乳酸脱水素酵素アイソザイム

出典: meddic

lactate dehydrogenase isozyme, lactate dehydrogenase isozymes
乳酸脱水素酵素 LDH


OLM.257改変
  • LDH1,LDH2の上昇:溶血、心筋障害、骨格筋(変性)、代謝亢進・代謝低下
  • LDH2,LDH3の上昇:血液疾患、悪性腫瘍、膵臓(炎症)
  • 白血病、リンパ腫、膵炎、進行癌
  • LDH4,LDH5の上昇:血液うっ滞、肝障害、骨格筋(炎症)




UpToDate Contents

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和文文献

  • Mupid-3を用いたアガロースゲル電気泳動法による乳酸脱水素酵素アイソザイムの分離条件の検討
  • 本間 啓子,三田 陽子,藤川 千恵子 [他],西谷 真希,馬渡 一浩
  • 金沢大学つるま保健学会誌 34(2), 135-139, 2010-00-00
  • NAID 120002723547
  • ヒトリンパ球の乳酸脱水素酵素アイソザイム
  • 上杉 弘尚,伊藤 賢祐,鴨志田 陽子 [他]
  • 北里大学保健衛生専門学院紀要 14, 7-11, 2009-00-00
  • NAID 40017357763
  • ヒトおよびマウスの血液細胞における乳酸脱水素酵素アイソザイム分画の変動
  • 馬場 宏人,番場 香織,鈴木 英明
  • 北里大学保健衛生専門学院紀要 12, 10-16, 2007-00-00
  • NAID 40015409949

関連リンク

LDH(乳酸脱水素酵素)は細胞内でブドウ糖からエネルギーを産生するために糖を分解 する酵素で、臓器や組織に障害がおこったり壊死したりすると、血液中にLDHが増加 ... LDHには5種類(LDH1~LDH5)のアイソザイムがあり電気泳動法で調べられます。
LDH(LD)アイソザイムの血液検査。血中LDHが高値の場合、電気泳動法で アイソザイムを分画することにより、LD1~LD5までの活性帯を検出することができ、 障害臓器・部位を推測することができます。

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LDHすなわち乳酸脱水素酵素 乳酸脱水素酵素のアイソザイム  乳酸脱水素酵素アイソザイムアイソザイムを調べることで 私達の研究テーマ


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  [★]

lactate dehydrogenase LD, LDH
乳酸デヒドロゲナーゼL-乳酸脱水素酵素 L-乳酸デヒドロゲナーゼ L-lactate dehydrogenase
乳酸ピルビン酸腟分泌液中乳酸脱水素酵素
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概要

 乳酸をピルビン酸に酸化しまた逆にピルビン酸を乳酸に還元する化学反応の触媒となる酵素
 肝臓では、乳酸からピルビン酸を精製する反応を引き受けている。
  ・乳酸の再生
   乳酸  →   ピルビン酸
   COOH            COOH
    |               |
   CHOH            C=0
    |               |
   CH3             CH3
   CH3CH(OH)COOH + NAD+ ⇔ CH3COCOOH + NADH + H+

 4量体を形成する。
 M型とH型のアイソザイム(isozyme)を有する。
 M型は骨格筋、肝臓などの嫌気条件で働く。
  M型は ピルビン酸+NADH→乳酸+NAD+ の反応を進めることが多い
 H型は脳などの好気条件で働く。
  H型は 乳酸+NAD+→ピルビン酸+NADH の反応を進めることが多い

反応

CH3-CO-COOH + NADH + H+ → NAD+  + CH3-CH(OH)-COOH

サブユニット

  • H:34kDa, 333 aa, pI=4.8
  • M:37kDa, 331 aa, pI=8.8

アイソザイム

  • LD1:H4: :
  • LD2:H3:M1:
  • LD3:H2:M2:
  • LD4:H1:M3:
  • LD5: :M4:


組織分布

  • 腎臓・骨格筋>>肝臓>心臓>(悪性腫瘍)>膵臓≒脾臓≒脳>赤血球>肺>>血清

血清LDH

L-乳酸 + NAD+ ⇔ ピルビン酸 + NADH
  • 測定方法:JSCC勧告LP法(左行反応)

生理的な変動要因

  • 10℃保存下、アルカリ側でLD5が不安定
  • 10℃で数日で安定だが、-80℃凍結保存がよい
  • 高値:出生直後(成人の2倍。14歳で成人値)、過激な運動(軽度上昇)、溶血(明らかな上昇)

基準値

  • 115-221 U/L (HIM.A-6)

増加

  • ASTとの比較によって診断価値がある。
  • 肝炎、心筋梗塞、悪性腫瘍、白血病

減少

  • LD-H、LD-Mの欠損


酵素」

  [★]

enzyme, ferment
酵素反応

酵素の分類

  • (a)酸化還元酵素(oxydoreductase) EC1:ある物質を酸化したり、還元したりします。脱水素酵素、ペルオキシダーゼなどを含みます。
  • (b)転移酵素(transferase) EC2: アミノ基やリン酸基などをある物質から別の物質に転移する酵素です。アミノ基を転移する酵素はアミノトランスフェラーゼと呼ばれます。
  • (c)加水分解酵素(hydrolase) EC3:ある物質(基質)に水(H2OのうちHとOH)を加えることにより、2つに分解します。多くの蛋白分解酵素が含まれます。
  • (d)リアーゼ(lyase) EC4:ある物質を2つに分解します。
  • (e)イソメラーゼ(isomerase) EC5:ある基質を異性体に変換します。
  • (f)リガーゼ(ligase) EC6;ATPのエネルギーを使って2つの物質を結合します。





乳酸」

  [★]

lactate, lactate acid (K), lactic acid
acidum lacticum
2-ヒドロキシプロピオン酸 2-hydroxypropionic acidα-オキシプロピオン酸 α-oxypropionic acid
乳酸デヒドロゲナーゼ


CH3-CH(OH)-COOH

概念

  • C3H6O3
  • 分子量90.08

基準値

  • 1–2 mmol/L, 10–20 mg/dL (HIM.Appendix)

単位

  • 1 mEq/l(mmol/l) = 9.008 mg/dl
  • 1 mg/dl = 1/9.008 mEq/l(mmol/l)



脱水素酵素」

  [★]

dehydrogenase
デヒドロゲナーゼ
  • 脱水素による酸化反応を触媒する酵素群



アイソザイム」

  [★]

isozyme
同位酵素 isoenzyme





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