低張尿

出典: meddic

hyposthenuria
等張尿高張尿尿


  • 血清浸透圧よりも低下した状態
  • 尿比重 1.010 → 尿浸透圧285-290 mOsm/kg


UpToDate Contents

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和文文献

  • 学校検尿を契機に発見された若年性ネフロン癆の1例
  • 花田 卓也,林 篤,河場 康郎,岡田 晋一,齊藤 源顕,神崎 晋
  • 日本小児腎臓病学会雑誌 = Japanese journal of pediatric nephrology 21(2), 167-171, 2008-11-15
  • … 高血圧,貧血,および腎機能障害があり,血尿なく蛋白尿は軽微であったが,低張尿であった。 …
  • NAID 10025170472
  • 多尿と尿崩症 (特集 見落としがちな内分泌疾患) -- (症候や検査値の異常から内分泌疾患をとらえる)
  • 太田 英里子,佐々木 成
  • 綜合臨床 57(3), 487-491, 2008-03
  • NAID 40015888204

関連リンク

難聴,記銘力・指南力低下などの症状を呈し, 副腎皮質ステロイド薬投与および髄液圧 減圧術により,一時,小康をえたが,再び,記銘力・指南力低下とともに,低Na,低Cl血症,尿 中Na, Cl排泄増加,高張尿などの所見を呈し,腎機能に異常なく,副腎機能不全もないこと ...
」. [★]. 英: hyposthenuria; 関: 等張尿、高張尿、尿. 血清浸透圧よりも低下した状態; 尿 比重 1.010 → 尿浸透圧285-290 mOsm/kg. 「尿」. [★]. 英: urine; ラ: urina; 関: 尿浸透 圧、尿量. 臨床関連. 尿中への代謝物質の異常排出 ...

関連画像

下垂体性尿崩症と腎性尿崩症主 病態 で ある 病的 に 低張  した)→水分補給→低張性脱水低張 性 低 na 血 症 の 症状 は


★リンクテーブル★
リンク元尿崩症」「尿潜血」「尿比重」「等張尿」「高張尿
関連記事尿」「低張

尿崩症」

  [★]

diabetes insipidus DI

概念

  • バソプレシンの不足または作用障害により腎集合管からの水分再吸収が低下し、多尿、口渇、多飲を来す疾患。

病型

障害部位

病因

  • 原発性尿崩症:視床下部、下垂体後葉系に原発
  • 遺伝性尿崩症/家族性尿崩症
ニューロフィジンIIの遺伝子異常
ADHレセプター異常症:V2受容体(伴性劣性遺伝)、アクアポリン2の異常(ほとんどが常染色体劣性遺伝)
  • 特発性尿崩症
  • 症候性尿崩症/続発性尿崩症/二次性尿崩症
  • 頭蓋内占拠性病変:脳腫瘍
  • 腎疾患:慢性腎不全、慢性腎盂腎炎、間質性腎炎、多発性嚢胞腎、閉塞性尿路疾患
  • 電解質異常:低K血症や高Ca血症
  • 薬物
続発性尿崩症の原因:脳腫瘍(50%)、外傷・ヒスチオサイトーシスX

疫学

  • 日本の発症頻度は16人/人口10万人
  • 病型:家族性2%、特発性43%、症候性55%/家族性1.6%、特発性42%、続発性56.4%(IMD)
  • 性差:
  • やや男子に多い。
  • 家族性は女性に多く、他の型では男女比はほぼ等しい(平成5年厚生省特定疾患調査研究班報告書)

診断基準

参考1

症状

  • 多尿
  • 口渇
  • 多飲 → 飲水量が十分でないと高ナトリウム血症、高浸透圧血症の引き金となる。
  • 冷水を好む

検査

  • 低張尿、高Na血症、高浸透圧血症。
  • 血清ナトリウム濃度:正常高値~軽度高値
  • 血清レニン濃度:正常高値~軽度高値
  • 血漿浸透圧:高値
  • 低張尿

負荷試験

画像検査

  • MRI
  • [中枢性尿崩症]T1:(DI)低信号  ⇔ (健常者)高信号   ←  T1で高信号になるものは脂肪、亜急性期の出血(メトヘモグロビン)、メラニン、高濃度蛋白質である。下垂体後葉が高信号を発するのは軸索中に高濃度のホルモンが存在するからなのか、軸索が集積しているためなのか、であろう。

診断(YN)

多尿 3000ml/day
尿浸透圧
 

290 mOsm/kg以上

 
浸透圧利尿
水利尿
血清ナトリウム濃度
血清レニン濃度

 

低値

 
心因性多飲
↓正常上限~軽度上昇
水制限テスト
バソプレシンテスト

 

尿量不変、尿浸透圧不変

 
腎性尿崩症
↓尿量減少、尿浸透圧上昇
バソプレシン濃度(高張食塩水負荷時)
MRIで基礎疾患の描出・T1で下垂体後葉の高信号の消失
中枢性尿崩症

治療

参考

  • 1. 間脳下垂体機能異常症の診療と治療の手引き
[display]http://square.umin.ac.jp/kasuitai/doctor/guidance.htm
  • 2. MRI left:normal right:DI
[display]http://www.endotext.org/neuroendo/neuroendo2/figures/figure11.jpg



-diabetes insipidus



尿潜血」

  [★]

urinary occult blood
血尿

試験紙法による尿潜血の評価

参考1
  • 1+はヘモグロビン濃度0.06mg/dL、赤血球20個/μLに相当し、赤血球20個/μLは尿沈渣検査では、およそ赤血球5個/HPF(400倍強拡大1視野)に相当する。

尿潜血と尿沈渣

IMD.608
  尿潜血反応
潜血陰性 潜血陽性
尿沈渣 沈渣陰性 血尿なし 放置された尿(アンモニア発生でpH↑)
低張尿アルカリ尿
ヘモグロビン尿
ミオグロビン尿
白血球尿
細菌尿
精液の混入、過酸化物の混入
沈渣赤血球の見落とし
沈渣陽性 試験紙の劣化
高比重尿
高蛋白尿
高度粘性
アスコルビン酸含有尿
カプトリル含有尿
沈渣赤血球の誤認
血尿あり

参考

  • 1. CKD診察ガイド2009
[display]http://www.jsn.or.jp/jsn_new/iryou/kaiin/free/primers/pdf/CKDguide2009.pdf


尿比重」

  [★]

urine specific gravity, specific gravity of urine
尿尿検査

基準範囲

  • 1.020 (1.010-1.030)
  • 蛋白補正:1g/dL:0.003、糖補正:1g/dL:0.004

低張、等張の定義=

異常値の見方

検査値の本

高値(1.030以上)

  • [高頻度・可能性]脱水(下痢、嘔吐、熱性疾患、水制限など)、糖尿病、ネフローゼ症候群、多発性骨髄腫、造影剤、浸透圧利尿薬(マンニトール製剤、グリセリン(グリセオール))、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)

低値(早朝第一尿で1.010以下)

  • [高頻度]慢性腎不全、急性腎不全の利尿期、利尿薬投与時、低K血症(利尿薬、原発性アルドステロン症、Bartter症候群、尿細管性アシドーシスなど)、高Ca血症(原発性副甲状腺機能亢進症、サルコイドーシス、悪性腫瘍など)、中枢性尿崩症、腎性尿崩症、薬剤性尿細管障害(リチウム、ゲンタマイシン、メチシリン、アムホテリシンB、ビンブラスチンなど)
  • [可能性]心因性多飲症、低蛋白食、低塩食、尿路閉塞


等張尿」

  [★]

isosthenuria
低張尿高張尿尿


  • 血漿浸透圧と等張の尿
  • 尿比重:1.010-1.012
  • 尿浸透圧:285-290 mOsm/kg


高張尿」

  [★]

hypersthenuria
低張尿


尿」

  [★]

urine
urina
尿浸透圧尿量


臨床関連

尿中への代謝物質の異常排出

尿の色

決定する要素:ウロビリノゲンヘモグロビンミオグロビンなど



低張」

  [★]

hypotonic
等張




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