- 英
- corneal chemical injury
- 関
- 角膜腐蝕
- 化学薬品による角膜の腐食
- 大きく酸とアルカリによるものがある。
- 酸は凝固壊死を起こすので、腐食の進行は限定的。
- アルカリは融解壊死を来すため腐食が深層に進展しやすい(組織浸透性が高い)。
- 診察:スリットやフルオレセイン染色で角膜表面を観察する。
- 初期治療:患者から問い合わせの段階で、十分な量の水道水で洗顔するように指示して、受診を指示する。眼瞼を反転させて生理食塩水で洗眼する。タリビット眼軟膏を塗布。
- 処方:ヒアレイン点眼 患側眼に点眼 2時間おき、タリビット軟膏 患側眼内に塗り入れる 2時間おき、ロキソニン60mg1T 頓用。点眼してから眼軟膏を使う。
- 眼科外来紹介:夜間救急の場合は翌日の眼科外来受診を指示
- 予後:角膜の混濁が残存した場合には視力低下を来しうる。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 健眼の角膜化学腐食後に弱視眼視力およびコントラスト感度の改善がみられた成人の1例
- 川崎 貴子,末広 龍憲
- 日本災害医学会会誌 = The journal of Japan Accident Medical Association 43(9), 671-674, 1995-09-01
- NAID 10007105697
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- cornea
- 関
- 眼、眼球
発生 (L.378)
- 発生第5週末に眼の原基は間葉に取り囲まれる
- 水晶体の前方に空胞が形成され前眼房を形成する。これにより、前方は角膜、後方は虹彩瞳孔膜が位置することになる
- 前方では表層外胚葉が陥入、くびきとられて角膜の上皮を形成する。
-
- 1. 上皮細胞層:体表外胚葉由来
- 2. 角膜固有層:強膜と連続。おそらく中胚葉由来
- 3. 上皮層 :前眼房と接する。おそらく中胚葉由来
組織
[★]
- 英
- corrosion、erosion、etching、corrode、erode
- 関
- エッチング、浸食、糜爛、腐蝕、侵食、蝕む、食刻、びらん
[★]
- 英
- chemistry、chemical、chemo、chem
- 関
- 化学製品、化学的、化学薬品、ケミカル、ケミストリー
[★]
- 英
- phago、(天文)eclipse
- 関
- エクリプス、覆い隠す