- 英
- EF hand
- 関
- カルモジュリン、トロポニンC、カルシウムイオン
WordNet
- the 5th letter of the Roman alphabet (同)e
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/10/07 05:01:38」(JST)
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4つのEFハンドモチーフを持つカルモジュリン。カルシウムイオンは青で、αヘリックスはオレンジで、βシートは緑で色付けしてある。
EFハンド(EF Hand)はタンパク質の二次構造のモチーフの1つである。互いにおよそ垂直になっている2つのαヘリックスからなり、しばしばカルシウムイオンを結合した、12アミノ酸残基程度の短いリンカーループで繋がっている。名前は、3つのEFハンドモチーフを持ち、カルシウム結合活性により筋肉の弛緩に関わっていると見られるパルブアルブミンの古い名前に由来する。EFハンドはシグナル伝達タンパク質のカルモジュリンや筋肉に含まれるトロポニンCでも見られる。
配列の特徴
カルシウムイオンはタンパク質の主鎖にも、アスパラギン酸やグルタミン酸など構成アミノ酸の側鎖にも結合する。EFハンドモチーフは配列の条件が初めて詳細に分析された構造モチーフとなった。ループ部分の5残基がカルシウムと結合し、ここにはアスパラギン酸やグルタミン酸などの酸性アミノ酸が非常に現われやすい。ループ中の6番目の残基は主鎖の立体配置からの要請でグリシンでなければならない。残りの残基は疎水性アミノ酸であることが多く、疎水効果で2つのヘリックスを強固に結び付けている。
αヘリックスのこれ以外のカルシウム結合モチーフとしては、ドッケリンドメインが知られている。
外部リンク
Calcium Binding: EF-Hand Domain(日本語)
参考文献
- Branden C, Tooze J. (1999). Introduction to Protein Structure 2nd ed. Garland Publishing: New York, NY.
タンパク質の二次構造 |
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ヘリックス |
310ヘリックス - αヘリックス - ωヘリックス - πヘリックス - βヘリックス - ポリプロリンヘリックス - コラーゲンヘリックス
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平面構造 |
βシート - ターン - βヘアピン - βバルジ - αシート
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超二次構造 |
コイルドコイル - ヘリックスターンヘリックス - EFハンド
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←一次構造
三次構造→
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 3P039 ラットS100蛋白質中疑EFハンドの金属結合特性(蛋白質(構造・構造機能相関),ポスター発表,第45回日本生物物理学会年会)
- 新規カルシウム結合蛋白質によるNa〔+〕/H〔+〕交換輸送体の機能制御機構
- Development of a structure based protein function prediction method: Calcium binding protein
- 浅岡 丈生,安藤 格士,目黒 俊幸,山登 一郎
- Chem-Bio Informatics Journal 3, 96-113, 2003
- … 研究対象として、立体構造情報及びその機能情報が充実しているEFハンドCa<SUP>2+</SUP>結合タンパク質について解析を行った。 … その結果、EFハンドCa<SUP>2+</SUP>結合部位とその他の局所構造に分類することが可能となった。 …
- NAID 130004138148
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