アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ

出典: meddic

aspartate aminotransferase, AST
グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ glutamic oxaloacetic transaminase GOT
ALT
SOLP → AST = GOT, ALT = GPT


分布

  • ほぼ全ての臓器組織細胞中に分布。特に心臓,肝臓,骨格筋に多い。 (⇔ALTは肝臓に特に多い)

基質

  • 基質特異性は広く,アミノ基受容体にα-ケトグルタル酸を用いると大抵のアミノ酸に作用して脱アミノする。
  • アラニンには作用しない

酵素

http://www.uniprot.org/uniprot/P17174
  • EC 2.6.1.1。
  • 分子量46,248Da

基準値

  • 12-38 U/L(HIM A-3)

意義

  • 急性の肝疾患で高値となる(半減期の短さを反映)。アルコール性の肝疾患や肝硬変でも高値となる。
  • アルコール性肝疾患
  • アルコール性脂肪肝
  • 肝硬変肝癌:慢性肝炎から肝硬変・管癌に進行するとALT優位(AST<ALT)からAST優位(AST>ALT)(特に肝細胞癌ではAST>>ALT)と変化し、値が低下する (LAB.1360)
  • 心筋梗塞、溶血、ショック
  AST ALT
含有量 3 1
局在 心筋、肝臓、
骨格筋、腎臓
赤血球
肝臓、腎臓、
心臓、骨格筋
逸脱しやすさ 逸脱しにくい 逸脱しやすい
血中半減期 2日 6日
肝小葉内の分泌 中心静脈 辺縁



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/11 06:14:05」(JST)

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和文文献

  • 暑熱が泌乳牛の血液成分値に及ぼす影響
  • 生田 健太郎,岡田 啓司,佐藤 繁 [他]
  • 産業動物臨床医学雑誌 1(4), 190-196, 2010-12
  • 泌乳牛が暑熱ストレスを受けた場合,どの血液成分が,どのように変化するかを明らかにすると共に,飼料摂取状況や乳生産性との関連性を検討するため,乳牛45頭を分離給与または完全混合飼料(TMR)給与で飼養管理し,1年間に渡って毎月代謝プロファイルテストを実施した.得られた延べ277頭のデータを給与法毎に適温期と暑熱期(6~9月)に分け,各調査項目を比較した.分離給与では適温期に延べ81頭, …
  • NAID 40018711998
  • 酵素関係(アイソザイムを含む) トランスアミナーゼ「AST(GOT),ALT(GPT)」 (広範囲 血液・尿化学検査,免疫学的検査(第7版・1)その数値をどう読むか) -- (生化学的検査(1))
  • 商業的な収容面積で輸送された肥育素牛のストレス
  • 石渡 俊江,植竹 勝治,江口 祐輔,田中 智夫
  • 日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌 44(2), 171-175, 2008-06-25
  • 本研究の目的は、我が国における商業的に一般的な収容面積(0.7m^2/頭)での輸送における肥育素牛の生理反応を、実験的に設定したより広い収容面積(1.6m^2/頭)での輸送における生理反応と比較することであった。大型の家畜運搬車(最大積載重量13,700kg)による商業的な2回の輸送において各28頭を夏季に使用し、このうち各6頭、合計12頭について調査した。より広い収容面積での実験的な輸送では、中 …
  • NAID 110006792162
  • 泌乳牛における血漿中ビタミンC濃度と血清生化学診断マーカーとの関係(内科学)
  • PADILLA Licza,松井 徹,芝野 健一,片本 宏,矢野 秀雄
  • The journal of veterinary medical science 69(9), 909-913, 2007-09-25
  • 泌乳牛における血漿中ビタミンC濃度と血清生化学診断指標の関連を検討した.ホルスタイン種泌乳牛118頭から1回採血を行い,血漿中ビタミンC濃度ならびにグルコース,β-ヒドロキシ酪酸,遊離脂肪酸,トリアシルグリセリド,総コレステロール,アルブミン,総ビリルビン,アルカリホスファターゼ,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ,γ-グルタミルトランスフェラーゼを測定した.回帰分析により,ビタミンC濃度はグ …
  • NAID 110006388647

関連リンク

2月3日(日)東京大学にてWikimedia Conference Japan 2013を開催します。参加者・ スタッフ募集中! アスパラギン酸アミノ基転移酵素. 出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』. 移動: 案内、 検索. Star of life caution.svg. ウィキペディア は医学的 ...
栄養・生化学辞典 アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼの用語解説 - [EC2.6.1.1]. グルタミン酸-オキサロ酢酸トランスアミナーゼともいう.アスパラギン酸のアミノ基を2- オキソグルタル酸に転移し,グルタミン酸のアミノ基をオキサロ酢酸に転移する可逆反応 を ...

関連画像

青 はケト原性アミノ酸, 赤 は aminotransferase: アスパラギン酸 機械翻訳2にそれぞれAST(アスパラギン酸 新規なアスパラギン酸 15-20%: 175 参照。ASTやALTの他に アスパラギン酸 (aspartic acid にそれぞれAST(アスパラギン酸


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先読みALT
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ALT」

  [★] アラニンアミノトランスフェラーゼ alanine aminotransferase plasma alanine aminotransferase


肝臓」

  [★]

liver
肝臓の病理肝区域
  • 図:N.279-283

発生学的由来

  • 発生第3週の中頃に、前腸末端における内胚葉性上皮芽として現れる。
  • 造血細胞、クッパー細胞、結合 組織細胞は横中隔の中胚葉に由来
  • 肝芽は横中隔(心膜腔と卵黄嚢柄)との間の中胚葉板に進入

肝臓の周辺の膜

肝臓に関係する血管

解剖

  • 体重の約2%。1.2-1.5kg。(YN.B-2)

参考資料

肝臓研究室
http://www.med.kyushu-u.ac.jp/intmed3/medical_3.html

組織

肝臓の病理

体表解剖

  • 第4肋間以下のレベルで貫通する障害を受けたとき、肝臓が損傷する。

肝区域

機能

  • 物質の合成と貯蔵 → (肝障害時)低下:アルブミン、凝固因子、補体、LCAT、コレステロール、コリンエステラーゼ
  • 解毒
  • 血糖コントロール
  • 胆汁の合成分泌
  • 血液循環と濾過
  • 血液循環:肝循環の調整、血清Na, Kの調整 → (肝障害時)腹水、Kプールの減少
  • Kupffer細胞による菌・有害物の貪食 → (肝障害時)易発熱性

薬物代謝 PPC.51

  • phase I: oxidation, reduction
  • phase II: hydrolysis, conjugation

年齢との関連

  • I相:加水分解、酸化、還元 :加齢により低下
  • II相:抱合 :不変

酵素

肝酵素


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.




got」

  [★]

  • v.
  • getの過去形

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「getの過去・過去分詞」

AST」

  [★] アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ aspartate aminotransferase

基準値 QB

AST GOT ≦ 40
ALT GPT ≦ 35


GOT」

  [★] アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ aspartate aminotransferase = glutamic oxaloacetic transaminase

aspartate aminotransferase」

  [★] アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ AST

細胞質型アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ」

  [★]

cytoplasmic aspartate aminotransferase
細胞質型アスパラギン酸アミノ基転移酵素

アスパラギン酸」

  [★]

aspartate, aspartic acid, Asp, D
2-アミノコハク酸 2-aminosuccinic acid
アスパラギン酸カリウム potassium aspartateアスパラギン酸マグネシウム
アミノ酸L-アスパラギン酸


  • 極性。酸性。
  • カルボキシル基(carboxyl group)を有する。
  • アラニンの側鎖にカルボキシル基が付いた形をしている。
  • 側鎖:
-CH2-COOH



アスパラギン」

  [★]

asparagine, Asn, N
アミノ酸


  • 極性。無電荷。
  • アスパラギン酸のカルボキシル基(-COOH)とアンモニア(NH3)が反応してアミド基(-CONH2)を有した形。
  • アラニンの側鎖にアミド基が付いた形
  • 側鎖
-CH2-CO-NH2


アスパラ」

  [★] アスパラギン酸カリウムアスパラギン酸カルシウムアスパラギン酸マグネシウム

アミノトランスフェラーゼ」

  [★]

aminotransferase
アミノ基転移酵素トランスアミナーゼ transaminase


酸」

  [★]

acid
塩基


ブランステッド-ローリーの定義

ルイスの定義



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