- 50歳の女性。半年前からの頻尿と尿失禁とのため来院した。3年前からうつ症状があり、複数の向精神薬を服用している。下腹部正中に緊満した半球状の腫瘤を触知する。尿失禁のタイプで可能性が最も高いのはどれか。
- a. 切迫性
- b. 真性
- c. 腹圧性
- d. 機能性
- e. 溢流性
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 22歳の女性。脱力感と手のしびれとを主訴に来院した。意識は清明。身長160cm、体重38kg。体温36.5℃。脈拍76/分、整。血圧94/50mmHg。浮腫を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)、沈渣に異常を認めない。血液所見:赤血球390万、Hb13.2g/dl、Ht36%、白血球7,000、血小板30万。血清生化学所見:総蛋白7.0g/dl、アルブミン4.5g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン0.8mg/dl、総コレステロール160mg/dl、トリグリセライド90mg/dl、AST21単位、ALT18単位、γ-GTP30単位(基準8~50)、Na147mEq/l、K2.5mEq/l、Cl101mEq/l、Ca9.0mg/dl、P3.0mg/dl、Mg1.2mg/dl(基準1.6~2.6)。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.48、PaO2 96Torr、PaCO2 47Torr、HC03- 34mEq/l。血漿レニン活性7ng/ml/時間(基準1.2~2.5)、アルドステロン50ng/dl(基準5~10)、尿中カルシウム・クレアチニン排泄比0.1以下(基準0.1~0.2)。最も考えられるのはどれか。
[正答]
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[★]
- 72歳の男性。数か月前から両下肢のしびれと排尿困難とが出現し、徐々に症状が悪化してきたため来院した。神経学的所見では両下肢に筋力低下と表在感覚鈍麻とを認める。導尿で300mlの残尿を認めたが尿所見に異常はなかった。血液所見:赤血球360万、白血球6,300、血小板20万。血清生化学所見:尿素窒素35mg/dl、クレアチニン1.5mg/dl、Na141mEq/l、K5.0mEq/l、Cl119mEq/l、アルカリホスファターゼ610単位(基準260以下)。PSA470ng/ml(基準4.0以下)。腰椎エックス線単純撮影で第4腰椎に圧迫骨折を認める。骨シンチグラフィで第4腰椎と左右の肋骨の数か所とにhotspotを認める。前立腺生検の結果は、低分化腺癌であった。
- 優先すべき治療はどれか。
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
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