した。出生体重2,960g。Apgarスコア4点(1分)、8点(5分)。目齢3から光線療法を24時間受けた。新生児期から特異な顔貌があり、生後1か月ころに精密検査を受けた。1歳時の身長74cm、体重9kg。首のすわり4か月、つかまり立ち13か月、ひとり歩き23か月。まだボタンをうまく掛けられず、ひとりで靴を履けない。まねをして丸は書くが、四角は書けない。
  • 家族歴: 父42歳、母41歳。両親と10歳の姉とに特記すべき疾患はない。
  • 現症: 身長106cm、体重18kg。体温38.0℃。脈拍100/分、整。血圧110/54mmHg。顔の写真を以下に示す。 皮膚に発疹を認めない。第5指が短い。眼瞼結膜は貧血様で、眼球結膜に黄染を認めない。咽頭に発赤はない。右側頸部に径約1.5cmのリンパ節を2個触知するが、圧痛はない。胸骨左線第2肋間に2/6度のやわらかい収縮期雑音を聴取する。呼吸音は正常。右肋骨弓下に肝を2cm、左肋骨弓下に脾を触知する。深部腱反射は正常である。
  • 検査所見: 血液所見:赤血球303万、Hb8.7g/dl、Ht26%、白血球4,600(桿状核好中球1%、分葉核好中球8%、単球6%、リンパ球63%、異常細胞22%)、血小板8万。
  • 血清生化学所見:総蛋白7.0g/dl、アルブミン3.7g/dl、総ビリルビン0.5mg/dl、AST29IU/l、ALT15IU/l、LDH820IU/l(基準176~353)、Fe55μg/dl、TIBC 320μg/dl(基準240~310)。CRP6.1mg/dl。


  • この患児について正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 101E027]←[国試_101]→[101E029

105G053」

  [★]

  • 6歳の女児。身長が伸びないことを心配した母親に伴われて来院した。35週1日、2,450gで頭位自然分娩で出生した。新生児仮死はなかった。精神運動発達は順調であったが、ここ1年間身長がほとんど伸びておらず、1か月前からは元気がなく、食欲も低下しているという。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。意識は清明だが、活気がない。身長107cm(-1.2SD)、体重18.2kg(-0.6SD)。体温36.0℃。脈拍64/分、整。血圧100/74mmHg。身体診察所見では、バランスのとれた体つきで、頭顕部に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、右肋骨弓下に肝を2cm触知する。脾を触知しない。腫瘤を触知しない。成長曲線(別冊No.11)を別に示す。
  • 診断のために有用な検査はどれか。2つ選べ。



[正答]


※国試ナビ4※ 105G052]←[国試_105]→[105G054

108E043」

  [★]

  • 30歳の 1回経妊 1回経産婦。妊娠 41週 5日。午前 6時に陣痛発来し、午前 8時に入院した。妊娠経過は順調であった。入院直後の内診所見では、子宮口は 3 cm開大、卵膜を触知し、児頭下降度 SP-1 cmで、同時に行った胎児心拍数陣痛図では異常を認めなかった。午前 10時に自然破水。午後 7時に子宮口全開大し、午後 9時 50分に 3,805 gの男児を経腟分娩した。羊水混濁は認めない。 Apgarスコアは 8点 ( 1分 )、 8点 ( 5分 )であった。午後 10時 10分に胎盤が自然娩出し、出血量は500 mlであった。
  • この分娩に関して正しいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108E042]←[国試_108]→[108E044

099E003」

  [★]

  • 組合せで誤っているのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 099E002]←[国試_099]→[099E004

新生児低血糖症」

  [★]

neonatal hypoglycemia, hypoglycemia of the newborn
hypoglycemia neonatorum

概念

  • 新生児の血糖値が下記にあてはまる場合。
  • 生後72時間以内:低出生体重児で20mg/dl以下、成熟児で30mg/dl以下
  • 72時間以後  :体重に関係なく40mg/dl以下
  • 正常な児では出生直後に血糖値80-100mg/dlを示す。
  • 臨床的には全血血糖値が40mg/dL未満で処置を開始。最近は60mg/dL未満で治療を開始する施設もある。

原因

SPE.127
  • 一過性
  • 糖貯蔵・供給不足
  • 糖利用増大

症状

SPE.128
  • けいれん、易刺激性(振戦)、異常啼泣(甲高い鳴き声 high-pitched cry)、嗜眠、筋緊張低下、哺乳力低下、嘔吐、無呼吸発作チアノーゼ、活動性低下、徐脈、心停止
→ 成人で見られる頻脈とか発汗は見られないみたい。自律神経が十分に発達していないせい?
|-矛盾している?
SPE.210
  • 定義:血糖40mg/dLの児(SPE.210)。(成熟新生児)生後72時間以内30mg/dL以下、以降40mg/dL以下(QB.O-105)。
  • 血糖40mg/dLの児を治療対象。40-50mg/dLは要注意 (SPE.210)
  • 症状:初期には交感神経亢進による症状(不安、苦悶、発汗、心悸亢進、顔面蒼白、振戦、脱力、空腹感、嘔気・嘔吐)、進行すると中枢神経症状(頭痛、めまい、視力障害、複視、構音障害、失語症、健忘症、集中力低下、運動失調、片麻痺、知覚障害、傾眠、嗜眠、昏睡、除脳硬直) (SPE.210)

脈拍数について

参考1に記載無し。

参考

  • 1. [charged]Neonatal hypoglycemia - uptodate[1]



脳性麻痺」

  [★]

cerebral palsy, CP
脳性小児麻痺 cerebral infantile palsy脳原性麻痺脳性マヒ

定義

  • 「受胎から新生児までの間に生じた脳の非進行性病変に基づく、永続的な、しかし変化しうる運動および姿勢の異常である。その症状は満2歳までに発現する。進行性疾患や一過性運動障害、または将来正常化するであろうと思われる運動発達遅延は除外する」(厚生省脳性麻痺研究班(1968))
  • てんかんや精神遅滞などの随伴症状があってもよい。

疫学

  • 1000生出産に対して2 (PED.1462)

主要な原因

PED.1462
  • 周生期の仮死:胎生期仮死51%、出生児仮死40%、出生後仮死9%
  • 4. 低出生体重児:超低出生体重児の3歳時の脳性麻痺発生率は16.3%、らしい。

分類

  • 原因:重症仮死、広範な脳障害
  • 原因:一側半球の血管障害,
  • 原因:核黄疸(間脳障害)、周産期仮死。周産期(65-85%)
  • 原因:小脳障害
  • 6. 混合型脳性麻痺

参考

uptodate

  • 1. [charged] 脳性麻痺の臨床的特徴 - uptodate [2]
  • 2. [charged] 脳性麻痺の疫学および病因 - uptodate [3]
  • 3. [charged] 脳性麻痺の診断 - uptodate [4]
  • 4. [charged] 脳性麻痺の管理および予後 - uptodate [5]

国試


CP
-cerebral palsy


低酸素症」

  [★]

hypoxia, anoxia
酸素欠乏症高山病新生児仮死



whiteasphyxia」

  [★]

white asphyxia, pale asphyxia
新生児仮死, 青色仮死

出生時仮死」

  [★]

birth asphyxia
新生児仮死


新生児」

  [★]

neonate
新産児 newborn
胎児 fetus,乳児 infant
neonatal, newborn, newborn animal, newborn infant

定義

  • 出生後28日未満の乳児
  • 早期新生児期:出生後1週未満
  • 後期新生児期:7日から28日未満

出生後にみとめられるもの

098G051

解剖

生理

腎機能

  • 尿量:1-2ml/kg/hr-

免疫

  • 細胞性免疫>液性免疫
  • 在胎26-33週に移行した母体のIgGによる受動免疫で感染から防御している。
  • 出生後5ヶ月で消失

血液

  • Ht:50-55%:生後細胞外液の喪失に伴い上昇、8日で生後の値にもどり、3ヶ月に最も低くなる。
  • Hb:17-19g/dL
  • 白血球:9,000-30,000/mm3
  • 血小板:10-28万/mm3 (SPE.74)

身体所見

身体の大きさ

QB.P-329
  • 前後径、肩幅:11cm
  • 大横径、小斜径、殿幅:9cm
  • 体重:3300g
  • 頭囲:33cm
  • 胸囲:33cm

正常なバイタルサインなど

呼吸器

SPE.78
  • 腹式呼吸
  • 呼吸数:40-50/分 (早産児ではこれより早く、5-10秒の呼吸停止を挟む呼吸)
  • 聴診:呼吸音は胸壁が薄いためよく聴取され、高調である。

経過観察できる所見

QB.O-76改変

診察箇所と疑われる疾患

SPE.77

出生体重による分類

  • 正出生体重児 normal birth weight infant :2500g以上、4000g未満
  • 低出生体重児 low birth weight infant : 2500g未満

身長、体重による区分

SPE.48
日本での定義/体重のみで評価
  • light for gestational age infant / light for dates infant : 体重が10パーセンタイル未満の児
  • apropriate for gestational age infant AGA infant : 体重が10パーセンタイル以上の児 かつ 体重が90パーセンタイル未満の児
  • heavy for gestational age infant :体重が90パーセンタイル以上の児
参考1
体重による評価
  • light for date LFD
  • appropriate for date AFD
  • hearve for date
参考1
身長と体重による評価
small for date SFD / small for gestational age SGA
large for date? LFD? / large for gestational age? LGA?

成熟新生児の身体所見

参考2 G10.M235 SPE.78 など
  • 頭部
  • 大泉門は開存(4x4cm)しており、小泉門は小さい
  • 産瘤(経腟分娩による場合)
  • 頭頂部方向に長く変形(児が後頭位であって、経腟分娩により出生した典型的な場合)
  • 骨重積(産瘤、頭部変形、骨重積は2日程度で戻る)(経腟分娩による場合)
  • 頭髪の長さは2cm前後
  • 耳介の巻き込み
  • 面疱は鼻に限局
  • 体幹
  • うぶ毛は背中、肩甲部に限局   ←  未成熟の場合、うぶ毛は多い
  • 皮膚は厚く、血管は透けない
  • 四肢
  • 足底にしわを認める   ←  未成熟の場合、しわは少ない
  • 四肢に浮腫を認めない
  • 関節屈曲部に胎脂が残る
  • 姿勢
  • 上下肢は屈曲位をとる
  • ホルモンの影響
  • 乳房組織を触れる
  • 大陰唇の発達

新生児と疾患

在胎週数と疾患

  • 早産時に多い
  • 正産児~過期産児

参考

  • 1. C.産婦人科検査法 14.胎児発育・児体重推定 - 日産婦誌59巻6号
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5906-168.pdf
  • 2.
[display]http://www.hogarakana.jp/study/index.php?ID=55

国試




死」

  [★]

death
死亡脳死心臓死




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