商品名
ロスーゼット配合
会社名
MSD
成分
薬効分類
第2
薬効
高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症を効能・効果とする新医療用配合剤
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. まれな脳腫瘍uncommon brain tumors [show details]
…(Lhermitte-Duclos disease), desmoplastic infantile astrocytoma/ganglioglioma, papillary glioneuronal tumor, rosette-forming glioneuronal tumor, diffuse leptomeningeal glioneuronal tumor, cerebellar liponeurocytomas …
- 2. 便顕微鏡検査に対するアプローチapproach to stool microscopy [show details]
…eggs of Taenia are indistinguishable. D latus has a distinctive proglottid containing a "central rosette" that is visible with or without ink infusion preparation. Hymenolepis nana and H. diminuta can be…
- 3. 頚部顔面の放線菌症cervicofacial actinomycosis [show details]
…with low magnification (10x) They are composed of an internal tangle of mycelial fragments and a rosette of peripheral clubs. The granule is stabilized by a protein-polysaccharide complex and mineralized…
- 4. 妊娠中のRhD同種免疫の予防prevention of rhd alloimmunization in pregnancy [show details]
…respectively ; risk factors (eg, cesarean delivery) will only identify 50 percent of these cases . The rosette test is a qualitative, yet sensitive test for fetomaternal bleeding. We suggest performing this …
- 5. 網膜芽細胞腫:臨床症状、評価、診断retinoblastoma clinical presentation evaluation and diagnosis [show details]
…retinoblastoma include a small round blue cell tumor with Flexner-Wintersteiner rosette formation with clear central lumen , Homer-Wright rosettes, and fleurettes. Pathology is not necessary to confirm the diagnosis…
Related Links
- ロスーゼット配合錠LDの主な効果と作用 高 コレステロール 血症を治療するお薬です。 小腸からのコレステロールの吸収をおさえるとともに、コレステロールの生合成に関与する 酵素 の働きをおさえ、血液中のコレステロールの量を減らす働きがあります。
- 表天 品 名 ロスーゼット配合錠 制作日 MC 2019.4.24 C 本コード 校 作業者印 AC 仮コード 0363V0424209 初校 八井 色 調 スミ アカ トラップ 角度 s35p6 APP.TB 210.0 297.0 【禁 忌(次の患者には投与しないこと)】 本剤の成分に対し
- ロスーゼット配合錠は ゼチーア錠(一般名:エゼチミブ) と、HMG-CoA還元酵素阻害薬の クレストール錠(一般名:ロスバスタチン) の配合錠です。 同様の配合錠(エゼチミブ+HMG-CoA還元酵素阻害薬)としてはアトーゼット配合錠(エゼチミブ+アトルバスタチン)が2017年に承認されています ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 小腸コレステロールトランスポーター阻害剤/HMG-CoA還元酵素阻害剤配合剤
販売名
ロスーゼット配合錠LD
組成
有効成分の名称
含量
- 10mg/2.6mg(ロスバスタチンとして2.5mg)
添加物
- 乳糖水和物、結晶セルロース、ポビドン、クロスカルメロースナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、D-マンニトール、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース
効能または効果
- 高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症
- 本剤を高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症の治療の第一選択薬として用いないこと。
- 適用の前に十分な検査を実施し、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症であることを確認した上で本剤の適用を考慮すること。
- ホモ接合体性家族性高コレステロール血症については、LDLアフェレーシス等の非薬物療法の補助として、あるいはそれらの治療法が実施不能な場合に本剤の適用を考慮すること。
- 通常、成人には1日1回1錠(エゼチミブ/ロスバスタチンとして10mg/2.5mg又は10mg/5mg)を食後に経口投与する。
- 以下のエゼチミブとロスバスタチンカルシウムの用法・用量を踏まえ、患者毎に本剤の適用を考慮すること。
エゼチミブ
- 通常、成人にはエゼチミブとして1回10mgを1日1回食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。
ロスバスタチンカルシウム
- 通常、成人にはロスバスタチンとして1日1回2.5mgより投与を開始するが、早期にLDLコレステロール値を低下させる必要がある場合には5mgより投与を開始してもよい。なお、年齢・症状により適宜増減し、投与開始後あるいは増量後、4週以降にLDLコレステロール値の低下が不十分な場合には、漸次10mgまで増量できる。10mgを投与してもLDLコレステロール値の低下が十分でない、家族性高コレステロール血症患者などの重症患者に限り、さらに増量できるが、1日最大20mgまでとする。
- 原則として、エゼチミブ10mg及びロスバスタチンとして2.5mgを併用している場合、あるいはロスバスタチンとして2.5mgを使用し効果不十分な場合に、本剤LD(エゼチミブ/ロスバスタチンとして10mg/2.5mg)の適用を検討すること。
- 原則として、エゼチミブ10mg及びロスバスタチンとして5mgを併用している場合、あるいはロスバスタチンとして5mg又はエゼチミブ/ロスバスタチンとして10mg/2.5mgを使用し効果不十分な場合に、本剤HD(エゼチミブ/ロスバスタチンとして10mg/5mg)の適用を検討すること。
- クレアチニンクリアランスが30mL/min/1.73m2未満の患者にロスバスタチンカルシウムを投与する場合には、ロスバスタチンとして2.5mgより投与を開始し、1日最大投与量はロスバスタチンとして5mgとする。〔「慎重投与」及び「薬物動態」の項参照〕
- 特にロスバスタチンとして20mg投与時においては腎機能に影響があらわれるおそれがある。本剤にロスバスタチンを追加した場合等、ロスバスタチンとして20mg投与開始後12週までの間は原則、月に1回、それ以降は定期的(半年に1回等)に腎機能検査を行うなど、観察を十分に行うこと。
慎重投与
- 腎障害又はその既往歴のある患者〔ロスバスタチンは、重度の腎障害のある患者では血中濃度が高くなるおそれがある。一般に、HMG-CoA還元酵素阻害剤投与時にみられる横紋筋融解症の多くが腎機能障害を有する患者であり、また、横紋筋融解症に伴って急激な腎機能悪化があらわれることがある。(「用法・用量に関連する使用上の注意」及び「薬物動態」の項参照)〕
- アルコール中毒患者、肝障害又はその既往歴のある患者〔エゼチミブでは肝機能障害の程度に応じて血漿中薬物濃度の上昇が認められた。(「薬物動態」の項参照)ロスバスタチンは主に肝臓に分布して作用するので、肝障害を悪化させるおそれがある。また、ロスバスタチンでは、アルコール中毒の患者で横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。(「禁忌」及び「薬物動態」の項参照)〕
- フィブラート系薬剤(ベザフィブラート等)、ニコチン酸、アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾール等)、マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン等)を投与中の患者〔一般にHMG-CoA還元酵素阻害剤とこれらの薬剤との併用により横紋筋融解症があらわれやすい。(「相互作用」の項参照)〕
- 糖尿病患者〔エゼチミブでは空腹時血糖の上昇が報告されている。〕
- 甲状腺機能低下症の患者、遺伝性の筋疾患(筋ジストロフィー等)又はその家族歴のある患者、薬剤性の筋障害の既往歴のある患者〔ロスバスタチンでは横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。〕
- 高齢者〔「高齢者への投与」の項参照〕
重大な副作用
過敏症
(頻度不明)
- アナフィラキシー、血管浮腫、発疹を含む過敏症状があらわれたとの報告があるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
多形紅斑
(頻度不明)
- 多形紅斑があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
横紋筋融解症
(頻度不明)
- 筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような場合には直ちに投与を中止すること。
ミオパチー
(頻度不明)
- ミオパチーがあらわれることがあるので、広範な筋肉痛、高度な脱力感や著明なCK(CPK)の上昇があらわれた場合には投与を中止すること。
免疫介在性壊死性ミオパチー
(頻度不明)
- 免疫介在性壊死性ミオパチーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝炎、肝機能障害、黄疸
(いずれも頻度不明)
- 肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、定期的に肝機能検査等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
血小板減少
(頻度不明)
- 血小板減少があらわれることがあるので、血液検査等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
間質性肺炎
(頻度不明)
- 間質性肺炎があらわれることがあるので、長期投与であっても、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
末梢神経障害
(頻度不明)
- 四肢の感覚鈍麻、しびれ感等の感覚障害、疼痛、あるいは筋力低下等の末梢神経障害があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 本剤は小腸でのコレステロール及び植物ステロールの吸収を選択的に阻害するエゼチミブと、コレステロールの生合成を阻害するロスバスタチンの配合剤である。
エゼチミブ
作用機序
- エゼチミブは食事性及び胆汁性コレステロールの吸収を阻害する。エゼチミブの作用部位は小腸であり、ハムスター等を用いた動物試験において、小腸でのコレステロールの吸収を選択的に阻害し、その結果、肝臓のコレステロール含量を低下させ、血中コレステロールを低下させた42)〜45)。エゼチミブは小腸壁細胞に存在する蛋白質(Niemann-Pick C1 Like 1)を介してコレステロール及び植物ステロールの吸収を阻害する46)〜48)。このことから、エゼチミブの作用機序は他の高脂血症治療剤(HMG-CoA還元酵素阻害剤、陰イオン交換樹脂、フィブラート系薬剤、植物ステロール)とは異なる。18例の高コレステロール血症患者を対象とした海外の臨床薬理試験において、エゼチミブは2週間の投与によりコレステロール吸収をプラセボ群に比し54%阻害した49)。
エゼチミブは小腸でのコレステロール吸収阻害により肝臓のコレステロール含量を低下させるが、肝臓でのコレステロールの生合成が代償的に亢進する。コレステロールの生合成を抑制するHMG-CoA還元酵素阻害剤との併用により、血中コレステロールが相補的に低下することが、イヌを用いた試験44)及び海外の高コレステロール血症患者を対象とした試験50)〜52)において示された。
また、ラット等において、エゼチミブはコレステロール及び植物ステロールの吸収を選択的に阻害するが、脂肪酸、胆汁酸、プロゲステロン、エチニルエストラジオール並びに脂溶性ビタミンA及びDの吸収には影響しなかった42)。
血中コレステロール低下作用
- 高脂飼料負荷イヌ44)及びアカゲザル45)を用いて、エゼチミブのコレステロール低下作用を検討した。エゼチミブは反復混餌投与により血漿総コレステロールの上昇を抑制した。
粥状動脈硬化病変進展抑制作用
- 高脂飼料負荷ウサギ42)を含む各種粥状動脈硬化モデル43)において、エゼチミブは反復混餌投与により、大動脈又は頸動脈の粥状動脈硬化病変の進展を抑制した。
ロスバスタチン
- ロスバスタチンは、肝臓内に能動的に取り込まれ、肝臓でのコレステロール生合成系の律速酵素であるHMG-CoA還元酵素を選択的かつ競合的に阻害し、コレステロール生合成を強力に抑制する。その結果、肝臓内のコレステロール含量が低下し、これを補うためLDL受容体の発現が誘導される。このLDL受容体を介して、コレステロール含有率の高いリポ蛋白であるLDLの肝臓への取り込みが増加し、血中コレステロールが低下する。ロスバスタチンは、肝臓では主として能動輸送系を介して取り込まれ53)、脂質親和性が比較的低いため、能動輸送系を持たない他の臓器には取り込まれにくく、肝特異的なHMG-CoA還元酵素阻害剤であると考えられる。
作用機序
HMG-CoA還元酵素阻害作用54)
- ロスバスタチンは、ラット及びヒト肝ミクロソーム由来のHMG-CoA還元酵素及びヒトHMG-CoA還元酵素の触媒ドメインに対して阻害作用を示した。
肝コレステロール合成阻害作用54)
- ロスバスタチンは、ラット肝細胞のコレステロール合成を用量依存的に阻害した。また、その阻害作用は、他のHMG-CoA還元酵素阻害剤に比べて長期間持続した。
LDL受容体誘導作用55)、56)
- ロスバスタチンは、ヒト肝臓由来肝細胞のLDL受容体mRNAの発現を誘導し、ラットで肝臓でのLDL受容体発現を増加させた。
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- compound、combination、mixture、compound
- 関
- 化合物、組み合わせ、混合、混合物、コンパウンド、複方、併用、化合、合併、コンビネーション、組合せ