アデノシン三リン酸

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adenosine triphosphate ATP
アデノシン5'-三リン酸 adenosine 5'-triphosphate
アデノシン三リン酸二ナトリウム adenosine triphosphate disodium ATP-2Na
アデタイドアデホストリノシンATP注ATP腸容アデシノンPアデノP
アデノシンADP
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禁忌

  • 脳出血直後の患者〔脳血管拡張により、再出血するおそれがある。〕

効能又は効果

アデホス-Lコーワ注10mg/アデホス-Lコーワ注20mg/アデホス-Lコーワ注40mg
  • 下記疾患に伴う諸症状の改善
  • 頭部外傷後遺症
  • 心不全
  • 筋ジストロフィー症及びその類縁疾患
  • 急性灰白髄炎
  • 脳性小児麻痺(弛緩型)
  • 進行性脊髄性筋萎縮症及びその類似疾患
  • 調節性眼精疲労における調節機能の安定化
  • 耳鳴・難聴
  • 消化管機能低下のみられる慢性胃炎
  • 慢性肝疾患における肝機能の改善

保険適応外使用

添付文書

  • アデホス-Lコーワ注10mg/アデホス-Lコーワ注20mg/アデホス-Lコーワ注40mg
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和文文献

  • アデノシン三リン酸(ATP)を指標とした上部消化管用内視鏡表面汚染の把握と洗浄効果の判定
  • 石橋 佳世子,尾山 容子,縫田 和宏,梅下 浩司,伏見 了,宮下 義弘,高階 雅紀,吉川 秀樹,松井 信樹
  • 日本手術医学会誌 = Journal of Japanese Association for Operating Room Technology 32(2), 165-167, 2011-05-31
  • NAID 10028256963
  • アデノシン三リン酸 (ATP) 測定を用いたグローブジュース法の開発
  • 岡山 晴香,久田 友治,具志堅 興治,宮城 孝徳,謝名堂 昌人
  • 日本手術医学会誌 = Journal of Japanese Association for Operating Room Technology 32(1), 60-61, 2011-02-28
  • NAID 10027853098
  • 固定したルシフェラーゼによる生物発光反応
  • 田中 龍太,高浜 絵里子,飯沼 昌隆,池田 丈,角屋 豊,黒田 章夫
  • 電気学会論文誌. C, 電子・情報・システム部門誌 = The transactions of the Institute of Electrical Engineers of Japan. C, A publication of Electronics, Information and System Society 131(1), 23-28, 2011-01-01
  • We have investigated an effect of immobilization of luciferase molecules at the optical fiber end on a bioluminescent reaction. The time dependence of measured count rates of emitted photons has been …
  • NAID 10027636556

関連リンク

ATP(アデノシン三リン酸) 筋肉はATP(アデノシン三リン酸)という物質を持っています。 このATPが分解して無機リン酸を放出し、ADP(アデノシン二リン酸)に変わる時に発生するエネルギーを使って筋肉を動かします。動物 、植物 ...
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アデノシン三リン酸(ATP)アデノシン三リン酸アデノシン三リン酸から アデノシン三リン酸) アクア アデノシン三リン酸』の画像 アデノシン三リン酸 アデノシン 三 リン酸 atp はアデノシン三リン酸

添付文書

薬効分類名

  • 代謝性製剤

販売名

アデシノンP注射液20mg

組成

成分・含量(1アンプル2mL中)

  • アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物20.0mgを含有する。

添加物

  • モノエタノールアミン9.8mg、ベンジルアルコール0.02mL、塩化ナトリウム、pH調節剤を含有する。

禁忌

  • 脳出血直後の患者[脳血管拡張により、再出血するおそれがある。]

効能または効果

下記疾患に伴う諸症状の改善

  • 頭部外傷後遺症

心不全

筋ジストロフィー症及びその類縁疾患

急性灰白髄炎

脳性小児麻痺(弛緩型)

進行性脊髄性筋萎縮症及びその類似疾患

調節性眼精疲労における調節機能の安定化

耳鳴・難聴

消化管機能低下のみられる慢性胃炎

慢性肝疾患における肝機能の改善

  • 通常、アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物として1回5〜40mgを1日1〜2回等張ないし高張ブドウ糖注射液に溶解して、徐々に静脈内注射する。
  • 通常、アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物として1回40〜80mgを1日1回5%ブドウ糖注射液200〜500mLに溶解し、30〜60分かけて点滴静脈内注射する。
  • 通常、アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物として1回5〜40mgを1日1〜2回筋肉内又は皮下注射する。

重大な副作用

  • ショック様症状(0.1%未満)があらわれることがあるので、胸内苦悶、悪心、顔面潮紅、咳、吃逆、熱感等があらわれた場合には投与を中止すること。

薬効薬理

  • アデノシン三リン酸(ATP)は、生体内代謝においてエネルギー源としての役割を果しており、筋肉の収縮、能動輸送、生体物質の生合成などに利用される。
  • 脳血管拡張作用(ネコ)、脳血流量の増加作用(ヒヒ)、脳組織呼吸の亢進作用(モルモット)があり、脳波のelectrical activityの上昇、脳内アセチルコリンの増加作用(ラット)が認められている2)〜4)
  • 心筋収縮力の増加作用(カエル)、低酸素条件下における心筋収縮力低下の軽減作用(モルモット)、冠動脈結紮イヌにおける心筋電解質代謝改善作用が認められている5)〜7)
  • 冠血管拡張作用による冠血流量の増加(イヌ)が認められている8)
  • 蝸牛ラセン靱帯、前庭半規管膨大部等における毛細血管腔の拡張作用(モルモット)が認められている9)
  • 肝障害ウサギにおいてGOT・GPTの改善が認められている10)


有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物(Adenosine Triphosphate Disodium Hydrate)(JAN)

化学名

  • Adenosine 5′-(disodium triphosphate)

分子式

  • C10H14N5Na2O13P3・3H2O

分子量

  • 605.19

性状   

  • 本品は白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、わずかに酸味がある。
    本品は水に溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。

pH   

  • 本品5.0gを水に溶かして100mLとした液のpHは2.5〜3.5である。


★リンクテーブル★
国試過去問088A034
リンク元ATP」「ATP」「ATP-2Na」「adenosine triphosphate disodium」「ATPase
拡張検索アデノシン三リン酸回路」「アデノシン三リン酸マグネシウム」「エテノアデノシン三リン酸」「アデノシン三リン酸二ナトリウム
関連記事アデノシン」「リン」「」「リン酸

088A034」

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ATP」

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ATP

アデノシン三リン酸 アデノシン3リン酸 adenosine triphosphate adenosine 5'-triphosphate


ATP」

  [★] アデノシン三リン酸 アデノシン3リン酸 adenosine triphosphate adenosine 5'-triphosphate


ATP-2Na」

  [★] アデノシン三リン酸アデノシン三リン酸二ナトリウム


adenosine triphosphate disodium」

  [★] アデノシン三リン酸アデノシン三リン酸二ナトリウム


ATPase」

  [★]

ATP hydrolase
アデノシン三リン酸


アデノシン三リン酸回路」

  [★]

adenosine triphosphoric acid cycle
ATP回路 ATP cycle


アデノシン三リン酸マグネシウム」

  [★]

MgATP
アデノシン三リン酸


エテノアデノシン三リン酸」

  [★]

ethenoadenosine triphosphate


アデノシン三リン酸二ナトリウム」

  [★] アデノシン三リン酸


アデノシン」

  [★]

adenosine
6-アミノ-9-β-D-リボフラノシル-9H-プリン, Ado
Adenocard
プリンヌクレオチド


神経伝達物質

代謝産物

  • 運動により筋肉より乳酸、二酸化炭素と共に放出され、筋血管の拡張を引き起こす


薬理

概念

  • 海外では上室性頻拍の薬物治療として用いられる。日本ではATPが用いられる。(用量:ATP 10mg⇔アデノシン6mg (改訂3版 救急蘇生法の指針 2005 医療従事者用))

構造

作用機序

  • アデノシンを結合するGタンパク質共役型受容体に結合→心房、洞房、房室結節でアセチルコリン感受性のK電流を増加→膜の過分極→活動電位持続時間を短縮。
  • Ca電流を減らす

薬理作用

心血管における作用
SP.590

適応

  • 上室性不整脈 (GOO.917)
  • first drug for most forms of stable narrow-complex SVT. Effective to reentry involving AV node or sinus node. AF, AFL, VTは適応外。(Advanced Cardiovascular Life Support Provider manual ISBN 978-1-61669-010-6 p.165)

用法

  • 上室性頻拍:
  • ACLS:アデノシン6mgを急速静注(1-3秒)、次いで生食を20ml入れる。その後、注射した肢を挙上。必要があれば2回目の投与は12mgを1-2分かけて静注。(Advanced Cardiovascular Life Support Provider manual ISBN 978-1-61669-010-6 p.165)
  • PALS:1回目 0.1mg/kgを急速静注/骨髄内投与(max 6mg) 2回目 0.2mg/kgをを急速静注/骨髄内投与(max 12mg)

禁忌

  • 薬剤誘発性の頻拍、二度房室ブロック、三度房室ブロック(Advanced Cardiovascular Life Support Provider manual ISBN 978-1-61669-010-6 p.165)

注意

Advanced Cardiovascular Life Support Provider manual ISBN 978-1-61669-010-6 p.165)
  • テオフィリン・カフェインを摂取・投与されている場合、効果が低下する。
  • ジピリダモール、カルバマゼピン、心臓移植、あるいは中心静脈ルートが確保されている患者では投与量を3mgとする。

副作用

Advanced Cardiovascular Life Support Provider manual ISBN 978-1-61669-010-6 p.165)
  • SVT後に洞徐脈、心室異所性調律(ventricular ectopy)が出現することが多い(common)。

妊婦

Advanced Cardiovascular Life Support Provider manual ISBN 978-1-61669-010-6 p.165)
  • 投与可能


リン」

  [★]

phosphorus P
serum phosphorus level

分子量

  • 30.973762 u (wikipedia)

基準値

血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
  • (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
  • 2.5-4.5 mg/dL (QB)

尿細管での分泌・再吸収

近位尿細管 70%
遠位尿細管 20%
排泄:10%

尿細管における再吸収の調節要素

臨床関連

参考

  • 1. wikiepdia
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3






酸」

  [★]

acid
塩基


ブランステッド-ローリーの定義

ルイスの定義

リン酸」

  [★]

phosphoric acid
PO4

 

  • pKa1=2.12
  • pKa2=7.21
  • pKa3=12.67





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