巨大児

出典: meddic

macrosomia, giant baby giant infant、excessively large fetus
巨人症heavy for dates infant HFD

定義

原因

G10M.232
  • 耐糖能異常合併妊娠
  • 妊娠糖尿病
  • 糖尿病合併妊娠
  • 過期妊娠
  • そのた
  • 肥満
  • 巨大児分娩既往妊婦
  • 両親の体格が大きい
  • 頻産婦

合併症

G10M.232 NGY.411

母体

新生児



UpToDate Contents

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和文文献

  • P1-18-15 当科での巨大児分娩の検討(Group37 妊娠・分娩・産褥の生理・前置胎盤1,一般演題,第63回日本産婦人科学会学術講演会)
  • 中山 聡一朗,神谷 まひる,嶋田 真弓,川口 晴菜,山本 亮,岸本 聡子,清水 彰子,倉橋 克典,林 周作,楠本 裕紀,光田 信明
  • 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 578, 2011-02-01
  • NAID 110008509161
  • P1-17-3 新診断基準で追加される妊娠糖尿病症例の巨大児発症のリスク因子に関する検討(Group33 合併症妊娠4,一般演題,第63回日本産婦人科学会学術講演会)
  • 山下 洋子,釘島 ゆかり,福田 雅史,杉見 創,片野坂 舞,古賀 恵,八並 直子,梅崎 靖,菅 幸恵,楠田 展子,安日 一郎
  • 日本産科婦人科學會雜誌 63(2), 565, 2011-02-01
  • NAID 110008509120
  • 糖尿病 (特集 妊娠と薬物療法) -- (合併症妊娠への対応)

関連リンク

2005年5月19日 ... 同じような質問がありましたが、ちょっと内容が違っていたので、質問させて下さい。臨月 の初産です。ずっと赤ちゃんが大きめだと言われていて、このまま行くと巨大児に...
巨大児とはどんな病気か. 外表奇形(がいひょうきけい)などの肉眼的異常がなく、出生 体重が4000g以上である新生児をいいます。一般に糖尿病の母体から出生した新生児 は巨大児になる傾向があるとされていますが、実際には巨大児のなかで糖尿病母体児 ...

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ぐわー!デカイ!!111117_130511Kaiken_014hiyocoolさんのブログパンツ,CAP,Tボード) 巨大児・新生児低血糖-Pedersen2011年 04月前へ 次へ


★リンクテーブル★
先読み巨人症
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関連記事巨大

巨人症」

  [★]

gigantism
下垂体性巨人症pituitary gigantism


108E043」

  [★]

  • 30歳の 1回経妊 1回経産婦。妊娠 41週 5日。午前 6時に陣痛発来し、午前 8時に入院した。妊娠経過は順調であった。入院直後の内診所見では、子宮口は 3 cm開大、卵膜を触知し、児頭下降度 SP-1 cmで、同時に行った胎児心拍数陣痛図では異常を認めなかった。午前 10時に自然破水。午後 7時に子宮口全開大し、午後 9時 50分に 3,805 gの男児を経腟分娩した。羊水混濁は認めない。 Apgarスコアは 8点 ( 1分 )、 8点 ( 5分 )であった。午後 10時 10分に胎盤が自然娩出し、出血量は500 mlであった。
  • この分娩に関して正しいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108E042]←[国試_108]→[108E044

096F031」

  [★]

  • 次の文を読み、31、32の問いに答えよ。
  • 41歳の1回経産婦。無月経を主訴に来院した。
  • 現病歴 : 最終月経は2か月前であった。数日前に市販の妊娠反応試薬で陽性を確認した。
  • 既往歴 : 前回の分娩は5年前。正常分娩で、母子ともに異常はなかった。他に特記すべきことはない。
  • 現症 : 身長158cm、体重52kg。体温36.7℃,脈拍84/分、整。血圧128/70mmHg。内診所見で子宮は鷲卵大に増大して軟、圧痛はない。両側付属器も触知しない。経膣超音波検査で子宮内に胎嚢を認める。
  • この妊娠で頻度の高い児の異常はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096F030]←[国試_096]→[096F032

096I005」

  [★]

  • 30歳の女性。0経妊。妊娠を希望し、相談のため来院した。飲酒の習慣はないが、1日に15~20本の喫煙を10年間続けている。家族歴と既往歴とに特記すべきことはない。この女性の妊娠で発生のリスクが高いのはどれか。
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096I004]←[国試_096]→[096I006

100B005」

  [★]

  • 正しいのはどれか。
  • a. 巨大児が多い。
  • b. 羊水過少が多い。
  • c. 児は猫のように泣く。
  • d. 表現型は女児である。
  • e. 生後6か月の生存率は低い。


[正答]
※国試ナビ4※ 100B004]←[国試_100]→[100B006

107A001」

  [★]

  • 合併症妊娠と起こりやすい異常の組合せで正しいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ [ ]←[国試_107]→[107A002

097G049」

  [★]

  • 骨盤位の原因になりにくいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097G048]←[国試_097]→[097G050

新生児」

  [★]

neonate
新産児 newborn
胎児 fetus,乳児 infant
neonatal, newborn, newborn animal, newborn infant

定義

  • 出生後28日未満の乳児
  • 早期新生児期:出生後1週未満
  • 後期新生児期:7日から28日未満

出生後にみとめられるもの

098G051

解剖

生理

腎機能

  • 尿量:1-2ml/kg/hr-

免疫

  • 細胞性免疫>液性免疫
  • 在胎26-33週に移行した母体のIgGによる受動免疫で感染から防御している。
  • 出生後5ヶ月で消失

血液

  • Ht:50-55%:生後細胞外液の喪失に伴い上昇、8日で生後の値にもどり、3ヶ月に最も低くなる。
  • Hb:17-19g/dL
  • 白血球:9,000-30,000/mm3
  • 血小板:10-28万/mm3 (SPE.74)

身体所見

身体の大きさ

QB.P-329
  • 前後径、肩幅:11cm
  • 大横径、小斜径、殿幅:9cm
  • 体重:3300g
  • 頭囲:33cm
  • 胸囲:33cm

正常なバイタルサインなど

呼吸器

SPE.78
  • 腹式呼吸
  • 呼吸数:40-50/分 (早産児ではこれより早く、5-10秒の呼吸停止を挟む呼吸)
  • 聴診:呼吸音は胸壁が薄いためよく聴取され、高調である。

経過観察できる所見

QB.O-76改変

診察箇所と疑われる疾患

SPE.77

出生体重による分類

  • 巨大児 giant baby : 4000g以上
  • 超巨大児 exceptionally large baby : 4500g以上
  • 正出生体重児 normal birth weight infant :2500g以上、4000g未満
  • 低出生体重児 low birth weight infant : 2500g未満

身長、体重による区分

SPE.48
日本での定義/体重のみで評価
  • light for gestational age infant / light for dates infant : 体重が10パーセンタイル未満の児
  • apropriate for gestational age infant AGA infant : 体重が10パーセンタイル以上の児 かつ 体重が90パーセンタイル未満の児
  • heavy for gestational age infant :体重が90パーセンタイル以上の児
参考1
体重による評価
  • light for date LFD
  • appropriate for date AFD
  • hearve for date
参考1
身長と体重による評価
small for date SFD / small for gestational age SGA
large for date? LFD? / large for gestational age? LGA?

成熟新生児の身体所見

参考2 G10.M235 SPE.78 など
  • 頭部
  • 大泉門は開存(4x4cm)しており、小泉門は小さい
  • 産瘤(経腟分娩による場合)
  • 頭頂部方向に長く変形(児が後頭位であって、経腟分娩により出生した典型的な場合)
  • 骨重積(産瘤、頭部変形、骨重積は2日程度で戻る)(経腟分娩による場合)
  • 頭髪の長さは2cm前後
  • 耳介の巻き込み
  • 面疱は鼻に限局
  • 体幹
  • うぶ毛は背中、肩甲部に限局   ←  未成熟の場合、うぶ毛は多い
  • 皮膚は厚く、血管は透けない
  • 四肢
  • 足底にしわを認める   ←  未成熟の場合、しわは少ない
  • 四肢に浮腫を認めない
  • 関節屈曲部に胎脂が残る
  • 姿勢
  • 上下肢は屈曲位をとる
  • ホルモンの影響
  • 乳房組織を触れる
  • 大陰唇の発達

新生児と疾患

在胎週数と疾患

  • 早産時に多い
  • 正産児~過期産児

参考

  • 1. C.産婦人科検査法 14.胎児発育・児体重推定 - 日産婦誌59巻6号
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5906-168.pdf
  • 2.
[display]http://www.hogarakana.jp/study/index.php?ID=55

国試




体重」

  [★]

body weight, BW
身長

胎児の体重

SPE.68

  • あくまでも目安で正確ではない。
25週: 750g
30週:1500g
35週:2000g ←だいたい2200gだけど
40週:3000g
  • むしろ、妊娠25週以降は5週につき750g増加すると考えればよいのか。

QB.P-213

  • 妊娠第7月:1000g
  • 妊娠第8月:1500g
  • 妊娠第9月:2000g
  • 妊娠第10月:3000g
一般に、体重 = 3 x (妊娠月数)^3
[show details]

新生児、乳児、幼児の体重

  • 出生後~3ヶ月:30g/日???
  • 3ヶ月~乳児期の終わり:10-30g/日???????
体重
(x倍数)
生後   生後 体重
(x倍数)
1 0 0 1
2 3-4ヶ月 3-4ヶ月 2
3 1年 1年 3
4 2年 2年 4
5 4年 4年 5

体重の増加量

月齢 0~2 3~5 6~8 9~11
体重増加量(g/day) 25~30 20~25 15~20 10~15
体重増加量(g/month) 750~900 600~750 450~600 300~450

乳児期以降の成長

  • 3-5歳:1.5 kg/y
  • 6-10歳:2-3 kg/y
  • 思春期:5-6 kg/y


新生児の出生体重による分類

  • 巨大児 giant baby : 4000g以上
  • 超巨大児 exceptionally large baby : 4500g以上
  • 正出生体重児 normal birth weight infant :2500g以上、4000g未満
  • 低出生体重児 low birth weight infant : 2500g未満

臨床関連




妊娠糖尿病」

  [★]

gestational diabetes mellitus GDM, gestational diabetes
妊娠性糖尿病
糖尿病糖代謝異常妊娠


定義

  • 妊娠により発生した妊娠中にのみ認められる糖代謝異常合併妊娠で、分娩後に改めて糖負荷試験を行うと、正常化する疾患概念
  • 妊娠中にはじめて発見または発症した糖尿病に至っていない糖代謝異常である。あきらかな糖尿病(overt diabetes)は含めない。(参考1)

危険因子

NGY.429
  • 糖尿病の家族歴の有無、巨大児の分娩の有無、先天奇形の分娩歴の有無、原因不明の流産歴・早産歴・死産歴の有無、35歳以上、肥満者、尿糖陽性者

合併症

G10M.164 参考1

母体

  • 流産、早産

胎児

新生児

妊婦の妊娠糖尿病のスクリーニング

  • 食後血糖値
  • 正常食(約400-600lcal)摂取後2-4時間の間に静脈血採取。血糖値が100 mg/dl以上であればOGTT 75gを行う。
  • 100 mg/dlであっても、尿糖(+)、肥満、糖尿病の家族歴、あるいは巨大児出産の既往のいずれかがある場合にもOGTT 75gを行う。

診断基準

新診断基準

参考1,2
  • 初診時およびインスリン抵抗性の高まる妊娠中期に随時血糖値検査を行い、100mg/dl以上の陽性者に対してOGTTを施行して診断
<OGTT判定基準>
・空腹時血糖値≧92mg/dl
・1時間値≧180mg/dl
・2時間値≧153mg/dl
の1点以上を満たした場合に妊娠糖尿病と診断する.
※但し,「臨床診断」における糖尿病と診断されるものは除く.
[show details]

治療・管理

管理

  • 合併症の定期的な評価

管理目標

  • 空腹時血糖 100mg/dl以下、食後2時間血糖値 120mg/dl以下、1日平均血糖値 100mg/dl以下、HbA1c 6%以下

食事療法

  • 分食とする
  • 摂取熱量
  • 妊娠前半:標準体重 x 30 + 150 kcal/日
  • 妊娠後半:標準体重 x 30 + 350 kcal/日

インスリン療法

経口血糖降下薬は胎盤通過性があり、胎児の安全性が確認されておらず、また乳汁中にも分泌されるため、妊娠から授乳がおわるまでは禁忌

分娩後の管理

  • 分娩後6-12週に75g OGTTをおこない、糖尿病の評価を行う。

参考

  • 1. クリニカルカンファレンス1 母体合併症 3)糖代謝異常合併妊娠 - 日産婦誌62巻9号
http://www.jsog.or.jp/PDF/62/6209-114.pdf
  • 2.
[display]http://d.hatena.ne.jp/bonbokorin/20100608/p1


新生児低血糖症」

  [★]

neonatal hypoglycemia, hypoglycemia of the newborn
hypoglycemia neonatorum

概念

  • 新生児の血糖値が下記にあてはまる場合。
  • 生後72時間以内:低出生体重児で20mg/dl以下、成熟児で30mg/dl以下
  • 72時間以後  :体重に関係なく40mg/dl以下
  • 正常な児では出生直後に血糖値80-100mg/dlを示す。
  • 臨床的には全血血糖値が40mg/dL未満で処置を開始。最近は60mg/dL未満で治療を開始する施設もある。

原因

SPE.127
  • 一過性
  • 糖貯蔵・供給不足
  • 糖利用増大

症状

SPE.128
  • けいれん、易刺激性(振戦)、異常啼泣(甲高い鳴き声 high-pitched cry)、嗜眠、筋緊張低下、哺乳力低下、嘔吐、無呼吸発作チアノーゼ、活動性低下、徐脈、心停止
→ 成人で見られる頻脈とか発汗は見られないみたい。自律神経が十分に発達していないせい?
|-矛盾している?
SPE.210
  • 定義:血糖40mg/dLの児(SPE.210)。(成熟新生児)生後72時間以内30mg/dL以下、以降40mg/dL以下(QB.O-105)。
  • 血糖40mg/dLの児を治療対象。40-50mg/dLは要注意 (SPE.210)
  • 症状:初期には交感神経亢進による症状(不安、苦悶、発汗、心悸亢進、顔面蒼白、振戦、脱力、空腹感、嘔気・嘔吐)、進行すると中枢神経症状(頭痛、めまい、視力障害、複視、構音障害、失語症、健忘症、集中力低下、運動失調、片麻痺、知覚障害、傾眠、嗜眠、昏睡、除脳硬直) (SPE.210)

脈拍数について

参考1に記載無し。

参考

  • 1. [charged]Neonatal hypoglycemia - uptodate[1]



子宮破裂」

  [★]

uterine rupture, spontaneous uterine rupture
ruptura uteri

分類

  • 全子宮破裂:子宮壁全層が断裂して子宮腔と腹腔とが交通するもの。
  • 不全子宮破裂:裂傷が子宮筋層のみにとどまり漿膜に及ばないものをいう。

原因

  • 1. 自然破裂
  • 胎児因子
  • 母体因子
  • 2. 外傷性子宮破裂
  • 産科手術(鉗子分娩、過度の子宮内掻爬術)、陣痛促進剤の誤用、外傷
  • 3. 瘢痕性子宮破裂

症候・身体所見

参考1
  • 切迫子宮破裂:Bandl収縮輪の上昇、過強陣痛、激しい腹痛、不穏状態、胎児機能不全
  • 完全子宮破裂:内出血と腹膜刺激症状によりショック症状。外診上、子宮と胎児を振れる
  • 不全子宮破裂:広間膜内から広がる広範な血腫が形成される。

診断

参考1

完全子宮破裂は瘢痕子宮や過強靭痛などで診断が容易であるが、自然子宮破裂は診断が困難で、胎児分娩後に診断されることが多い。子宮収縮良好で外出血が少ないにもかかわらずショック症状が見られたら不全子宮破裂が疑われる。このため、超音波検査やCR,MRIを施行する。

治療

参考1
  • 切迫子宮破裂:帝王切開による急速遂娩
  • 完全子宮破裂:ショックに対して補液・輸液を行い、迅速に開腹手術を行う。子宮全摘、あるいは破裂部の縫合を行う。
  • 不全子宮破裂:血腫除去手術

予後

参考1
  • 母体死亡率:約1-2%
  • 胎児死亡率:80%

参考

  • 1. D.産科疾患の診断・治療・管理 10.異常分娩の管理と処置 - 日産婦誌60巻4号
http://www.jsog.or.jp/PDF/60/6004-065.pdf



糖尿病性巨大児」

  [★]

diabetic giant baby diabetic giant infant
巨大児新生児低血糖症


巨大」

  [★]

giantvasthugeprodigioushugelycolossalmega
莫大メガ



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