乏尿

出典: meddic

oliguria
尿量過少症
尿無尿乏尿・無尿

原因による分類


定義

  • 400ml/day以下。400/24=16.7ml/hr以下
  • 0.5 ml/kg/h (ICU.501)
  • 尿量 0.5 l/day(2007年後期生理学授業プリント)

意義

  • 一日の溶質排泄必要量 10 mg/kg を排泄できなくなる(2007年後期生理学授業プリント)


Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/08/06 05:27:20」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 実習でよく出合う 症状のなぜ?どうして?(第10回)乏尿・無尿
  • 腹部膨満,乏尿を呈する生後6日男児 (特集 症例に学ぶ--小児放射線カンファレンス) -- (泌尿生殖器)
  • 乏尿・尿閉 (症状からアプローチする プライマリケア)
  • 澤井 晶穂,伊藤 恭彦
  • 日本医師会雑誌 140(-), S281-285, 2011-10
  • NAID 40019021173

関連リンク

乏尿と無尿. 尿量は飲食などによる水分の摂取量,下痢,嘔吐,高熱などによる水分 喪失,および気温,湿度などの環境条件により変化しますが,健康成人の24時間尿量 の平均は男性で1,500ml,女性で1,200mlといわれています。尿量の異常のうち,腎臓 ...
百科事典マイペディア 乏尿の用語解説 - 排尿量(正常では1日平均男1500cc,女 1200cc)が著しく減少した状態。普通400cc以下をいう。尿閉と異なり膀胱(ぼうこう)内 に残尿をみない。腎炎などの腎機能障害,結石などによる両側性尿管通過障害,下痢・ 嘔吐( ...
乏尿とは結果的に腎機能低下を生じる程度に減少した尿量の状態と考えられ、体格の 大小により差はあるが普通の成人で1日400~500mlである。この場合腎の濃縮力を 最大にしても1日に必要な溶質の排泄が不可能となる。当然ながら老人のごとく濃縮力 ...

関連画像


押しても画像が表示されない場合はサーバが混雑しています。2週間ほどあけて、再度押下してください。


★リンクテーブル★
国試過去問108I071」「106A053」「108A041」「106F020」「107B023」「079A077」「103B007」「097E011」「099B021」「089B057」「105G005」「099D083」「108I012」「105F003」「101F063」「089B026」「098E013」「096E021」「102C011
リンク元心不全」「頻尿」「尿量」「糸球体腎炎」「oliguria
拡張検索非乏尿性腎不全」「乏尿性腎不全
関連記事尿

108I071」

  [★]

  • 42歳の女性。発熱乏尿とを主訴に来院した。半年前から右示指と中指の中手指節関節、左示指の近位指節間関節および左環指の中手指節関節に腫脹と疼痛とを自覚していた。 1か月前からは両側手関節にも腫脹と疼痛とを自覚した。 2週前に受診し非ステロイド性抗炎症薬が処方され著効したが、 3日前から発熱と乏尿とが出現した。意識は清明。体温 38.0 ℃。脈拍 84/分、整。血圧 144/88 mmHg。呼吸数18/分。 2週前と比べ 5 kgの体重増加を認める。両側の下腿に浮腫を認める。尿所見:蛋白 1+、糖 (-)、潜血 1+、沈渣に白血球円柱 1~ 4 / 1視野。血液所見:赤血球 408万、 Hb 10.9 g/dl、Ht 32%、白血球 12,300(桿状核好中球 6%、分葉核好中球 63%、好酸球 4%、好塩基球 1%、単球 6%、リンパ球 20% )、血小板 38万。血液生化学所見:総蛋白 6.8 g/dl、アルブミン 3.0 g/dl、尿素窒素 86 mg/dl、クレアチニン 6.6 mg/dl、尿酸 10.2 mg/dl、Na 132 mEq/l、K 5.2 mEq/l、Cl 104 mEq/l。免疫血清学所見: CRP 10 mg/dl、リウマトイド因子RF〉80 IU/ml(基準 20未満 )、抗CCP抗体 245 U/ml(基準 4.5未満 )。手の単純エックス線撮影で関節にびらんを認めた。入院後、非ステロイド性抗炎症薬を中止したところ解熱した。入院 6日目にクレアチニンは 3.0 mg/dlに低下したが関節痛は悪化した。
  • 現時点での治療薬として最も適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108I070]←[国試_108]→[108I072

106A053」

  [★]

  • 36歳の女性。乏尿浮腫とを主訴に来院した。 2週前に発熱咽頭痛とが出現した。昨日から尿量が減少し、全身に浮腫が出現してきた。頭痛も伴うようになったため受診した。
  • 体温36.0℃。脈拍72/分、整。血圧160/100mmHg。呼吸数18/分。
  • 尿所見:蛋白1+、潜血3+、沈渣に赤血球多数/1視野。血液所見:赤血球400万、 Hb12.6g/dl、 Ht34%、白血球6,600、血小板22万。血液生化学所見:アルブミン4.2g/dl、尿素窒素30mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、総コレステロール220mg/dl。入院後7日に施行した腎生検のPAS染色標本(別冊No. 26A)と電子顕微鏡写真(別冊No. 26B)とを別に示す。
  • この患者の検査所見として考えられるのはどれか。 2つ選べ。



[正答]


※国試ナビ4※ 106A052]←[国試_106]→[106A054

108A041」

  [★]

  • 40歳の男性。乏尿呼吸困難とを主訴に救急外来を受診した。既往歴に特記すべきことはない。意識は清明。冷汗下腿浮腫とを認める。 III音と IV音とを聴取する。両側の胸部に coarse cracklesを聴取する。脈拍 108/分、整。血圧 72/50 mmHg。呼吸数 28/分。血液生化学所見:クレアチニン 1.8 mg/dl、Na 134 mEq/l、K 3.8 mEq/l、 Cl 100 mEq/l、脳性ナトリウム利尿ぺプチド〈BNP〉840 pg/ml(基準 18.4以下)。動脈血ガス分析 ( room air): pH 7.32、PaCO2 30 Torr、PaO2 62 Torr、HCO3 15 mEq/l。心エコー図 (傍胸骨左縁長軸像 )(別冊 No.15A、B)を別に示す。
  • まず投与すべき治療薬で適切なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 108A040]←[国試_108]→[108A042

106F020」

  [★]

  • 70歳の女性。 1人暮らし。 5日前からの発熱と下痢とを主訴に、往診の依頼があった。 2年前に大腿骨頚部骨折を受傷して以来、自宅で寝たきりになっている。意識は清明。体温38.0℃。脈拍104/分、整。血圧86/50mmHg。呼吸数24/分。
  • この患者で認める可能性が高いのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106F019]←[国試_106]→[106F021

107B023」

  [★]

  • 水様下痢が持続し乏尿となった若年男性の検査結果を示す。血圧86/52mmHg。血液所見:Ht 54%。血液生化学所見:尿素窒素64mg/dl、クレアチニン2.8mg/dl、尿酸8.4mg/dl、Na 138mEq/l、K 4.1mEq/l、Cl 101mEq/l。
  • 尿所見として予想されるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107B022]←[国試_107]→[107B024

079A077」

  [★]

  • 正しいのはどれ?
  • (1) 尿蛋白1日量50mg/kgはネフローゼ症候群の診断基準に当てはまる。
  • (2) 微小変化群ネフローゼでは血清尿素窒素が上昇しやすい。
  • (3) 膜性増殖性腎炎は検尿で初めて発見されることが多い。
  • (4) 腎糸球体に半月体形成の著しいものでは副腎皮質ステロイド薬大量療法を行う。
  • (5) 紫斑病性腎炎では乏尿をみないことが多い。
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

103B007」

  [★]

  • 組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 103B006]←[国試_103]→[103B008

097E011」

  [★]

  • 誤っている組合せはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097E010]←[国試_097]→[097E012

099B021」

  [★]

  • 上腹部に連続性血管雑音を聴取したとき認められる可能性が高い症候はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099B020]←[国試_099]→[099B022

089B057」

  [★]

  • 薬物と副作用の組み合わせで正しい物
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

105G005」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 105G004]←[国試_105]→[105G006

099D083」

  [★]

  • 乏尿をきたさないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099D082]←[国試_099]→[099D084

108I012」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 108I011]←[国試_108]→[108I013

105F003」

  [★]

  • 乏尿をきたすのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105F002]←[国試_105]→[105F004

101F063」

  [★]

  • Cushing症候群でみられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101F062]←[国試_101]→[101F064

089B026」

  [★]

  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]

098E013」

  [★]

  • 閉塞性黄疸にしばしば伴うのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098E012]←[国試_098]→[098E014

096E021」

  [★]

  • 尿毒症でみられないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096E020]←[国試_096]→[096E022

102C011」

  [★]

  • 尿毒症でみられないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102C010]←[国試_102]→[102C012

心不全」

  [★]

heart failure, HF, cardiac failure CF, cardiac insufficiency

定義

  • 心臓のポンプ能が低下しているために、十分な心拍出量が得られない状態を指す (EPT.115)
  • 心筋の機能が低下し、末梢組織の酸素需要量に見合うだけの血液を駆出できなくなった状態。

分類

病期

原因

場所

病態の分類

病期分類

  • No limitation of physical activity. Ordinary physical activity does not cause undue fatigue, palpitation, or dyspnea (shortness of breath).
  • Class II (Mild)
  • Slight limitation of physical activity. Comfortable at rest, but ordinary physical activity results in fatigue, palpitation, or dyspnea.
  • Class III (Moderate)
  • Marked limitation of physical activity. Comfortable at rest, but less than ordinary activity causes fatigue, palpitation, or dyspnea.
  • Class IV (Severe)
  • Unable to carry out any physical activity without discomfort. Symptoms of cardiac insufficiency at rest. If any physical activity is undertaken, discomfort is increased.

原因

  • 虚血性心疾患、弁膜疾患、高血圧精神疾患、心筋虚血の順に多い。(IMD.790)
  • 誘因としては過労、ストレス、感染、心拍数の異常、不整脈、水分・塩分の過剰摂取がある。

増悪因子

  • ストレス
  • 感染症:頻脈→心筋酸素需要↑
  • 貧血 :心拍出量↑
  • 妊娠 :心拍出量↑、体液量↑
  • 甲状腺機能亢進症:甲状腺ホルモン(心臓のカテコラミン受容体増加)の陽性変力効果、陽性変時効果→心筋酸素需要↑
  • 血圧上昇 :圧負荷
  • 頻脈性不整脈:心筋酸素需要↑

table 9.3. 代償されている心不全において症状を誘発させる要因 PHD.240

  • 代謝的需要の増加 → 心筋が十分に収縮できなくなる
  • 発熱
  • 感染症
  • 貧血
  • 頻脈
  • 甲状腺機能亢進症
  • 妊娠
  • 循環血液量の増加 → 前負荷の増加
  • 過剰の塩分摂取
  • 過剰の水分摂取
  • 腎不全
  • 後負荷を増加させる状態
  • コントロールされていない高血圧 ←左心系
  • 肺塞栓症 ← 右心系
  • 心収縮力を低下させる状態
  • 陰性変力作用を持つ薬物
  • 心筋虚血 or 心筋梗塞
  • アルコールの摂取
  • 心不全の薬の飲み忘れ
  • 極端な徐脈

症状

左心不全 右心不全
労作時呼吸困難 経静脈怒張
発作性夜間呼吸困難 肝肥大
起坐呼吸 下腿浮腫
肺水腫 胸水
肺うっ血 腹水
湿性ラ音  
チェーンストークス呼吸

心不全の身体所見 IMD.791改変

  右心不全 左心不全
後方障害 前方障害 後方障害
自覚症状 体重増加 易疲労感 労作時息切れ
食思不振 食思不振 夜間呼吸困難
浮腫 動悸 浅眠
腹満感 乏尿 動悸
他覚症状 浮腫 頻脈 起座呼吸
肝腫大 冷汗 喘鳴
頚静脈怒張 皮膚蒼白 泡沫痰
腹水 チアノーゼ 血痰
黄疸 乏尿・無尿 チアノーゼ
チアノーゼ 血圧低下 肺野ラ音
  不穏 胸水
意識低下  
心臓の身体所見 心拡大、P2亢進 心拡大S3亢進、奔馬調律機械的交互脈僧帽弁閉鎖不全症頻脈、脈圧低下
 
急性期症状 慢性期症状
  • 右心不全での胸水:左心不全の後方障害で起こるが、右心不全でも上大静脈圧上昇により奇静脈系が上昇して胸水貯留を認める
  • the pleural veins drain into both the systemic and pulmonary veous beds.(PHD.243)

治療

参考

  • 1. 急性心不全治療ガイドライン
2006年改訂版:[display]http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2006_maruyama_h.pdf
2011年改訂版:[display]http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_izumi_h.pdf
  • 2. 慢性心不全治療ガイドライン(2010年改訂版)
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010_matsuzaki_h.pdf




頻尿」

  [★]

pollakiuria, pollakisuria, frequent urination, frequent micturition, urinary frequency
尿乏尿無尿頻尿症尿意頻数排尿回数機能性膀胱容量


定義

  • 排尿回数が異常に多いこと
  • 1. 昼間頻尿を8回以上、夜間頻尿(夜間多尿症)を2回以上(日本泌尿器科学会排尿障害臨床試験ガイドライン)
  • 2. 1日10回以上、就眠時 2回以上の排尿

原因

  • 1. 膀胱への刺激(膀胱粘膜の浮腫):急性膀胱炎、急性前立腺炎、膀胱結石、膀胱腫瘍、前立腺肥大症
  • 2. 残尿の増加(機能性膀胱容量の減少):前立腺肥大、前立腺癌、膀胱頚部硬化症、神経因性膀胱、尿路狭窄
  • 3. 膀胱容量の減少:萎縮膀胱(脊髄損傷や膀胱結石)、膀胱外からの圧迫(子宮筋腫、子宮外妊娠、卵巣腫瘍)
  • 4. 排尿反射抑制路の障害:心因性膀胱(脳梗塞など)
  • 5. 多尿(尿量の増加):糖尿病、尿崩症、心不全
  • 6. 心因性:神経性頻尿


尿量」

  [★]

urine volume, volume of urine
尿


分類

  • 正常:800-1,500 ml。男性:1.5 L、女性:1.2 L
  • 乏尿:400 ml
  • 無尿:100 ml
  • 多尿:3 L あるいは 4L

時間量

  • 正常:33-63 ml/hr → 一時間で50ml tube一本くらいか
  • 乏尿:16.7 ml/hr → 一時間で10ml tube 2-3本に達しないとマズイかもと考えればいい?
  • 無尿:4 ml/hr

体重を加味した時間量

  • 乏尿:0.5ml/kg/hr未満 (ICU.501) → 乏尿について時間量と体重を加味した時間用の2通りがあることになるが、どちらが適切か議論されていないらしい(ICU.501)

QB.E-129

  • 腎血漿流量600ml/分の20%が濾過されて、原尿120ml/分産生される。このうち、ほとんどが吸収されるが1ml/分のみ尿として排泄される。

臨床関連


糸球体腎炎」

  [★]

glomerulonephritis
腎炎
糸球体病変

症状

臨床的分類


メモ

081201
E:\データセンター\学習\細々とした勉強ファイル\糸球体腎炎_など.xls



oliguria」

  [★] 乏尿


WordNet   license wordnet

「abnormally small production of urine; can be a symptom of kidney disease or obstruction of the urinary tract or edema or an imbalance of fluids and electrolytes in the body」

WordNet   license wordnet

「production of an abnormally small amount of urine」

非乏尿性腎不全」

  [★]

non-oliguric renal failure
乏尿性腎不全腎不全


乏尿性腎不全」

  [★]

oliguric renal failure

尿」

  [★]

urine
urina
尿浸透圧尿量


臨床関連

尿中への代謝物質の異常排出

尿の色

決定する要素:ウロビリノゲンヘモグロビンミオグロビンなど




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡