メタヨードベンジルグアニジン
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- 資料5-3 3-ヨードベンジルグアニジン(131I)製剤の取扱いについて 1.これまでの経緯 3-ヨードベンジルグアニジン(131I)(以下「131I-MIBG」という。)に関して、 第2 回開発要望募集において、別添1のとおり要望が提出されている。
- 心シンチグラフィによる心臓疾患の診断 腫瘍シンチグラフィによる下記疾患の診断 神経芽腫,褐色細胞腫 ... 心シンチグラフィ 111MBqを静脈より投与し、約15分後以降に心シンチグラムを得る。 必要に応じて、3~6時間後の心 ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ミオMIBG-I 123注射液
組成
- 1シリンジ(容量1.5mL)中3-ヨードベンジルグアニジン(123I) 放射能として111MBq(検定日時)
3-ヨードベンジルグアニジンとして0.03〜0.10mg
添加物
- 氷酢酸 適量、酢酸ナトリウム水和物 適量、塩化ナトリウム 適量
効能または効果
- 心シンチグラフィによる心臓疾患の診断
- 腫瘍シンチグラフィによる下記疾患の診断
- 神経芽腫、褐色細胞腫
心シンチグラフィ
- 通常、成人には、本品111MBqを静脈より投与し、約15分後以降にガンマカメラを用いて心シンチグラムを得る。
必要に応じて、3〜6時間後の心シンチグラムを得る。
必要に応じて、運動負荷時投与の心シンチグラムを得る。
なお、投与量は、年齢、体重により適宜増減する。
腫瘍シンチグラフィ
神経芽腫
- 通常、小児には、400MBqを最大用量として200〜400MBq/1.7m2(体表面積)を静脈より投与し、6時間後及び24時間後にガンマカメラを用いて腫瘍シンチグラムを得る。
必要に応じて、48時間後の腫瘍シンチグラムを得る。
また、通常、成人への投与量は、200〜400MBqとし、年齢、体重により適宜増減する。
褐色細胞腫
- 通常、本品111MBqを静脈より投与し、24時間後にガンマカメラを用いて腫瘍シンチグラムを得る。
必要に応じて、6時間後及び48時間後の腫瘍シンチグラムを得る。
なお、投与量は、年齢、体重等により適宜増減するが、222MBqを上限とする。
- シリンジ入り製品使用方法
- シールを取り、鉛容器の蓋をはずす。
- シリンジが鉛容器に入ったままの状態でプランジャーロッドをねじ込む(図1)。
- プランジャーロッドを持って鉛容器から取り出す(図2)。
- シリンジの先端のゴムキャップをはずし、両頭針の短い方を取りつける。このとき長針側先端のカット面が投与時に上を向くように取りつける(図3)。
- 患者に投与する(図4)。
〔注意事項〕
- ○両頭針を取りつける際、プランジャーロッドを押さないようにして下さい。
- ○シリンジ中にごくわずかに気泡が含まれている場合があります。注射液を投与してもこの気泡は通常シリンジ内に残りますが、誤って投与することのないよう気泡の位置に注意しながら投与して下さい。
〔廃棄の方法〕
- 注射針にカバーをつけた後、針をはずす。次にプランジャーロッドを取りつけた時と逆の方向に回し、取りはずす。
フランジキャップを回して取りはずし、シールドからシリンジを抜取り廃棄する。
慎重投与
- 本品の成分又はヨードに対し、過敏症の既往歴のある患者。
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー
- まれに(0.1%未満)ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
ヨウ素123(123I)の核物理学的特性
物理的半減期
主なγ線エネルギー
- 159 keV(83.3%)
529 keV(1.4%)
27.4 keV(71.5% Te-Kα)
減衰表
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- metaiodobenzylguanidine, MIBG, iobenguane
- 同
- 3-ヨードベンジルグアニジン 3-iodobenzylguanidine
- 関
- 放射性医薬品
- 131I-メタヨードベンジルグアニジン 131I-MIBG
- 123I-メタヨードベンジルグアニジン 123I-MIBG
- グアニジン
[★]
3-ヨードベンジルグアニジン
- 関
- MIBG
[★]
- 英
- (フェニルメチル基)benzyl、benzylic
- 関
- ベンジリック
[★]
- 英
- iodine、iodo
- 関
- ヨウ化、ヨウ素