全身麻酔薬

出典: meddic

general anesthetic
麻酔薬



UpToDate Contents

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和文文献

  • ラット脳カルシウムATPase活性の静脈麻酔薬による抑制
  • 田仲 宏光,出山 義昭,吉村 善隆,鈴木 邦明,福島 和昭
  • 北海道歯学雑誌 32(2), 222-229, 2012-03
  • 全身麻酔薬の作用を受ける機能性タンパク質としてGABA受容体,アセチルコリン受容体などの報告があるが,これらに対する作用のみで全身麻酔作用のすべてを説明することはできないと考えられている.本研究はラット脳に存在するカルシウム(Ca)で活性化されるATPaseが,静脈麻酔薬の直接の作用点となり得るかを検討することを目的に行なった.ラット脳のホモジェネートから調整した膜分画(PⅠ)及び,Pottorf …
  • NAID 120003918970
  • X線結晶構造が明らかにする全身麻酔薬の作用基盤
  • 梶川 瑞穂
  • ファルマシア 47(11), 1057-1058, 2011-11-01
  • NAID 10029888391

関連リンク

強力な鎮痛作用を持つが、最小肺胞濃度が高いため単独で全身麻酔をするのは困難で ある。以下の吸入麻酔薬と併用して用いられる。しかし現在では全静脈麻酔(TIVA)の 普及や、オピオイド主体のバランス麻酔が普及していること、 ...
映画等の誘拐シーンでは「白い布を口と鼻に当てると気体を吸い込んで眠ってしまう」 というイメージで描かれているが、実際には全身麻酔を導入するときに吸入麻酔薬を 用いると眠りに落ちるまで時間がかかること、その間体動がおこることなどの理由で通常 は ...

関連画像

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★リンクテーブル★
リンク元吸入麻酔薬」「ケタミン」「ペンタゾシン」「全身麻酔剤」「チアミラール
関連記事麻酔」「麻酔薬」「全身」「」「全身麻酔

吸入麻酔薬」

  [★]

inhalation alanesthetic agent, inhaled anesthetic
ガス吸入麻酔薬ガス麻酔薬
薬理学全身麻酔薬


吸入麻酔薬の身体影響

YN.M7 SAN.40
  • 中枢神経系:意識消失、酸素消費量減少、脳血管拡張、頭蓋内圧上昇、(亜酸化窒素のみ)鎮痛作用
  • 呼吸器系:用量依存的にコキュを抑制、一回換気量減少、呼吸回数増加、気管拡張作用、線毛運動抑制、気道分泌抑制、低酸素性肺血管収縮抑制
  • 循環器系:用量依存的に血圧低下(血管拡張or心筋抑制)、内臓血流減少、脳・筋肉・皮膚血流増加
  • 筋肉:(揮発性吸入麻酔薬のみ)

吸入麻酔薬

SAN.39
化合物名 分子式 小さいほど強力 小さいほど効きが早い 特徴 麻酔に必要な条件      
MAC 血液ガス分配係数 意識消失 鎮痛 筋弛緩 反射抑制
笑気 N2O 101 0.47
  • 支燃性
  • 体内閉鎖腔膨張
△ 低MAC ×
イソフルラン F3C-CH(Cl)-O-CHF 1.15 1.48
  • 生体内分解0.2%
×
セボフルラン FH2C-O-CH(CF3)2 1.71 0.63
  • 小児麻酔によい
  • 生体内分解3%
×
ハロタン F3C-CHClBr 0.76 2.3
  • 肝障害(3万例に1例)
  • アドレナリン感受性↑(不整脈リスク)
  • 生体内分解20%
×

麻酔薬と脳に及ぼす影響

参考4
  脳血流 脳代謝量 頭蓋内圧 CO2反応性 自己調節能
静脈麻酔薬 プロポフォール ↓↓
バルビツレート
フェンタニル →↓ →↓ →↓
レミフェンタニル →↓ →↓ →↓
ケタミン →↑ →↑ →↑
吸入麻酔薬 セボフルラン →↑ →↑ →↓
イソフルラン →↑ →↑
ハロタン ↑↑
亜酸化窒素 →↑ →↑ →↑ →↓

参考

  • 1.
[display]http://www.geocities.co.jp/Colosseum-Acropolis/6786/Inhaled.html
  • 2.
[display]http://www.med.akita-u.ac.jp/~doubutu/ouu/Inhalation.html
  • 3. 講義資料?
[display]http://www.shinshu-masui.jp/information/2011/06/22/%E5%90%B8%E5%85%A5%E9%BA%BB%E9%85%94%E8%96%AC%E3%81%AE%E8%96%AC%E7%90%86.pdf
  • 4.
[display]http://www.shinshu-masui.jp/information/2010/05/26/%E5%90%B8%E5%85%A5%E9%BA%BB%E9%85%94%E8%96%AC.pdf


ケタミン」

  [★]

ketamine
塩酸ケタミン ketamine hydrochloride
ケタラール Ketalar


分類

  • 全身麻酔薬
  • 解離性静脈麻酔薬

概念

  • 中枢神経に作用して、意識消失、鎮痛作用をもたらす
  • 大脳皮質や視床を抑制する(体性知覚抑制)
  • 大脳辺縁系・網様体賦活系は活性化(向精神作用)
  • そのため、覚醒時に不快な夢や幻覚を伴う
  • 呼吸抑制が弱い(小児検査麻酔にも筋肉内注射で使用される)
  • 血圧を上昇させることから、ハイリスク患者の麻酔導入や喘息患者の麻酔導入で使用される
  • カタレプシ様。目は半開き。→独特の顔貌を呈する
  • ○:注射できる(筋肉注射)。呼吸抑制がない。強力な鎮痛作用
  • ×:精神症状出現。唾液分泌亢進。血圧↑。心拍↑。肺動脈圧↑。脳内圧↑。

薬理作用

  • 催眠作用、鎮痛作用

注意

  • 頭蓋内圧が上昇するため、脳外科の手術には推奨されない

相互作用

添付文書

  • ケタラール静注用50mg/ケタラール静注用200mg
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1119400A1031_3_07/1119400A1031_3_07?view=body


ペンタゾシン」

  [★]

pentazocine
pentazocinum
塩酸ペンタゾシン pentazocine hydrochloride
ソセゴン Sosegon(アステラス)、ペンタジン Pentagin(第一三共)、ペルタゾンTalwin
全身麻酔薬、拮抗性麻酔薬
  • 全身麻酔薬
  • 拮抗性麻酔薬

作用機序

  • μ受容体に対する部分作動薬、κ受容体の全てに対する作動薬であり、κ受容体を通じて麻酔作用を示す。

利点

  • 胆道閉塞性疾患にも慎重に使用できる(ブプレノルフィンは慎重投与だがペンタゾシンの大量投与は慎重) μ2受容体がOddi筋収縮に関わるとされている。



全身麻酔剤」

  [★]

general anesthetic
全身麻酔薬

商品


チアミラール」

  [★]

thiamylal
thiamylalum natricum
チアミラールナトリウム thiamylal sodium
イソゾールチトゾール
[[]]

分類

  • 全身麻酔薬

薬理作用

  • 短時間作用


添付文書

  • イソゾール注射用0.5g
[display]http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1115403D3043_1_02/1115403D3043_1_02?view=body



麻酔」

  [★]

anesthesia
麻酔機、術前準備


全身麻酔

1. Semi-rapid induction (成人の場合の基本)

  • (a) モニター装着,静脈確保.
  • (b) propofol( 2 mg/kg )remifentanil( 0.5 μg/kg/min )で入眠.
  • (c) rocuronium( 0.6 mg/kg )で筋弛緩.
  • (d) 100%酸素でBag & Mask
  • (e) 麻酔が深くなったら気管挿管.

目的別の麻酔方法

  • 心臓手術:on-pump CAB, off-pump CAB
  • 肺手術:一側肺換気
  • 産科麻酔:筋弛緩薬以外は胎盤を通過すると考えて良いと思われる。硬膜外麻酔でオピオイドを投与するのは分娩後。
  • 帝王切開術:脊髄くも膜下麻酔 

参考

  • 1. 研修医用のマニュアル - 神戸大学大学院医学系研究科 外科系講座 麻酔科学分野
http://www.med.kobe-u.ac.jp/anes/manual.html
  • 2. 麻酔科レジデントマニュアル 麻酔応用編 筑波大学附属病院麻酔科 2011 年ver.1.4
[display]http://www.md.tsukuba.ac.jp/clinical-med/anesthesiology/tsukuba_new_anesthesiology/pdf/manual3advanced110325.pdf



麻酔薬」

  [★]

anesthetic, anesthetic agent, anesthetic drug
narcoticum
麻酔

概念

  • 手術を行うことが許容される程度まで神経を抑制する薬物
  • 無痛、無意識、筋弛緩、反射の抑制

分類

特徴

  • 全身麻酔薬の中で催眠作用と(十分な)鎮痛作用があるのはケタミン亜酸化窒素(催眠作用弱)
  • 全身麻酔薬の中で催眠作用と筋弛緩作用があるのはセボフルランイソフルラン
  • 全身麻酔薬の中でもっぱら催眠作用を得るために使用しているのはケタミン以外の静脈麻酔薬

参考

  • 1. 麻酔薬
[display]http://tkamogashira.users.sourceforge.net/sodan/story/m/anes.html
  • 2.
[display]http://park12.wakwak.com/~pharma1/textbook/Anesthetics/Anesthetics.html


全身」

  [★]

whole bodytotal bodysystemicgeneralwhole-body
一般全身性全身的通常一般的普遍的浸透移行性全般


薬」

  [★]

drug, agent
薬物
作用薬ドラッグ媒介物病原体麻薬薬剤薬物代理人薬品



全身麻酔」

  [★]

general anesthesia、(古)general anaesthesia
全麻





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